淀川伐木工事

2021年2月11日

今年も天気のいい日は淀川堤防まで午後か夜に散歩しています。1月末に淀川堤防へ散歩に行ったら、風景が少し変わっているのに気がつきました。水面がよく見えています。よく見ると、河川敷(高水敷)の端の柵の向こうの低水路側の水辺の木々が伐採されていました。まだ重機が動いています。

1月4日(上)と1月30日(下)の写真を比べてみます。どちらも河口から14.6kmの標識の場所からの風景です。

河川敷に降りていくと、柵に張り紙がありました。

1月14日から3月31日までの工期で、太子橋・守口地区だけの伐木工事のようです。

2月7日には重機で刈り取った残骸を集めていました。この動画は無音です。

夜の散歩での写真を比べてみると、大阪市街の灯りが水面に映っている量がかなり違います。

水辺で成長した実生の木々は数年でとても大きく成長しています。パスカルと朝の散歩に来るようになった2013年の写真ではほとんど木々は見当たりません。

2017年10月の増水時(高水敷が冠水)の写真ではすでに木々が高く続いていることがわかります。

2019年5月の状態です。

今回の伐採でこれくらいの切り株が多く残っていました。

実生の雑木であっても、これだけの林になってくると、柵沿いに散歩していて気持ちはいいものでした。ゴミがそこかしこに捨てられているのは興ざめでしたけど、このままでいいように思っていたので、伐採されたのは少し驚きでした。これでウグイスは来てくれるのでしょうか。

たぶん、こういう木々が増水時に流されると、下流、特に可動堰の淀川大堰や毛間の閘門に支障をきたすので、10年程度で伐採しているのかもしれません。そうであれば、残念な気分ですが仕方ありません。