Bachmann 38-ton Shay

Bachmann(バックマン)製のGゲージ機関車、シェイ(38-ton 2-truck Shay)です。

シェイ(Shay)という形式の機関車は、アメリカ人のEphraim Shayが1877年ころに発明し、シェイ氏の特許の元でLima(ライマ)社が主に製造していました。機関車中央部に置かれた蒸気機関のピストン上下運動を回転運動に変えて、前後の台車にシャフトとギヤ(傘歯車)で動力を伝達して走ります。ギヤ式機関車という分類です。

片側にだけピストンが並んでいて、左右が非対称の面白い機関車です。すべての台車の全輪駆動なので勾配と曲線に強く、用途は森林業です。

中央にあるピストン部分だけのアップ写真です。自動車に使われるレシプロエンジンのような、面白い仕組みです。ピストンの下に前後の台車に回転を伝達するシャフトが見えています。

台車への動力伝達部分です。笠歯車が見えています。

まあ、電動模型ですから、動力伝達の方向は逆で、モーターはそれぞれの台車に組み込まれていて、シャフトとピストンを動かしています。

左右が非対称になっている雰囲気を眺めてみます。
正面です。

ボイラーが右に寄っています。最初の写真がピストンのある側面でしたので、逆の側面です。

こちら側には複雑な機構はありません。ランニング・ボード(ボイラー横の通路:歩み板)の下にホースが取り付けられています。これは自力で水を汲むためのようです。

シェイ機関車は、重さと、連動して駆動される台車(truck)の数で分類されていて、この機関車は38-ton 2-truck いう中くらいのサイズです。小さいのは6トンから、大きいのは160トンまで、2台車から4台車まで、総計2,770両が製造されたそうです。

シェイ機関車の実物を見たことはありませんが、シェイの後に開発されたギヤ式機関車で、モト・グッツィ(Moto Guzzi)のオートバイみたいなV型シリンダーが特徴のハイスラー(Heisler)機関車は、1982年にワシントン州のレイニエ山の景観鉄道(Mount Rainier Scenic Railroad)で触らせてもらったことがあります。この機関車は3つの台車を駆動しています。

現在、この鉄道にはギヤ式の機関車(シェイ、クライマックス、ハイスラー)が揃っているようですが、当時はハイスラーしか見かけませんでした。BachmannはハイスラーのGゲージ模型も出していましたが、すでに廃版となっていて入手困難でした。

Ely-Thomas Lumber Co.という会社の6番機関車は、1927年にLima社が製造し、いくつかの会社を転々として、1947年にEly-Thomas Lumber Co.が購入したようです。その後、1955年以来、ニュージャージー州の交通博物館が保管しており、現在は修理を待っているようです。

Lima社が製造したシェイ機関車が日本の森林鉄道でも走っていたことがあるようです。「日本における森林鉄道用蒸気機関車について」(小熊米雄 北大農学部演習林 1961)を読むと、1907年(明治40年)製造の13トン級シェイ機関車が1908年に津軽森林鉄道に配置され、期待はずれの性能だったことが紹介されています。

小熊氏が関係者から聞き取りした内容が面白いので、引用します。
「この機関車はボギー式になっていて、 当時においては珍らしいものであって、 これは牽引力が強大で山地急曲線が円滑であるという理由で試験的に採用されたが,使用の結果は駿走軽快ならず,且っシリンダが1側にあって垂直に動き,枕木を損傷するとか,小砂が飛び込むとか色々取扱い上苦情が多く」、また「運材列車は1回牽いたが,丸太が抜けたので,その後は専らバラス撒布に使った」

その後、1918年に高知県の高知大林区署へ移管されたこと、高知でも期待はずれの性能だったこと、1925年に廃車されたこと、などが記されています。なお、途中で台湾の阿里山に移った可能性も指摘されています。

日本では期待はずれの機関車だったようで、日本の線路や整備などが性能を発揮させられなかったのか、よくわかりませんが、アメリカではそれなりの評価が得られており、現在も少なくとも116両が保存されているようです。

この模型を作っているBachmannはフィラデルフィア発祥ですが、現在は中国(香港)系のメーカーで、アメリカ車両を中心に、Nゲージ、HO、そしてこのサイズも作っている、メルクリンに対抗しようとしている勢力と言われていましたが、まあ、低価格路線です。そのことから、当鉄道のHOではDCCの分岐器はすべてBachmann製にしています。

このサイズは一般にはGゲージと呼ばれていますが、BachmannはLarge Scale(Big Hauler)と呼んでいます。元来のGゲージであるLGBの縮尺1/22.5に対して、Bachmannは縮尺 1/20.3で、一回り大きいサイズです。

購入当時(今世紀初頭)、Bachmannの車両模型は、評判はそれほど悪くないのに、なぜかアメリカの多くの模型店で定価の5割引以上という価格設定になっていました。これはeBayでの購入でしたが、本体271ドル+送料25ドルで、NかHOの機関車なみの値段でした。

まあ、LGBのがっちりした作りと比べると、簡易で安っぽい感じを受けますが、精度は悪くありません。今でも、他のメーカーと比べると値引率は高いようです。Bachmannのこのモデルは廃版となって、現在は55-ton 3-truckのシェイが高価な値付けで出ています。

届いたシェイはとても大きく、重く(4.4kg)、そして華奢でした。華奢というのは、全体のサイズ・重さからすると、プラスチックのパーツが細かく薄いという意味です。LGBなら厚いプラスチックで作っているようなところが薄いので、スケール感はあるものの、手で持つときに気を遣います。その分、LGBなら省略しているようなパーツが造り込まれています。基本はプラスチックですが、金属パーツやゴム、糸なども使っているところがあります。

サウンド・デコーダとしてESU社のLoksound XLがシェイのサウンドをライブラリとして持っていたため、DCC化するのはとても楽で、スピーカーもデコーダーも炭水庫の中に入れました。

スピーカーです。

なかなか迫力あるサウンドです。ここでコントロールしているのは、Android用のアプリ「Ecos Controller」です。とても便利です。以下の動画は音が出ます。

前照灯と尾灯はLEDでしたが、色味が悪いので取り替えて、運転室灯をLEDにして針金でカバーを取り付けました。

この模型の連結器にはバックマン式の自動連結器が取り付けられていました。

でも、LGBの車両も牽引させるので、LGBの連結器(簡単なカプラー)に取り替えました。

これでLGBの連結切り離し機も利用できます。LGBのカプラーはオモチャっぽいのですが、これはこれで嫌いではありません。

走行中の動画です。

札幌の庭木で作った木材がありますので、近いうちに貨車に積み込んで走らせる予定です。

 

LGB 2018D 2-6-0 Mogul

20年くらい前でしょうか、Gゲージという大きなサイズの鉄道模型を知りました。写真のみで模型の実物に触れたことはなく、試しに中古をアメリカのeBayで購入したのが、LGB(Lehman Groß Bahn:レーマンの大きな鉄道)製のモーガル(Mogul: アメリカの蒸気機関車)です。

モーガルは、2-6-0という車輪配置(先台車が1軸、動輪が3軸で、1Cとも呼ばれます)になっているテンダー機関車の呼称です。アメリカで1860年頃に生産が始まり、1910年頃まで1万1千両ほども製造されたそうで、名機と言えるでしょう。2-6-0+テンダーという機関車はアメリカに限らず、英国や日本でも製造されていますが、モーガルと言えばアメリカ、というイメージがあります。

モーガルという名前は生産開始直前まで続いていたムガール帝国から来ているようで、「おおもの」という雰囲気の意味です。これは当時の機関車としては牽引力が強かったことからのようです。

アメリカ製モーガルはかつて北海道で走っていて、開拓使時代の北海道の鉄道には欠かせない機関車でした。明治初期、札幌の北東にある幌内(ほろない:現在は三笠市幌内町)に優良な石炭が発見されて、その運び出しに鉄道線路が計画されました。そして、明治13年(1880年)に小樽港のある手宮から札幌までの区間が開通し、アメリカ人技師クロフォードが買ってきたポーター社製のモーガル2両が走り始めました。愛称は義経と弁慶です。

現在、義経は大阪弁天町の交通科学博物館から京都の梅小路蒸気機関車館(現・京都鉄道博物館)に移り、弁慶は神田万世橋の交通博物館からさいたま市の鉄道博物館に移りました。義経・弁慶の後に輸入された「しづか:静」は小樽交通記念館(現・小樽市総合博物館)に置かれています。

LGBは1968年にレーマン氏が設立したドイツの模型会社ですが、アメリカ車両を多く出していて、アメリカで相当の人気になっていました。今世紀に入ってから倒産の話が出てきて、予備パーツを買い込むなど、慌てましたが、2007年からメルクリン社のブランドとして復活しました。メルクリンも怪しくなりましたが、その後は落ち着いているようです。

LGBの車両は1/22.5という縮尺、軌間(線路幅)は45mm、会社名のGroßからGゲージと呼ばれていて、名前の通り大きな模型です。庭で走らせるために、電動ではありながら、雨に強い構造になっています。そのことから、車体の素材は厚めのプラスチック(樹脂素材は年代によって違うようです)でできていて、かなりの省略とデフォルメをしていますので、子ども向けのように見えますが、大きくて重い(4.1kg)ので、大人でも持ち上げるのはたいへんです。

銘板です。1884年のクック社製となっています。

ランニング・ボード(ボイラー横の歩み板)の裏にシールが貼ってあります。

LGB25周年のシールなので、1993年頃の製品なのでしょう。このLGBモーガル(型番:2018D)は1985年に出て、現在は廃版になっています。

変なところはいろいろあるようです。テンダーに薪を積んで、機関助手が運んでいる姿は可愛いのですが、製造された段階のモーガルは石炭のみを使い、薪を燃やす車両は存在しなかったそうです。保存車輌としては重油方式に改造されている場合があります。

この型番2018DのモデルはCooke社が鉄道会社DSP&P(Denver, South Park and Pacific Railroad)のために製造したそうです。Denver & Rio Grandeの鉄道名は、2018D発売後にいくつかの鉄道名のバージョンが売り出された一つです。初期のDSP&Pモデルではありませんが、カラーリングが好みという理由で選びました。

仮想的な姿とは言え、このモーガルはLGBらしい雰囲気が濃厚です。この車両を触るまでは、1番ゲージ(1/32)やHOゲージ(縮尺1/87)あたりの精巧さが好みだったのですが、Gゲージの楽しさからも離れられなくなりました。

最初はDCの電圧制御で始めました。LGBの線路や分岐器など一揃いをアメリカ通販で購入しましたが、制御器は自作しました。お気に入りのゼロセンター電圧計(中央がゼロで左がマイナス、右がプラスに振れます)は東京の小さな計器メーカーで作っていたものです。この制御器は分解したので、電圧計はNゲージ用に再利用しています。小さなトグルスイッチは分岐切替マシン用です。

後ろからの写真です。上に飛び出しているのは自動車用の手元照明を組み込みました。

15Vまで3Aの仕様で、少し電圧が低い目でしたが、部屋の端から端までの直線往復だけだったので、十分でした。

その後、機関車からサウンドを出す話題を知り、Phoenix社製のサウンドボード「BigSound 2K2」を注文し、テンダーに組み込みました。テンダーの底にはスピーカーの形の枠取りがありますが、穴は開いていませんでした。手前に置いているのがBigSound 2K2です。

この時までに、テンダー後部のカプラー(連結器)をKadee製品に替えていました。LGBのカプラーがおもちゃっぽかったからですが、その後、LGBらしさがいい、と思って戻しました。

DC仕様のサウンドボードには充電池が付いています。機関車が停止(電圧がゼロ)しても、何らかのサウンドを出すためです。写真の黄色いのが充電池です。

DC仕様では制御器で汽笛や鐘のサウンドを鳴らすことができないので、磁石でオンオフするリードスイッチを多用します。たとえば、機関車のピストンに合わせた音は、動輪の軸に磁石を貼り付けて、それにリードスイッチが反応して鳴らします。これはタイミングが正確なので、DCC仕様でも使う方法です。

次の写真は、ドリルでテキトーにスピーカー用の穴を開けた後、テンダーの車輪に機関車のブラスト音を出す磁石とリードスイッチを取り付けてみたところです。この車輪は動輪より小さいので、正確なタイミングにはなりませんが、機関車との配線がうまくできなかったためです。この頃は配線ケーブルとコネクターのレパートリーがありませんでした。

機関車の裏面です。

左が前です。第1動輪と第2動輪の間に金属板が付いています。これは集電板で、LGBの動力車の特徴です。電気を左右の車輪からだけではなく、この金属板を線路に接触させて、確実に集電できるようにしています。
右端の第3動輪の間にリードスイッチを2つ付けました。汽笛用と鐘用です。これらは線路の間に磁石を取り付けて、その場所を通るときに鳴るようにしました。

このように、DC仕様ですと、サウンドの自由度が低いように思いますが、汽笛や鐘は規則で決められた場所で鳴らしますし、また、2K2は入力電圧変化でサウンドパターンが変化するようなプログラムが入っているので、なかなか面白いものです。

2005年には、車両のDCC化を進めましたので、モーガルにESU社のDCCボードLokPilot XLを組み込みました。

BigSound 2K2のボードをテンダーから移し、LokPilot XLと一緒に機関車のボイラーの中に押し込みました。上がLokPilot XL、手前がBigSound 2K2です。

テンダーの中がスピーカーだけになってすっきりしましたが、今なら、2枚のボードをテンダーに入れたでしょうね。機関車のボイラー内部はギリギリの容量でした。

テンダー車輪に取り付けていた動輪回転同期用のリードスイッチも動輪に移しました。
ついでに、運転席に室内灯を取り付けました。これだけがLEDです。

以上で、初めてのDCC化は完了です。

この記事を書く機会に久しぶりに掃除と整備をしました。
動輪はけっこう汚れていました。

機関車の先頭にあるフラッグポールが剥げていました。

LGBは金色にメッキしている樹脂パーツが多く、経年変化でどうしても剥げてきます。買い置きがあったので交換して、きれいになりました。最近はメッキ風塗料があるので、その準備もしています。

以下は、現在のレイアウトでの走行動画です。すべて音が出ます。

ヤードを出発します。

牽引しているのは、LGBの客車と大型カブース(客室付き車掌車)です。モーガルが出る前のアメリカン(4-4-0)型という西部劇に出てくる機関車のほうがぴったりかもしれません。
客車の内部です。初めて車両に室内灯とフィギュアを入れました。室内灯の取り付けが荒っぽいです。

このサイズの模型になると、客車内にトイレとストーブまで置かれています。

フィギュアを入れると、なかなか楽しいものです。

トンネルから出てくるところです。

最後は、駅に到着です。

これらの動画では、速度しか手動制御していません。汽笛などの音はBigSound 2K2に組み込まれている速度感知プログラムで鳴っています。

このBigSound 2K2はLGBのモーガル用サウンドというので選んだのですが、汽笛音が迫力ありすぎ(和音構成)と感じていました。調べてみたら、ニューメキシコ州にあるCumbres and Toltecという保存鉄道の4-6-0あたりの機関車からの録音だとわかりました。

アメリカの保存鉄道でモーガルが走っているのをYoutubeでチェックしたら、けっこう2K2と同じような汽笛が鳴っていました。その後、Phoenixのサイトに別のモーガルのサウンドが加わりましたが、その汽笛音は単純な昔風(単音か二音)でした。

小樽のアイアンホース号や、京都で二度目の復活を果たした義経の汽笛は昔風の単音です。このあたりがオリジナルなのでしょうか。まあ、汽笛もいろいろあるようで、現在のサウンドに慣れてしまっているので、これはこれでいいことにします。

LGBモーガルは当模型鉄道での車歴がそろそろ20年になりますが、現在も快調に走っています。

HOトンネル内壁

以前に1・Gのトンネルの内壁を作って、車両搭載のカメラによる動画を楽しんでいます。車両搭載のカメラによる動画はレイアウトの不備チェックになり、整備のポイントを知ることもできます。でも、HOはそのままになっていました。

FPV(運転席カメラからの無線中継)の検討も続けていますが、その意味でも、トンネル内壁を作っておく必要があります。いずれ、無線で映像送信という場合でも、電波を遮らないために、紙で作ることにしました。

現状のトンネル内部です。入口のポータルから窓の一部や棚の支えが丸見えです。

内部の中央付近です。

出口付近です。

これらの写真はビデオ映像からの切り抜きです。ビデオを写した車両はこういう構成です。

押している機関車はF40PHで、前の貨車は半世紀以上前に買ったカツミのブリキ製品です。無蓋貨車にSONYのHDR-AZ1という小型カメラを載せています。AZ1は生産終了になりましたが、とても小さくて、Nゲージにも使えそうです。1・Gなら、運転席に載せることができます。wi-fi機能がありますが、とてもFPVを実現するほどの送信出力はありません。

トンネル内壁の素材はボール紙です。
1・Gと同様に曲線部分のトンネルなので、天井を円くするのは面倒です。今回は安直に四角にしてしまいます。できるだけ継ぎ目を少なくして、パテ塗りなどを省こうという計画です。

HOの曲線部分に使っている基板に沿って天井を切り出し、側壁はトンネル・ポータルの高さ(+糊しろ)に合わせます。

側壁に天井を貼る切り込みを入れていき、それに天井を貼り付けます。

側壁の下側に補強の紙を貼り付けました。下に置いているのが曲線部の基板です。

置いてみました。だいたい予想通りです。

これを2つ作って、つなぎ合わせました。トンネル・ポータルの形に沿って、すこし天井を円くしました。内部チェックのカメラ列車が待機しています。

横のカバーを閉じてから、チェック走行したカメラ列車の動画です。音が出ます。

だいたい、滑らかな壁が写るようになりました。音がトンネルらしく、くぐもって聞こえています。
逆方向の動画です。これも音が出ます。

少し光の漏れがあること、つなぎ目がわかること、出入口のポータルと内壁とのズレがあることなどが気になりますが、いずれ補修する予定です。

 

レイアウト監視カメラ

2017年6月3日

三段構造のレイアウトは、一番上のNゲージ以外、なかなか見通しが利きません。いろいろと考えつつ、昨年(2016年8月)、しまい込んでいたCANONのビデオカメラHF11を取り出して、俯瞰映像を眺められるようにしました。

これはチェック中の写真ですが、三脚では俯瞰映像は無理なので、手作りのショーケースの上に取り付けてみましたが、写したい場所に向けるのはとても手間です。

そこで、Bescorの電動台座を購入してみました。これはアメリカ通販です。パスカルがニオイを嗅いだ後、トコもチェックに来ました。

この台座は有線リモコンで左右上下に動きます。取り付け板の工作をして、ショーケースの上に取り付けました。映像モニターとしては小さめの古い液晶テレビを運転制御台の上に載せています。テレビ取付のために、運転制御台を上に伸ばしました。

カメラからは映像用のHDMIケーブルと、台座のリモコン・ケーブルの2つの線が手元まで来ますが、床に這わすと足に引っかけそうだったので、上から回しました。

ビデオカメラには無線リモコンがあって、ズームをコントロールできますので、俯瞰映像の一部をアップすることができます。ただ、俯瞰映像は面白いものですが、HOの転車台と扇形庫の確認以外は役に立つわけではなく、1・GとHOのヤードの出入りをチェックするのはむずかしいと感じていました。

今年になって、中国通販サイトを眺めていたら、POE(Power over Ethernet)を使った監視カメラのセットが安く、多く出ていました。外観がそっくりでも、社名が違うのが中国製らしいところです。そういう中で、販売数と評価数が多い会社を選んでいます。今回選んだメーカーはTechageです。

POEというのは、LANでつなぐIPカメラにイーサネットのケーブルで給電もするため、カメラ用の電源アダプターが不要で、カメラの取付位置の自由度が高くなります。

5月25日に注文したら、早々と29日に届きました。

上に載っているのがIPカメラで、カメラは4個です。下の黒い箱が4チャンネルのNVR(Network Video Recorder)です。ハードディスクを中に組み込むと録画できますが、そういう用途ではないので、ハードディスクは入れていません。また、このあたりのレベルのIPカメラを家のLANにつなぐのは、いろいろな点で不安がありますので、LANにもつないでいません。

このセットに20mのイーサネット・ケーブルが4本付いていて、2万円ほどでした。

監視カメラ導入によって、もう一台、使うあてなく置いていた液晶テレビを使うことにしました。処分せずに残しておくと出番があるものですね。
左側が4チャンネルの監視カメラ用で、右側は俯瞰カメラ用です。

NVRの設定で少し手間取りましたが、何とか1280×720の画像で2つのモード(4つの映像を4分割で観る or 1つの映像を観る)が働くようになりました。手間のかかったところは、記録映像フォーマットがPALになっていたのをNTSC(日本用)に変更すると映像が出なくなったことです。PALに戻すと写るという症状を見つけるまでが手間でした。このあたりの取説がないので、よくわかりませんが、ハードディスクに記録するとPALになってしまうのではないでしょうか。

HOのヤード入口です。

カメラが大きいのは残念ですが、慣れると気にならなくなります。監視カメラって、そうなんですね。その映像です。

1・Gのヤード入口です。小さな駅の上に取り付けました。

その映像です。

既設のビデオカメラとは逆側からの俯瞰位置です。これは壁に取り付けました。

その映像です。

もう一つは既設のビデオカメラと同じような俯瞰映像で、扇形庫を写しています。

その映像です。

映像はCANONのビデオカメラよりかなり劣りますが、十分に確認できます。特に、1・GとHOの両方のヤード入口を監視しながら運転できるので、とても便利になりました。

不満な点は、映像が1秒近く遅れることです。ゆっくり走行させていればいいような程度ですが、扇形庫と転車台での停止位置を決める際には厳しいような気がします。まあ、この場所には遅延のないHDMIケーブル直結のCANONの映像があるので、問題はありません。

このIPカメラは室外で暗所監視の目的があるので、カメラのレンズ周りにIR(infrared:赤外線)放射のLEDが配置されていて、中央下に明暗センサーが付いています。そのため、レイアウトを暗くすると自動的に切り替わって白黒映像になってしまいます。この白黒映像はあまり感心できないので、センサーとLEDを切り離して、常時カラー映像になるようにしました。

前のカバーを回して外し、LED基板を止めている2つの小ねじを外すと全体を出すことができます。

中にシリカゲルが入っていました。これまでカメラを持つとカサカサという軽い乾いた音がして不思議に思っていました。

センサーの付いたLED基板とカメラ基板は2つのコネクターで結線されています。

2つのコネクターを外し、すべてを元に戻して終了です。これで暗くなってもカラー映像モードになりました。

ついでの工作ですが、運転制御台の裏に簡易な遮蔽板を取り付けました。写真の右側に写っているグレー塗装の板です。(いろんな工事が続いているので、レイアウトはゴチャゴチャしています)

運転制御台の裏は配線で一杯です。運転制御台の前に座っているとわかりませんが、車両からの風景が最悪になっていて、車両搭載のビデオ撮影でとても気になっていました。

1・Gからの眺めです。
Before:せっかくの腕木式信号機が迷彩に隠れたようでした。

After

HOからの眺めです。
Before

After:下の階の信号機が目立ってしまいましたが、ぐちゃぐちゃ感はなくなりました。

今後のビデオ撮影、いずれFPV(運転席カメラ)、どちらもすっきりしそうです。

しかし、ちょっと制御台が大きくなりすぎました。HDMIの切替スイッチを入れて、テレビを1台にしたほうがいいかもしれません。

 

天賞堂 C623 & 初めてのエアブラシ

2017年5月24日

20年以上前に古いキット半完成品を安く入手し、10年くらい前に組み上げて、その後にDCC化した天賞堂のC62があります。一応、札幌で見ていた3号機のつもりですが、空気作用管を取り付ける気もなく、また、3号機は後部の重油タンクが少しずれていることに気がつかず、でも、よく走るので、客車をつないで楽しむのには最適です。

日本の車両ですから、HO(1/87)ではなく、16番(1/80)という分類です。

今回、整備したついでに、塗装してみました。

JR北海道苗穂工場に保存されているC623です。毎年、苗穂工場の公開で見ることができました。1988年に復活走行していましたが、その後は静態保存になってしまいました。再復活には3億円以上かかると聞きましたが、JR北海道も大変なようなので無理でしょう。京都に移ったC622とC623による急行ニセコ重連という姿を再現してほしいと思うファンは多いでしょうね。

DCCサウンドはESUのLoksound3.5で、当時の常套手段であったレール・カーからの転用です。このC62のテンダー内部は広いので、転用元の2スピーカー・システムをそのまま使いました。しかも、汽笛は京都蒸気機関車館で録音したC622の音を使っています。Gゲージ並みの、とても大きな音が出ますので、小さいながらも、当鉄道の花形車両の一つと言えそうです。

DCC化工作当時の写真です。テンダーにはスピーカーを2つ置くだけのスペースがあります。樹脂粘土を貼って、真鍮板を細く切って、スピーカーの枠を作りました。

とてもデタラメな穴開けです。当時はドリル盤を持っていなかったので、すべて電動ドリルを手で持って作業していました。見えないところを手抜きするのは今も変わりません。
スピーカーをはめ込みました。

Loksoundを上に載せています。

モーターは取り替えました。

当初に付いていたヘッドライトにはLEDを入れました。この穴開け作業が手間だった記憶はあります。

尾灯にもLEDを入れました。

機関車本体とテンダーの配線はいつものコネクターです。

これまでも快調でしたが、Big Boyなどと同様に、ターンテーブルへの線路のギャップ(ブースターが切り替わる箇所)で停止するので、テンダーの台車に集電部材を取り付ける予定でいたのですが、真鍮の生地のままで、かなり汚れていたことから、今年(2017年)4月に、塗装してみよることにしました。

今まで、ちょっとしたタッチペイントを使うくらいで、車両全体の塗装をやったことがありません。いずれ塗装をしなければならない組み立て予定の車両はたくさんあるので、塗装方法を実践しておかなければなりません。塗料などはいろいろと買いだめしていました。

久しぶりに分解しました。従台車が黒塗りに変わっていますが、記憶にありません。整備途中のC622と交換したのでしょう。

先ずは、マッハのブラスクリーンで車体全体を掃除します。これは定評があるようですが、金工で使ってみて、酸洗いとほとんど違いはなく、あまり劇的な変化はないようです。

それほどきれいにはなりませんが、これ以上に磨くことなく、全体をミッチャクロン・マルチでコーティングしました。

そして、上の写真の右に写っているスプレー缶(ブラッセン)で塗装してみたのですが、マダラになるばかりで、きれいに塗料が乗りません。ミッチャクロンとの相性が悪いのでしょうか。初心者にはわかりません。テンダーを塗りながら、あきらめかけて、ふと思い出しました。

10年くらい前に、いずれゆっくり塗装を楽しむときのためにと、エアブラシとコンプレッサーを購入していました。そのときが突然やって来ました。初めて箱を開けました。

塗料については、今回は初めてなので、模型用水性塗料(つや消し黒)を使いました。ふだん、タッチアップに使っている塗料です。希釈するのは薄め液を使いますが、作業後の筆を水洗いができるので重宝しています。

大きなダンボール箱を切って、ペインティング・ブースを作りました。排気していませんが、水性塗料なので、頭を箱に入れなければ我慢できました。

初めてのエアブラシ塗装はむずかしいとは感じませんでしたが、出来上がりが良いのか悪いのかの判断が明確ではありません。

スプレー缶よりも少量で細かく噴射されているので、溜まるような感じにはなってはいません。慣れている方には塗料の選び方とか塗り方に問題山積と指摘されそうですが、自分で分かる問題は、全体がツヤ消し黒というのは単調で、どうかな、という印象です。ツヤありのほうがよかったようです。一部、磨き出しをする箇所があるので、それをやれば雰囲気が変わるかもしれません。まあ、その気になったら、保護用のクリア塗装にトライしてみます。

 

転車台アプローチの改良工事

2017年4月15日

3月にS1を整備しましたが、転車台(ターンテーブル)へのアプローチが急カーブになっていて、とても入っていける状態ではありません。

ここはBig Boyがぎりぎり通り抜けられるように、柱を削っているくらいです。

このアプローチは、転車台・扇形庫を組み込んだボードを置いてから、その状態に合わせてフレキシブル・レールを敷設したので、無理をしてしまっています。いつもながら、熟慮と手間を忘れた作業の結果はしっかり現れるものです。

ここを改良すれば、ひょっとしたらS1も自力で転車台に行くことができるかもしれない、と思って、改良工事に取りかかりました。まあ、S1が通過できなくても、現状が不細工なので、改良にはなるでしょう。

現状のアプローチ部分を別方向から眺めます。
扇形庫は現状のままにして、ボードの移動だけで何とかします。

写真の右手前の分岐から緩いカーブにするためには、転車台を載せているボードを遠くに離さなければなりません。ボードはNゲージのレイアウトを支えている柱に合わせて作っていますが、一部を切り取れば、10cm以上離すことができそうです。

ボードは置いてあるだけなので、簡単に取り外すことができます。上に載っているのは、転車台のリモコンです。

転車台をボードから取り外すことなく、そのままの状態で一部を切り取りました。上の写真の左上のあたりです。

レイアウトに戻して、どれくらいの曲線が可能かを調べます。

これまでのアプローチ橋から14cm離すと、曲線半径は1mくらいにできそうです。

工事のついでに、扇形庫内のLEDテープ照明用電源ケーブルを接触方式にしました。これで扇形庫の建物を載せるだけで照明用電源がつながります。

次の写真は、工事完了後に照明を入れたときの内部の様子です。

もう一つ、ついでの工事として、留置線路を増設しました。扇形庫内ではなく、野外です。
この写真は、留置線を増設し、周りの枠を取り付け、塗装も終えた段階です。右端が新設線路です。

これまではボードを定位置に置くために、Nのレイアウトを支える柱に組み込む形にしていましたが、今回はそれができません。そこで、ボードの横と載せる枠に2箇所、「当たり止め」を取り付けました。

載せる枠と合わせると、ぴったりの位置になります。

アプローチは板材を渡しただけなので味気ないですが、いずれ装飾を工夫しようと考えています。アプローチまでは固定線路です。

全体の雰囲気です。新設した留置線路の長さは34cmですが、日本の機関車(写真はC62)なら十分です。

転車台(Walthers 2850)の位置と線路番号を次のようにプログラムしました。この図をコントローラの近くに置いて操作しています。

丸数字はコントローラで指定する線路番号です。転車台には前後があり、上の図では転車台の位置が①になっています。①と②は固定で、①がベースとなっていて、②は①の逆向きです。③から⑩を扇形庫としました。機関車の前後を反転するためには、10を加えた数字で回転させると逆向きになります。線路の後方横に小さな数字を入れているのは、その線路の長さ(cm)です。

Big Boyの通過ではたっぷり余裕ができました。

さて、S1はどうか、です。アプローチから自走させてみました。音は出ません。

特にトラブルなく、転車台まで走っていきました。

完成状態です。少し、小物を置いてみました。

工事期間は4月前半の2週間ほどでした。これで、S1の改造準備環境が整いました。S1の改造に取りかかるのはいつになるかわかりませんが、アプローチの曲線はすっきりしました。

 

S1整備とDCC化 4(仮終了)

2月は金工「犬のランプ」製作が面白くて、こちらをほったらかしにしていました。

1月末までの作業です。
テンダー後部の尾灯LEDを装着して、コネクターからの配線をすべて接続しました。

DCCボードはマザーボードごとビニール袋に入れて、後ろ側に放り込んでおきます。少し熱を持ちますが、これまでもOKでした。

機関車側のLED配線に進みます。
LEDをこんな形で結線して入れることにしました。

この配線では、ヘッドライトと両側の車側灯にそれぞれCRDを入れていますが、ヘッドライトを点灯させると車側灯も同時に点灯します。車側灯の点灯回路を分けようかとも思いましたが、走行させる際には同時点灯でいいことにしました。一応、DCCボードから別回路のDC(AUX)をモーター部まで伸ばしていますので、運転室の点灯など、いずれ考えるかもしれません。

LEDを中で固定するために、両面テープを下地にしてから樹脂粘土を貼りました。

DC電源で点灯チェックです。

ヘッドライトの配線をモーター部分に来ているケーブルにコネクターで接続しました。これでDCCの配線は終了です。

3月に入って、組み立てました。
レイアウトで手押しして確認したら、コネクター・ケーブルが太かったので、曲線部では機関車本体とテンダーがすんなりと曲がりませんでした。機関車側のケーブルをより細い電子ワイヤに交換しました。

テンダーとの連結部分の間隔です。

さて、ようやくのテスト・ランです。レイアウトの直線部に置いて、出発させました。以下の動画は音が出ます。

曲線部に入るところで緩和曲線が必要かなと思っていましたが、それは問題なく、なんとか曲線をぎりぎりに回っています。さすがに、速度を上げるとギヤ音が大きくなります。

そのまま周回させました。直線と大半径のカーブだけを無事に一周して戻ってきましたが、駅に入る分岐器で脱線してストップしました。

原因は、先輪の誘導機能が悪いことと、動輪の回転自由度が小さいことだろうと思います。
あるいは、Bachmann(バックマン)製の分岐器との相性かもしれません。
カーブでの先輪のはみ出し映像です。

この外周線路はメルクリンのC-トラックで最大の半径1,115mm(24912: R9)を使っていますが、S1の胴体後部が固定されているので、先端部は外を向いてしまいます。
内側の線路(エンドウの線路で半径は1m)でも試しました。分岐器の方向が違うので脱線はしませんでしたが、状況はほぼ同じでした。

この模型を自然な感じで走らせるためには、曲線部は半径2m以上が必要なのでしょうね。1/87ですから、当レイアウトの曲線半径1mは実サイズ換算では半径87mで、地下鉄の急カーブ並みです。実物のS1も最小回転半径が大きかったために、PRRの走行路線が限られたようなので、なんか、納得してしまいそうです。

可動部分の連結はこのようになっています。右が前です。

前後で2つに分かれていて、前の先輪と動輪、後ろの従輪と動輪が別のフレームになっており、後ろの従輪・動輪のフレームは胴体に固定されています。前後の動輪の間にジョイントがあって、前の部分が動くようになっていますが、自由度がとても小さいのです。
前の部分を取り外した写真です。前方に伸びたステイだけで前の動輪と先輪部分を固定しています。

このステイの高さ調節がとても微妙で、この高さによって機関車本体の前後の高さが大きく変わります。

先輪の台車に付いている枕梁(まくらばり:ボルスタ)の位置が悪そうです。ずっと気になっていました。

枕梁は台車の固定と回転を請け負うもので、ここには2つ付いていますが、3軸台車で後ろ側の枕梁に中心ピンを入れて押さえています。これは先輪の回転を考えた結果だろうと思いますが、そのため、写真(整備前)のようにステイの調整が悪いと、台車の後ろが下がってしまい、分岐器やカーブでレールと接触してショートします。

下がらないようにステイを上げると、先輪が浮く感じで、動輪を誘導する機能がなくなるようです。中心ピンの長さを変えて、微妙な位置調整をしたりすればうまくいくのかもしれませんが、分岐器で脱線しないピッタリの位置を見つけられません。

このあたり、模型製作のノウハウがないので自信はないのですが、最低限、枕梁と中心ピンの変更などの処置をしないと、脱線は必至という状況のように思えます。

実物のS1は”duplex”と呼ばれる方式で、前後の動輪部を動かす2つのシリンダーは両方とも胴体に固定されているので、機関車の回転中心位置が本体中央にあるのでしょうね。現在の中心位置は後部動輪の後ろあたりです。これを変更するのが一番ということなのでしょうが、そうなると、テンダーとの連結も自由度を高める必要がありそうです。となると、もはや整備ではなく大改造になり、手に負えないように思います。トライしてみたいのですが、どうなるでしょうか。

S1は曲線が苦手なので、本線から転車台まで自走して入ることはできませんが、「神の手」で扇形庫に置いたら、直線はOKなので、ターンテーブルでの入れ替え作業は可能です。

扇形庫から転車台に乗るところです。以下の動画は音が出ます。

転車台にぎりぎり乗って、回転です。

扇形庫に入ります。

長い機関車ばかりを扇形庫に並べました。中央にS1、右にレイモンド・ローウィによるデザインのT1、左の2つはビッグボーイです。

S1は長いので、扇形庫から大きくはみ出すかと思いましたが、ほんのちょっとだったので、このままで良さそうです。

S1の車庫については、Classic Trains誌の古い記事に1947年の写真(Glendale Hoffman氏撮影)がありました。

これはオハイオ州のCrestlineにあるPRRの機関庫で、左端に引退したS1と、継ぎ足したような扇形庫が写っています。ここの転車台はS1より短いため、S1の方向を変えるときは、この近くにあるY(wye)形の分岐器の組み合わせによる三角形(デルタ線)を使っていたそうです。

GOOGLE EARTHで現在のCrestlineの航空写真を見つけました。

保存活動があったように聞きましたが、転車台跡には水が溜まり、残った建物の屋根は朽ちています。S1の機関庫は残っているようですが、屋根の鉄骨が見えています。

もう一つの話題です。デンマークの電子音楽系のデュオLaid Backのアルバム「Play it Straight」(1985)のジャケットです。

赤く塗ったS1がなかなかモダンです。彼らの音楽はYouTubeにたくさんアップされています。

ということで、さらなる改造はもっと勉強してから、としました。当分は扇形庫で休憩してもらいます。残された課題は多くありますが、ともかく、S1のDCC化は成功して、数十年ぶりに走らせることができましたので、今回の整備はいったん終了、ということにします。

追記
転車台に向けてS1を走らせてみたら、アプローチの手前で停止します。これは転車台・扇形庫のボードを電気的に切り離してブースターで動かしているので、アプローチの手前にギャップを入れているためです。機関車の集電とテンダー(炭水車)の左右の集電が離れて、無電(電位差なし)区間になってしまうようです。線路のギャップは残したいので、S1のテンダーで両方の線路から集電するようにしました。本来なら、動輪で左右からの集電をすべきなのでしょうが、それは少し手間なので、簡易工事で済ますのが当模型鉄道の方針です。

作業は簡単です。テンダーの後部台車を外して、手持ちの集電部材を切り取って、絶縁されている車輪に接触させます。

台車の塗装をはがし、プラバンの下地を接着剤で貼り、配線した集電部材をプラバンに接着剤で貼り付けました。

上から見ると、配線が出ていますが、台車と底板にはスペーサーを入れるので、干渉しません。

底板に2mm径の穴を開けて、配線を通して、機関車側からの集電線と合わせると終了です。

これで、ギャップでの停止はなくなりました。集電材の接触摩擦による走行への影響があるかどうかは定かではありません。
試走後、つや消し黒を塗っておきました。

ついでに、Kadeeカプラーも取り付けましたが、枠が小さく、単なるネジ止めだけになりました。いずれ、S1を改造をする際には、枠を大きく削る予定です。

4月に入って、転車台へのアプローチを改良しましたので、S1も自力で転車台・扇形庫への出入りができるようになりました。

 

S1整備とDCC化 3

やっとDCCボードと接続する加工作業に入りました。1月16日までの1週間の作業を振り返ります。

サウンド・ボードはESUのLoksoundですが、手持ち最後の1個となったV3.5を使います。LoksoundもV4.0からはスピーカーが低インピーダンス(普通の4~8Ω)になりましたので、小型スピーカーを選ぶのが楽ですが、逆に、これまで苦労して集めていた高インピーダンス(100Ω)のスピーカーが無駄になってしまうのが残念です。

WindowsでLokProgrammerというソフトを立ち上げて、すべての機能が働いているかをチェックします。テスト用ボード(ESU製)にLoksound(左手前)を差し込んでいます。

LokProgrammerのインターフェイスはRS-232Cを使う古いタイプです。現在のインターフェイスはUSBに変わっているようですが、ソフトは同じものです。ソフトは最近V4.5にバージョンアップされて、かなり使いやすくなりました。

機関車本体とテンダーとのケーブル接続用コネクターを作ります。
先ずは、コネクター・ピン(幅1mm:帯のように連なっているものを切り取って使います)を工具を使ってケーブルに取り付けます。

このようにケーブルを入れてから、挟んでカシメます。この細かい作業はなかなか慣れず、手間取りますが、意外と失敗は少ないのです。

カシメた結果です。たいてい反ってしまうのですが、何とかなります。

6本をコネクターに差し込んだら出来上がりです。

これがメスのコネクターになり、オスのコネクターを差し込んで(右側)、導通をチェックしてから、ゼリー状の瞬間接着剤で固定します。なお、配線のカラーリングはESUが指定している色とは無関係にやってます。忘れそうなので、メモしておかなければなりません。

右側のオスのコネクターにはケーブルをハンダ付けします。もちろん、メスと同じ色の配線にします。導通をチェックしてから、ここにも接着剤を塗っておきます。

サイズはこんなものです。

機関車本体にはオスのコネクターからの配線となります。

たぶん、台車とは干渉しないと思いますけど、少々ケーブルが太かったようです。

テンダーとの接続テストです。

機関車側のコネクターへの配線は、テンダーに合わせて左右に動かないといけませんが、ちょっと固いようです。細いケーブルで作り直す必要があるかもしれません。

次は、テンダーの裏蓋にスピーカーの穴を開けます。
これは卓上フライス盤ですが、ドリル加工ばかりで、フライス加工(面の切削)をしたことはありません。

一応は線書きをしていますが、結局は移動の回転数でテキトーに2mmの穴を開けました。中心には板パーツがあるので避けましたが、音の抜けは十分のようです。

実は、スピーカーの第一候補はバスレフ式で、以前にSamhongsa (Key Imports) のビッグボーイに取り付けたものでした。1つ残っていました。幅は少し狭いですが、少し長く、少し厚いものです。

実際に取り付けたのは、ESUのスピーカーですが、この2つの違いは、さすがにバスレフ式のほうが低音がよく出るものの、音がまるくなり過ぎます。ESUのほうは低音が出ず、高音がメインになって、シャリシャッリした音になります。ところが、穴を開けてから、2つのスピーカーを取り付けてみて、音を比較したら、ESUの高音が押さえられ、低音が出るようになって、バスレフ式以上の音になりました。ESUスピーカー付属のちゃちな裏箱をはずすと、テンダー全体が密閉式のスピーカーボックスとして、うまく働くようです。

スピーカーをネジ止めしました。

1つのネジには左側レールからの給電端子を取り付けました。

Loksoundをマザーボードに差し込んで使っています。このマザーボードはLoksoundからの配線をコネクターに分けてくれて便利ですが、これは単体で購入したものではありません。

10年くらい前に、アメリカの通販ショップで、Precision Craft Models製品のバーゲン・セールがありました。Loksoundが搭載されたOn30というサイズのレールカー(Gallopping Goose)がLoksound単体よりもずっと安くなっていたので、これ幸いと、5台くらい購入しました。

そのレールカーに使われていたのが、このマザーボードなのです。このレールカーは面白いので、1台だけ保管してありますが、他はすべて分解して、パーツにしてしまいました。分解したときの写真です。

このレールカーは2個の大型スピーカーで迫力ある面白いサウンドを出しますが、残念ながら、HOゲージの車両には入らないサイズのスピーカーです。On30というサイズは、レール幅はHOと同じ(16.5mm)ですが、本体のスケールは1/48(HOは1/87)なので、当模型鉄道で走行させると、多くのものにぶつかってしまいます。

今回、残っていたLoksoundはここから取り出したものですし、モーターも使っていますので、脳と心臓を移植したと言えるかもしれません。と言うか、オズの魔法使でTin Woodman(ブリキの木こり)に時計をあげたような気分です。

さて、機関車側の右側レールからの給電箇所としては、モーター固定用の真鍮板にハンダ付けしました。ここからテンダーにケーブル(黒)でつなぎます。

LED以外のケーブルをコネクターでつないで、仮配線してみました。

机上テストをします。結線がOKかを試すためにスローで動かします。面倒なので整備台に載せていません。モーター後部が重いので、ペンチを下に入れて支えています。机の上がゴチャゴチャなのは仕方ありません。

動画です。音は出ません。

走行テストまで、あと1週間くらいでしょうか。

(つづく)

S1整備とDCC化 2

2017年1月に入って、10日間の下ごしらえ作業を振り返ります。

DCC化するにあたって、配線のルートを決めようと思い、再度、組み立てました。ところが、組み立ている途中で、伏兵現るです。機関車の従輪台車(後ろ側の台車)のパーツが外れていました。写真の下に写っている黒い四角いパーツ(軸箱)を支える金具がはずれていて、どこにも見当たりません。

この軸箱はバネで動くようになっていて、下で支える必要があります。ここを修理しないと車輪を入れることができません。小さなパーツが消えてしまうのはよくあることなので、一通り床を探してから、何か代わりになるもので都合をつけることにしました。
1mm幅の真鍮板の切れ端があったので、応急処置として、2液性の接着剤で固定してみました。

しかし、荷重がかかる部分に接着剤は無理だったようで、すぐにはずれました。結局はハンダ付けしました。

テキトーですが、固定できたと思います。こんな小さな可動パーツの修理は一番苦手です。
簡易なタッチアップ塗装をしておきました。

分解する前に調べておけば手間いらずだったのですが、ここで長さを計測しておきます。実は、ターンテーブル(転車台)に乗るかどうかが大問題なのですが、世界最長の機関車だとわかっていながら、測っていませんでした。
機関車の先頭からテンダー後部までは48.5cm、後部の連結器を含めると49.5cmです。実物が42.7mだったそうですから、ほぼ縮尺(1/87)通りです。確かに長いですね。

機関車後部が下がっているのか、テンダーと高さが合っていません。届いたときから、この模型はテンダーのほうが高いのですが、組み立てが雑だったのか、強調されました。スペーサーの調整などで、これを合わせることができるかどうかも今後の課題です。

ターンテーブルに車輪がすべて乗るかどうかが問題なので、機関車の先輪からテンダーの後輪までを調べました。

45.5cmです。これは微妙な数字ですが、ともかく、ターンテーブルに載せてみました。

ギリギリ、乗っています。先頭はこれくらいです。

後ろはこれくらいです。

両端で余裕は1cmありませんが、何とかなりそうです。DCCでコントロールできなければ、手で前後に動かせばいいや、という程度です。完全にはみ出すようなら、ターンテーブルの線路を延長改造しなければならないので、ほっとしました。

さて、配線のルートを検討します。DCCボードとスピーカーはテンダーの中に入れますので、機関車本体とテンダーの間に最大で6本の配線をコネクターで接続するつもりです。
機関車とテンダーの間はこのようになっています。

左右から連結器のように見える大きめのパーツがありますが、これは模型を動かすときに必要な役割はありません。その下に、細い金属が見えています。裏から見ると、こういう状態です。上の写真ではつないでいませんが、この写真はつないだ状態です。短いほうの穴でつなぐとぶつかっています。

この細長い金属はドローバー(draw bar:引っ張り棒)と呼び、機関車から伸びて、テンダー(炭水車)の下部のピンにはめて、テンダーを引っ張るパーツです。短いほうの穴に入れると実物らしさ(機関車とテンダーが近い)が出るので、大きなカーブでの走行とか展示に使いますが、テンダーがぶつかってしまうのは問題です。

実は、このパーツはテンダーを引っ張るだけではなく、給電にも使われています。こういう機関車への給電(集電)方法には推奨標準があり、機関車本体が右側のレールから集電し、テンダーが左側のレールから集電することになっています。そして、このドローバーでテンダーからモーターの付いている機関車に給電しているのです。金属製の機関車本体には右側のレールの電気が回って来ていますので、機関車側のドローバーの取り付け部分は絶縁されていて、モーターに配線されています。

DCC化する場合は、このドローバーとは別に配線する予定なので、ドローバーの給電機能はどうでもいいのですが、問題はカーブでも機関車本体とテンダーが接触しない距離が必要です。上の写真のように接触するとショート(短絡)してしまいます。

問題をはらんでいるパーツで、このパーツを削って、配線ルートのコネクターを取り付ける場所にするとすっきりするかもしれません。この思いつきが吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、やってみたくなりました。

再度、分解しました。
テンダー側のパーツは鋳物(真鍮のロストワックス)っぽいので、出っ張りを切ってから、穴を開けなければなりません。

かなり切り、削りました。いつの間にか、テンダー下の角が曲がってしまっています。
配線を通すルートとして、裏蓋の下、斜めに内部まで穴を貫通させています。

予定している6ピンのコネクターがすっぽり入りました。汚い作業結果ですが、裏なので、配線が無事に終わったら、パテで埋めるつもりです。

機関車本体後部は2mmほど切り取りました。この口に配線を通そうと考えています。

このあたりの切削作業に使ったハンドグラインダーです。金属粉が飛び散る作業は嫌いですが、仕方ありません。マスクをしながら、ダンボールの中に入れてやっています。

またもや伏兵です。作業の途中で、何気なくモーターを触っていたら、ブラシを留めている蓋がポロリとはずれました。ネジがつぶれているようです。しかも、バネを壊してしまいました。

こういうパーツを修理するより、モーターを取り替えてしまおうと思い、1mm厚の真鍮板でモーターを固定するステイを作りました。1mm厚くらいなら、工具があるので、真鍮板の切断・折り曲げ・穴開けは、この程度のレベルであれば、簡単にできます。モーターを横向きに置きました。動輪側のギヤの軸とほぼ同じ高さになるためですが、この模型の内部スペースが広いという面もあります。

シリコンチューブが柔らかすぎるようなので、ギヤまでの長さを調整するために、位置を少しずらして、取り付け穴を2つ開けました。機関車本体の取り付け位置とネジを使いたいので、元のネジ(2.6mm)に合うナットをハンダ付けしています。

出来上がりはこんな感じです。動輪駆動用のギヤボックスが中心から少しずれているようですが、当面は無視して、走らせながら様子を見ます。

フライホイール(モーターの先に付いている重り)があるので、内部を少し切り取ってスペースを作りました。
写真の中央です。汚い切り口ですが、見えないところなので,気にしません。左側の内部には丸いウェイト(機関車の重り)が入っています。

いろいろと回り道になりましたが、知識も技術も乏しい中で、思いつきの問題解決をしていく作業は楽しいものですね。
駆動部分の事前手直しはこれくらいにして、やっとDCC化に入ります。

(つづく)

S1整備とDCC化 1

2016年12月に入って、届いたばかりのS1(PRR 6-4-4-6)の整備を始めました。当鉄道のHO(2階部分)レイアウトはDCC(Digital Command Control:ディジタル信号で制御する方式)になっていますので、とりあえず、DCC化して、走行させるのが目標です。

半世紀前の製品なので、どこまでできるかわかりませんが、いろいろと検討しながら、できるだけ毎日、30分から1時間くらい、工作を楽しもうと思います。先ずは手製の整備台に乗せてチェックです。

車輪からの導通はなく、DC電源につないでみましたが、まったく反応がありません。ヘッドライトも点灯しません。接触不良が多々あるようで、これは予想していたことなので、即座に分解していきました。

すべての車輪を磨いた後、駆動部分をチェックします。
動輪とモーター部分です。モーターはオープンの棒形で、ギヤはすべて金属です。

何十年と走らせていなかった雰囲気で、油分がまったくなく、モーターとギヤをつないでいるシリコン(ではなく、ビニール?)チューブがカチカチです。モーターをはずして掃除すると、モーターはスムーズに回ります。

ギヤを掃除して、グリースを塗布しました。
モーターを交換しようかと、手持ちのモーターをあてがって、動かしてみました。

何とか動いています。モーターを交換すると安心ですが、モーターを固定するステイを作らなければなりません。そっちの工作を始める前に、動輪全体の駆動状態を確認しておこうと思い、元の棒形モーターに戻してテストしてみました。

後部の動輪ユニットだけをつないで、DC電源でチェックです。少し音が出ます。

さすがにチューブと金属ギヤの組み合わせでは、かなり揺れています。このあたり、以前にKey Importsの古いビッグボーイをDCC化したときの状態とはかなり違います。

次の動画では、前後の動輪ユニットをつないで、搭載予定のDCCボード(ESUのLoksound)にDuplex機関車サウンドを入れて動かしています。少し前後が折れているのは、後ろが重かったようです。車体を組み立てると水平になります。音が出ます。

サウンドを出したら、ギヤなどのノイズはわからなくなりますが、元のモーターでやれるかどうか、また、ギヤボックスを交換しないでいいか、判断はむずかしいところです。実際に走らせて、ギヤを含めた改造が必要かをチェックするためにも、ともかく、実際に走らせるまで進みます。

日本の古い蒸気機関車模型だと、棒形モーターから小さなモーターに交換する利点の一つとして、運転室を作る余裕ができるということがありますが、S1は大きいので、幸いなことに、すでに運転室表現があります。

できるだけ元のままで走らせたいので、他の整備に移ります。

先頭部分の改良を考えます。
実物のS1の先頭部分です。

模型で気になる先頭部分です。

ヘッドライトの電球をはずそうとしましたが、3mmのパイプに接着剤で固定されていました。これはどうも後付けのようです。
電球を割って、ハンド・グラインダーで接着剤を取り除いてから、ヘッドライトのレンズ周りの金属パーツ部分の塗装をゴム・ヤスリで落とします。

そして、3mm径のLEDを挿入してみたら、ぴったりと収まりました。

この作業をしながら、側面のライト(車側灯)と番号表示の部分が穴が空いただけになっているのがさみしく思い、細工してみる気になってしまいました。

番号表示はCorelDRAWで作成してOHPに反転印刷しました。PRR用のフォントを使いましたが、0(ゼロ)が幅広だったので、61と00を分けて、00を小さいフォントにして縦に伸ばしました。今から考えれば、同じサイズの00の幅を狭くするほうが簡単でした。結果は同じですけど。

反転印刷にしたのは、印刷面を裏側で接着したかったからです。番号標の穴の後ろには2mmほどの空間があり、そこに透明のプラ棒を固定し、それに番号標を接着しました。

ヘッドライトのレンズはWAVEの模型用プラスチック・レンズ(アイズ)3.5mmを取り付けました。

前に少し飛び出していますが、許容範囲とします。

ヘッドライトと車側灯のLEDを固定するために、樹脂粘土を貼り付けました。
車側灯部分には穴を開けています。

ヘッドライトの裏です。

次の写真が仕上がり状態です。LEDを仮に付けただけですが、ヘッドライトも車側灯も電球色のLEDを使うことにしました。車側灯のレンズにはWAVEのアイズ1.5mmを使いました。スケール的には1.2mmなのですが、試してみると、模型としては小さすぎる感じがして、大きくしました。番号を貼るのにけっこう手間がかかりました。数字がちょっと斜めになっている感じですが、まあ、これが限界です。穴が開いただけの状態からはマシになったと思います。

ついでに、テンダー(炭水車)の後尾にある尾灯(後部標識)にもLEDを取り付けます。

残念な発見は、この模型のテンダー後部造作が実物とかなり異なることです。模型では、後部に電灯のくぼみが横に3つ並んでいますが、これはT1の雰囲気です。S1の中央尾灯はこの位置ではなく、上に立ち上がっていて、その高さに左右の電灯もあるようです。また、ハシゴのある上部開口部も広いようです。とは言え、実物の後部の写真を見たことがなく、その後に製作された精密な模型を見ただけですけど。

これを修正するとしたら、大がかりな作業になるので、知らないことにしておきます。客車を牽引していると気にならないでしょう。

ともかく、中央のくぼみだけに穴を開けて、LEDで点灯するようにします。これは実際に走行させるときの進行方向確認になります。口径1mmちょっとの穴を開けました。けっこう真鍮板が厚かった、という印象でした。

穴の右上に、ドリル先が当たった跡があります。養生を忘れていました。よくやることです。いずれタッチアップ塗装をしておきます。ここにもWAVEのアイズ1.5mmを貼り付けましたが、少し大きいかもしれません。

LEDを仮付けして点灯させてみました。

まあ、こんなものでしょうね。

S1に使う電球色LEDです。左がヘッドライト用の3mm、右は車側灯と尾灯に使った先端1.6mmのものです。
中央は比較のために置いた普通の3mmです。左と中央はどちらも3mmですが、違いは根元の”つば”の有無です。

今回のような、パイプの中に入れる場合、中央の形状の場合は削る必要がありますが、たいていはピンがギリギリに出ているので、加工に気を遣います。その点、つば無しは楽ちんです。

これからの作業は、Loksoundを取り付けるための細工になります。

DCCボードとスピーカーはテンダー内部に入れる予定です。
スピーカーのサイズを考えています。

スピーカーを決めて、テンダーの底蓋にスピーカー用の穴を開ける準備です。

12月はここで終わりました。

(つづく)