08 HOのヤード

2013年6月、運転するときに、車両を箱から出したり、編成を作ったり、さらには、しまったりするのが面倒です。HOもレイアウトの奥のほうにヤードを作ることにしました。
置きっぱなしだとホコリが付きますが、それは便利さとのトレードオフです。が、別の編成を楽しもうと思うと、やはり面倒なことは変わりありません。

板を現物合わせで切りながら調整しています。

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HOのターンアウトはすべてBachmannの製品です。メルクリンあたりと比べるとちゃっちいですが、DCC仕様(ソレノイドとデコーダー組み込み)があって、アメリカの通販ショップで安価に手に入るので、気楽に加工できます。信頼性はよくわかりませんが、3年以上使っていて、これまで気になったことはありません。

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DCC方式では非選択式(すべて常時通電)のターンアウトが普通ですが、ヤード内の留置列車の客室が点灯してしまうので、選択式(スイッチの方向のみ通電)に加工しています。客車にも点灯用デコーダーを入れるといいのですが、高くつくし、面倒なのでやっていません。これは好みの問題と言うか、あるいは手間省きの性分と言うか、ですね。

線路をどのように配置できるかを検討しているところです。

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手持ちの線路で不足しないかどうかをチェックしているところです。

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なんとか、7本の留置線を持つヤードが完成しました。
ヤードの入口付近です。橋を渡りきったところにヤードへのターンアウトを置くのが唯一の選択肢でした。
紙にメモしている数字は、ECoSで制御するときに使うDCCのID番号です。

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相変わらず、各社製の線路を使いまわしているので、見た目の統一感はありませんが、実用的にはなりました。ターンアウトまで2.1m以上ありますので、機関車と客車7・8両くらいは留置できます。

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その後、基板にニスを塗り、すべてに列車を入れました。

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ヤードの場所は制御台から一番遠いところになるので、左側に鏡を置いて、停止位置が見えるようにしました。でも、ちょっと遠すぎるので、いずれは、監視カメラでも置こうかと考えています。