2021年4月26日
今年に入って、パンタグラフ周りのパーツを作ろうと思っていましたが、古いボケた写真を眺めていて、パンタグラフの幅が広すぎることに気がつきました。
このパンタグラフはLGBのパンタグラフのサイズで作ったので、幅もLGBそのままのサイズでした。この幅のままだとパンタグラフ周りのパーツを取り付ける場所がありません。
現物のサイズはわからないのですが、写真の雰囲気からすると、幅を2割くらい狭くする必要があるようです。そこで、幅70mmだった台座を55mmに、幅60mmだった骨組みを45mmに縮小します。骨組みの長さはそのままなので、横から見ると同じ形です。
台座を作り直す気にはならなかったので、中央をブッチリ切り取ってつなぎました。
両側には台座をネジ止めしています。この台座には碍子などを取り付けていくので、ハンダ付けをしてしまうと大変でした。横置き碍子はプラ板を加工しました。
実車の碍子止め金具は左右で少し違っているようですね。
全体を組み立てました。骨組はまだテープによる仮止めです。サイズと雰囲気は良くなりました。写真では試作中の屋根に載せています。
台座から真鍮棒がニョッキリ出ていますが、これはパンタを下げた状態にしておくストッパーです。他に方法が思いつかなかったし、それほど目立たないだろうと思います。
真似したLGB(右)との比較写真です。初期版より少し低く調整しました。
動きの動画です。音は出ません。
これでだいたいパーツは揃ってきたので、そろそろ塗装・組立の準備に進もうと思います。