2015年10月9日、金工も2年目に入りました。次の課題を考えなければなりませんが、前回までの銅のアヒルでは、自分で設定した目標に対して、あまりに技術が伴わなかったという実感があります。そこでしばらくは、基礎技術の再勉強をすることにしました。
以前にアルミのおたまを作りました。
実用的なのですが、アルミという素材がちょっと好みではありませんでした。
そこで、もう少し小ぶりのおたま(取り分けスプーン)を銅で作ることにしました。
アルミのおたまより小さめのサイズで型紙を画用紙で作ってみました。
長さは28センチ、椀部分は幅7センチ長さ5.5センチです。
素材の銅板は大きなアルミのおたまを作ったサイズです。厚さは1.5ミリです。
これだと、ぎりぎりで3枚分とれそうです。
教室にある大型のバンド・ソー(帯鋸盤:帯状の歯がループになって回ります)でカットします。
2枚分を切り取って、1枚を30分ほど叩きました。
鍛金作業は2カ月ぶりくらいで、すでにコツというかポイントを忘れはじめていました。
再勉強という課題は適切でした。
でも、アルミより質感は好みです。