原鉄道模型博物館

2012年10月11日、最近オープンした原鉄道模型博物館(横浜)に行ってきました。普段は撮影禁止だそうですが、ちょうど写真コンクール開催とのことで、撮影ができました。

なかなかの迫力です。走っていたのは、メルクリンなどの1番ゲージ製品のように見えましたが、どうなんでしょうか。DCCかなと思って、係の人に聞いたら、すべて架線集電のDC電源だとのことです。

レールの継ぎ目が列車の通過音を心地よくしています。別室にあった原信太郎氏の製作車両は、「目の保養」でした。

D7T_2367

細部もよく造り込まれています。

D7T_2379

D7T_2463

D7T_2487

扇形機関庫です。転車台が動くのは見ませんでした。

D7T_2448

ビーチはちょっと狭いかな?

D7T_2534

谷底をのぞいている人がいます。

D7T_2495

直線がこれくらい長いのはいいですねえ。ただ、架線柱が多くて、下からのぞかないといけないようです。

D7T_2514

これくらいの半径の曲線がうらやましい。

DSC02677

原信太郎氏のことは芦屋に住む友人から聞いていましたが、製作車両の実物を初めて見たのは比較的新しく、2006年8月12日、出張に出かけた大阪で国際鉄道模型コンベンションが開催されていたときでした。時間が取れたので、訪れてみました。会場をうろついていて、ある一角に、まったく違う世界の模型が置かれていました。

オリエント急行に使われたワゴン・リ(Compagnie internationale des wagons-lits)の木造食堂車です。

同じ1ゲージでも、アメリカの”Fine Art Models”などの製品とは違って、精密さだけではなく、個人の手作りという、ゆらぎのある柔らかさを感じました。ああ、こんな世界があるんだ、という心地よさでした。残念ながら、訪れた時間にはご本人はいらっしゃらなくて、お話をうかがうことはできませんでした。