オーディオ環境整備:MA6500のリモコン

2025年12月16日

Windows11搭載のミニPCを導入した段階で、McIntoshのプリメインアンプ MA6500の内部ホコリ掃除をしておきました。

ひょっとしたら、2001年に購入してから四半世紀、カバーを開けたのは初めてかもしれません。音に問題がなかったのが不思議なくらいすごいホコリでした。写真の上が掃除前、下が掃除後です。掃除後の写真は全体を取り忘れたので、左右半分ずつの写を合成しました。

McIntoshのアンプは前面がガラスで、照明がきれいなブルーなのですが、少し曇ってきているようです。ガラスを内側から清掃したいのですが、ネット検索すると、これはとても困難な作業だそうで、あきらめました。

ホコリ掃除を終えた段階で、MA6500のリモコンの問題に取りかかります。

10年ほど前、オーディオ用に使うリモコンが3つ(テレビ、BDレコーダー、アンプ)になったことから、すべてを1つのリモコンで操作しようと思い、SONYの学習リモコンを購入していました。

MA6500用に学習させたボタンは、ON/OFF、音量のUP/DOWN、MUTEだけでした。でも、これで十分だった気分です。

ところが数年前に、オリジナルのリモコンに電池を入れっぱなしにしておいて電池が腐食し、内部汚染が起こりました。その時は腐食した電池を外してブラシで掃除し、電池を入れ替えても動かないと確認しましたが、そのまま忘れていました。

今回、あらためてオリジナルのリモコンの裏蓋を開けてみました。内部の腐食は思った以上にひどいものでした。

コンデンサーを交換してみましたが、ダメでした。ICが壊れているかもしれません

まあ、このリモコンに執着しても仕方がないので、SONYの学習リモコンをMA6500専用にしておこうと、他のボタンを隠してみました。McIntoshのロゴ・シールも貼りました。

これはこれで、単機能のアンプ・リモコンとして有効でした。

しかし、今回、ミニPCのマウスやキーボードなどが増えたし、テレビ(東芝)やBDレコーダー(パナソニック)も操作するために、SONYの多機能学習リモコンを再活用しようと計画しました。

テレビとBDレコーダーのボタンはすべて登録していたので、McIntoshのリモコンのボタンもすべてを登録しておきたくなります。しかし、あらためてMcIntoshのリモコンを手に入れようとしても、何年も前に廃版になっており、中古販売で3万円くらいの値段が付いています。

McIntoshリモコンのコード体系は見つけたのですが、それをリモコン実体に組み込む方法がわからないので、代理リモコンを探すことにしました。中国通販サイトを検索すると、ありましたねえ。学習リモコンにMcIntoshのリモコンボタンを登録したものが送料込みで2千5百円くらいでした。

とってもちゃちっぽいですが、このリモコンはSONYの学習リモコンに学習させるだけなので気になりません。McIntosh専用リモコンなので、シールを貼っておきました。

このリモコンに登録されているボタンコードをSONYの学習リモコンに登録した結果、SONYの学習リモコンはカバーを外して、東芝のテレビ、パナソニックのBDレコーダー、McIntoshのアンプという3種類のリモコン機能を持ちました。

もう一つ、おまけ話です。
ミニPC導入後、McIntoshアンプの使用頻度が上がり、アンプを簡単に操作したくなったので、小さな簡易版学習リモコン(ボタンが6個だけ)をAmazonで購入(800円ほど)して、MA6500のON/OFF、信号入力経路、LOUDNESS、音量UP/DOWN、MUTEを登録し、自作シールを貼りました。

これはとても便利で、SONYの学習リモコンと2つですべてが簡単に操作できるようになりました。

以上で、2025年末のオーディオ環境再整備は終了しました。

オーディオ環境整備:Windows導入

2025年12月16日

音楽再生オーディオシステムは2012年以降、NAS(現在はQNAP-233)に貯蔵した音楽ファイル(CDからリッピング)をLAN経由で再生する方式で、大音量で聴くためのメインのシステム、BGM用のシステム、各PCにつないだアンプとスピーカーなどで利用しています。

今回、再整備したのはメインのシステムです。プリメインアンプはMcIntoshのMA6500、スピーカーはB&WのCDM9NTで、ネットワーク・メディアプレーヤー(OlasonicのNANO-NP1)とDAコンバーター(今は消えたMcAUDIのMD-1300 Mark-II)を介する経路と、アナログ・レコードやCD、カセットの再生装置などの経路をMA6500で切り替えています。

再整備するきっかけとなったのは、今年秋頃、久しぶり(何年かぶり)に古いCDプレーヤー(SONYのCD-MDデッキ MXD-D40)を使おうとしたら動かなくなっていた事件でした。数日かけて分解して、ゴムベルトの交換などをしてみましたが直すことはできませんでした。

CDプレーヤーをあきらめた時に、光デジタルでDAコンバーターにつないでいるテレビとBDレコーダー(2010年発売のパナソニックDMR-BR590)に目が行きました。BDレコーダーでCDを再生させることができることに気がついたのです。つまり、CDプレーヤーは不要なのです。これが音響システムの信号経路を再検討する始まりでした。

背景要素は他にもありました。ここ数年、ネットワーク・メディアプレーヤーでNASの音楽ファイルを選ぶ方法が面倒に思うようになっていました。それと同じころ、3万円程度のミニPC(本体サイズが15cm×15cm×5cm以下のWindows機で、ほとんどが中国製)が出回っているのを知って、性能などを調べていました。ミニPCは流行のゲームや動画処理などには非力かもしれませんが、WAN(インターネット)やLANからの映像・音響を再生する機能は十分にあります。ネットワーク・メディアプレーヤーよりもかなりコスパが良さそうです。

という経緯で、音楽再生用にミニPCを購入してみました。Shanghai Hub Union Industral Co. Ltd(中国のマザーボードのメーカー)製のwo-we P6という機種で、CPUがAMD Ryzen 5 3550H、DDR4メモリー16GB、SSDが512GBあり、Windows11搭載です。CPUはRyzenの第二世代、2019年発売のモバイル用らしいですが、これがAmazonで3万円を切っていました。

ともかく小さいですね。比較のために、上の写真ではiPhone SE3を左に置いてみました。本体サイズは実測で、幅127mm×奥行き113mm×高さ43mmです。電源アダプター、HDMIケーブル、内蔵SATA用コネクターなどが同梱されていました。

裏蓋を開けると、こんな感じです。中央に2.5インチSATAのSSDが入れられるようです。ボタン電池CR2023(中国の規格? CR2032あたりと互換らしい)の交換が少し手間のようです。

さて、ミニPCを導入することで、オーディオシステムの構成を次のように変えました。

すっきりした配置になりました。アンプが大きくて重いので、納戸の中に入れたままになっています。これでむしろ、ミニPCやBDレコーダーの出力をアンプまで届けずに、テレビだけで再生するオプションが拡がりました。

古いテレビ(2006年製のREGZA Z2000 42インチ)の上にBDレコーダー、その上にミニPCを置きました。ミニPCはHDMIケーブルでテレビにつながっています。Windows11が無事に立ち上がって、好みの仕様に調整しました。

納戸の扉を開けた状態です。上部のスイッチで納戸内部に設置したアンプなどの電源をオン・オフします。

テレビの上(ミニPCの横)に付けたスイッチでPCやテレビ周り(BDレコーダーやLANスイッチング・ハブなど)のすべての電源(待機電流)をオン・オフします。

ミニPCにはワイヤレスのマウスとキーボードをつないだので、テレビの画面を見ながら手元で操作できます。

さらに、余っていた古いUSB外付けハードディスクドライブ(2TB)をつないだら、音楽ファイルをNASからダウンロードする必要なく、迅速に音楽を再生できるようになりました。現在の保存音響ファイルはCDで2千枚以上になっています。FLAC形式で1.2TBくらいです。

これまでのネットワーク・メディアプレーヤーでは得られなかった機能が加わり、音楽鑑賞のみならず、BD(ブルーレイディスク)やDVD鑑賞、インターネット経由の映画・映像・音楽なども楽しめる設備になりました。

最近のテレビにはインターネット経由のAmazonやNetflixなどのボタンが付くようになって便利ですが、古いテレビでも、ネット検索も含めて、すべてのWindowsアプリが稼働する能力が付加されると、普通のテレビを超える性能になるようです。

肝心の音響の質ですが、同じソースで、これまでのネットワーク・メディアプレーヤーと比較しましたが、違いはわかりません。各機器の機能が十分に発揮されていると思います。
(手前右に写っている黒いリモコンについては次のストーリーで出てきます)

 

ポップサーカス

2025年12月14日

9月に入って、いつも通っている大阪府立中央図書館(東大阪市)の横の広い空き地(大阪モノレール駅予定地)に巨大なテントができて、ポップサーカス(POP CIRCUS)と書かれていました。

サーカスは幼稚園時代に一度だけ観たことがあり、大きな鉄網の球体の中を2台のオートバイが走り回る映像だけが記憶に残っています。

ポップサーカスは大阪府吹田市に本部があるそうです。今回の東大阪公演は9月20日から来年の1月12日までの開催で、図書館に行くたびにテントを眺めていたら、観てみたくなり、12月6日に翌7日(日)のインターネット予約をしました。席は自動的に決められる方式でした。日曜日にしたのは、観客が多いほうがいいと思ったからです。

12月7日、前日に図書館で返却と借り出しをしておいたので、図書館に寄らずに広い駐車場に入って、入口に回りました。クリスマスの飾り付けです。

テントの入口です。

入場から演技中は撮影禁止でした。座った場所はSS席で、演技だけではなく、子供も多い観客の盛り上がりがよく見えました。

すべて人の訓練の賜という演技で、小さめのテントいっぱいを使って、とても迫力がありました。体操やダンスの競技とは別世界でした。一つだけ、奇術のトリック演技が入っていましたが、これは不要でしょうかね。

フィナーレだけは撮影OKになりました。

休憩を挟んで2時間足らずでしたが、世界の大道芸の粋を集めたような楽しい世界でした。いずれテントが無くなると、さみしく感じるのでしょう。

補機バッテリーの充電:日産リーフ

2025年10月21日

電気自動車・日産リーフ(ZE1:第2世代)に乗って4年が過ぎました。
昨年のアドベンチャーワールド往復以来、長距離ドライブをすることなく過ごしていますが、走行距離とあまり関係なく走行用バッテリーの性能は徐々に落ちてきて、5年目の現在は、リーフ・スパイ(走行用バッテリーのチェック・アプリ)のデータによると、元々の80%ちょっとくらいになっているようです。

内燃エンジン車であれば、5年目あたりは調子のいい頃でしょうが、電気自動車は走行用バッテリーが命なので、様相は大きく異なります。でもまあ、それは予想していたことでした。長距離ドライブは趣味ではなくなったので、むしろ、自宅で充電して、自分でいろいろ整備しているのが楽しいクルマ生活になりました。

そういう毎日ですが、表題の補機バッテリーの手入れについては、ずっとモヤモヤした気分が続いていました。補機バッテリーというのは、どの電気自動車にも搭載されている、普通の自動車用12Vバッテリーです。

電気自動車は巨大なバッテリー(リーフe+ Gは62kWh:電圧は350Vほど)を積んでいるのに、12Vの補機バッテリーを必要とするのは、すべての電気設備(電子機器、ライト、エアコン、ナビなど)の稼働に使われているからで、スターターボタンを押して、走行系を準備し、モーター走行を制御する回路もすべて補機バッテリーが受け持っているそうです。

素人考えでは、走行用の巨大(連結)バッテリーを12Vに降圧して使えば、補機バッテリーなどは不必要と思えるのですが、高電圧のバッテリーパックは破壊的なパワーを持っているので、安全面の観点から切り離していると聞きました。

その補機バッテリーですが、定期検査に出すと、このところ、充電率が低いと指摘されてきました。今年の車検(2回目)でも、補機バッテリー(3年半使用)が弱っているので、そろそろ交換を考える時期かもしれませんと言われました。
その時のバッテリーチェック結果です。

これを見ると、健全性(SOH:State of Health)は100%なのですが、充電量(SOC:State of Charge)が50%しかないので、「充電してください」というメッセージが印刷されています。内燃エンジン車の始動能力をあらわすCCA(Cold Cranking Ampere)測定値は475で、このバッテリーの規格は495なので、少しだけ下がっています。

この結果は、バッテリーは充分使えるのに充電されていないだけ、と読めるようです。単なる充電不足ということなら、まだまだバッテリーを取り替える必要はなく、充電をしっかりすればいいことになります。

12Vバッテリーをしっかり充電するには、内燃エンジン車(ハイブリッド車を含む)ならエンジン直結の発電機が充電を担当しているので、エンジンが回っている時間が長ければ問題はなく、短ければ、別途、充電器を使って充電することになります。

一方、電気自動車には発電機が存在せず、走行用の高圧・大電力バッテリーによって充電されることになります。問題は、この供給(充電)の仕組みがよくわからないことです。

リーフの充電方法を調べた結果を要約すると、スターターボタンを押すと、補機バッテリーの電圧をチェックして充電を始めるようです。それはシガーソケットでの電圧チェックをすると、スタート時に14.3V程度となり、しばらくして12V台まで下がって、その後の変化はなくなります。

この間、充電をしているように推測できますが、上記のバッテリーチェック結果のように、充電率が50%でも数分で12V台に下がってしまいます。この理由は、走行中に補機バッテリーの負担を無くす程度に充電していているだけで、それ以上にたっぷり充電することはないのだろうと推測しています。この点はディーラーの人に聞いてもよくわからないようでした。

ということで、リーフ自身に充電を任せられないと思い、充電器で100%充電が可能かどうかを試すことにしました。

先ずは、補機バッテリーの状態を手持ちのバッテリーチェッカー(TOPDONのBT100)で調べました。該当するバッテリーの型番データがBT100に入ってなかったので、型番規格の正確な数値はわかりませんが、基本測定結果に大きな違いはありません。

このチェッカーでも、健全性(SOH)は100%ですが、充電量(SOC)は45%しかありません。下のLEDが点灯しているのは「充電しましょう」です。電圧は12.27Vとなっています。

それでは充電器をつないで、充電を開始します。この充電器は維持充電(フロート充電)も含めて、フルオートマチック充電を謳っているものです。

補機バッテリーはごく普通の12V鉛バッテリーなので、各セルに蓋が付いています。充電時には蓋を外すか緩めておく必要があります。・・・本当は、バッテリーを車体から外して充電するべきなのでしょうけど、充電量が半分はあり、それほど化学反応が激しくはないと思ったので、そのままの状態で、セルの蓋は緩めておきました。補充液は不要でした。

4時間ほどで、充電が終了(充電器の電源がオフになる)しました。
直後のバッテリーチェッカーの表示です。

健全性(SOH)も充電量(SOC)も100%になりました。下のLEDが点灯しているのは「GOOD」です。電圧は12.78Vとなっています。

さて、24時間後、再度バッテリーチェッカーで測定してみました。

まだ「GOOD BATTERY」と出ていますが、充電量は77%に落ちています。ちょっと期待外れでした。

測定直後から走行用バッテリーを3kwで3時間ちょっと充電してみました。18%ほどの充電でしたが、直後にバッテリーチェッカーで測定してみました。

充電量は5%(77→72)ほど減っています。走行用バッテリーの充電で補機バッテリーへの充電は無いようです。

今後、どれくらいの割合で充電量が減少するかを調べてみますが、数日後には50%に落ちそうな気配です。このバッテリーが本当に交換時期になっているのかどうか、数ヵ月は観察を続けます。

シルクスクリーン展:SILX’25

2025年10月16日

2025年のシルクスクリーン展(SILX’25)は10月13日(月・祝日)から19日(日)の開催(11:00~18:00、最終日は17:00まで)です。今年はSILX展の40周年(1985-2025)だそうです。15日に行ってきました。会場はいつものGallery キャナル長堀です。

案内状はいつものようにリーダーの和田さんのデザインで、SILX展の40周年とシルクスクリーン版画カレンダーの20周年を伝えています。

長堀通りからの入口です。

40周年の案内です。下は初回1985年のポスターだそうです。

出展されている作品を一通り撮影させてもらいました。

刷り体験コーナーでは、シルクスクリーン教室が阿倍野に移ったということで、ハルカスが題材(和田さんの制作)になりました。左が摺り体験用の版、右が摺り体験(黒)を終えた完成版です。

恒例の限定販売「来年(2026年)のカレンダー」です。

今年も楽しく拝見しました。

久しぶりの文楽劇場

2025年9月19日

9月17日、5年ぶりに文楽劇場に行きました。2020年1月に国立文楽劇場開場三十五周年記念初春文楽公演を観に行って以来です。

今回は大阪・関西万博開催記念の爽秋文楽特別公演ということで、「心中天の網島」、「曾根崎心中」、「恋女房染分手綱・日高川入相花王」の三部立てです。

普通の選択なら「天の網島」なのですが、心中物はちょっとしんどい気分だったし、久しぶりに桐竹勘十郎さんの人形遣い(恋女房染分手綱)を観たいし、日高川で使われる清姫のガブ(首のカラクリで美女から妖怪に変わる)の演出を観てみたい、という二つの理由から、「恋女房染分手綱・日高川入相花王」を選びました。

万博開催記念ということで、文楽開演前に20分ほどの英語による文楽の解説映画がありましたが、劇場に英語ネイティブらしい外国人の姿は見かけませんでしたし、解説は英語(日本語字幕)のみでした。PR不足かな?

「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)」は初めて観る演目でした。近松門左衛門の原作だそうです。近畿の大名の姫(12歳)が江戸へ嫁がされる話で、嫌がる姫を道中双六で楽しませて東下りを喜ばせるのですが、その双六を持っていたのが子供(数えで11歳)の馬方です。実はその子供は、姫の乳母である重の井が産んだ与之助でした。

重の井は与之助をあきらめて、馬子に戻らせ、自分は姫の東下りに伴って別れる、という、まあ、現代では考えられない筋書きです。それに、人形浄瑠璃で大名や貴族を扱うのは無理な世界なので、こういう演目は、たとえ古典とは言え、魅力的とは思えないし、客席も5割程度の入りでした。
ただ、久しぶりに観た桐竹勘十郎さんは落ち着いた人形遣いで、申し分なしでした。

「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」は道成寺伝説の浄瑠璃版で、「道成寺現在蛇鱗(どうじょうじげんざいうろこ)」との相違点なども興味深いのですが、「渡し場の段」のみなので、清姫のガブがうまく使われていると感心しているのみでした。

この清姫のガブ(カラクリのガブ)の仕掛けは昔(1960年代)、「ひょっこりひょうたん島」で魔女ルナに使われたのを覚えています。テレビで初めて見た時はびっくり仰天でした。文楽人形にルーツがあったと知ったのはずっと後でした。

今回の演目は、やはり「心中天の網島」を観ておきたいなと思わせる内容でしたが、夏バテで、あらためて世話物を観に行く元気はなく、5年ぶりの文楽劇場をそれなりに楽しめたという感想でした。加えて、今後、現代にも通用する人形浄瑠璃作品の新作を望みたい気持ちが強くなりました。

CPU core i7 13700を14700に交換

2025年8月27日

2年半前に現在のメイン・コンピュータ(CPU:intel core i7 13700)を組み立てました。これまで、だいたい5年くらいで次のコンピュータに交換する計画にしていますので、あと2年くらいは何もしない予定でした。

でも今年の夏の蟄居では、読書や映画鑑賞などだけではちょっと退屈になり、鉄道模型の製作・手入れはしんどいので、気分転換の簡単室内作業として、現在のCPUを同じソケットLGA1700が使えるシリーズの最終版(翌年版)のintel core i7 14700に交換しておこうと思いつきました。14700は13700より10%くらい性能が上がっているという巷の評価です。

その気になったら、こういう作業は一日でも早いほうがいいし、ちょうど、CPUグリス(CPUとクーラーの接着剤)との抱き合わせ販売で安くなるセールを見つけたので、注文したら、今日到着しました。同梱のクーリング・ファンは使いません。

半年ぶりくらいにケースを開けました。ホコリまみれです。

クーリング・ファンを外すと、グリスがベッタリのCPU(intel core i7 13700)が見えてきます。

CPUを取り外してから、ホコリまみれになっていたファンや基板を掃除して、ついでにボタン電池CR2032を交換しておきました。次期コンピュータを組み立てる頃まで持つでしょう。

取り外したCPU(intel core i7 13700)です。グリスが拭き取れていません。

CPU(intel core i7 14700)をソケットに入れました。

抱き合わせ販売のグリスです。価格は700円ほどですが、抱き合わせでCPUが3,000円以上安くなりました。

せっかくだから、これを使いました。ちょっと量を奮発したかもしれません。

このグリスの上にクーリング・ファンを載せます。先ずは、2つの固定されたフィンをネジ止めします。

2つのファンをフィンの間に差し込んでピン止めします。

以上で交換作業終了です。掃除もできたので、すっきりしました。

ケーブルをつないで、電源ボタンを押しました。このCPU交換についてはネット検索していて、何のトラブルも無いという記事を読んでいましたが、しばらくシステムディスクの稼働を示すランプが点かず、それなりに心配しました。1分以上はそのままの状態が続いてから、再起動したような動きがありました。マザーボードが何らかのCPU更新作業をしていたようです。LANはつないでいましたので、交信があったのかもしれません。ともかく、無事にスタート画面が出てきて、ホッとしました。

さっそく、CPUの動作をチェックしました。

CPUを交換した効果については、いろいろな処理速度が向上した感じはありますが、その感じは交換した今日だけわかる違いでしょう。ともかくこれで、この先2年くらいは新製品を気にせず使えるでしょう。

作業時間は約3時間でした。退屈しのぎとして、ちょうどよかった気分です。取り外したCPU(intel core i7 13700)は、LGA1700ソケット用で余っているマザーボードを使って、予備コンピュータを組み上げようかと考えています。

(追記)その後(9月15日)、当日に忘れていたマザーボードのBIOSアップデートをしておきました。

ブルーインパルスの展示飛行本番

2025年7月13日

大阪・関西万博開幕日(4月13日)でのブルーインパルスの展示飛行は天候不良で中止となり、みんなの失望が大きかったのですが、7月12・13日にあらためて展示飛行するというニュースが入りました。

ブルーインパルスの展示飛行は観たかったのですが、暑さと混雑が苦手なので、万博会場(あるいは舞洲の隣の咲洲コスモスクエアあたり)に行く気は起きませんでした。そこで今回は、4月10日の予行飛行を見物した淀川の豊里大橋よりも近場、自宅の2階ベランダから近所通過を眺めることにしました。

12日(土)に2階ベランダから上空を通過するブルーインパルスの姿を確認したので、13日(日)はカメラの準備をして、YouTubeのライブ映像で位置を確認しながら待機していました。

7月13日14時55分頃、ジェット機の音が聞こえてきて、ブルーインパルス飛行隊がきれいなスモークを見せながら飛んできました。昨日の飛行を確認したときはスモークを出していなかったので、嬉しい姿です。以下では1秒置きくらいの写真を並べます。

裏にある2階建て保育園の向こう(枚方パーク:北東)からやって来ました。

見えていたのは10秒くらいでしょうか、曇り空から来て、青空の万博会場(南西)に飛んで行きました。

万博会場上空での展示飛行は涼しい部屋でYouTubeのライブ映像を観ていました。ヘリコプターによる上空からの映像もあって、臨場感はありませんが、展示飛行の全体を十分に楽しめました。

関西国際空港を離陸してから、展示飛行を終えて着陸するまでちょうど40分でした。その間、関空と伊丹空港(大阪国際空港)を離発着する予定の飛行機が地上か上空で待機している状況を伝えているライブ映像も同時に眺めていると、ブルーインパルスが大阪上空で展示飛行する事業の大変さがよくわかりました。次の機会はちょっと無さそうです。

その後、7月12日の展示飛行初日に5番機から撮影された映像がYouTubeにアップされました。とても迫力ある360度の映像で、しかも、上記写真の撮影場所が写っていたので、静止画にして使わせてもらいました。この写真に入れた黄色の○あたりが翌13日に撮影した場所になります。12日は、このあたりではスモークを出していませんでした。

ブルーインパルスの予行飛行

2025年4月10日

曇り空でしたが、今日は13日の大阪・関西万博の開幕日に飛行するブルーインパルスが予行飛行をする日です。朝の淀川河川敷散歩では、堤防の上を歩きながら、眺める場所として普段の散歩コースの上流側がいいのか、下流側がいいのかを考えていました。帰宅してから、カメラと自転車の準備をして、下流側の淀川にかかる豊里大橋まで撮影に行きました。

11時30分に内環状線(国道479号)の豊里大橋到着で、長い橋の歩道部分には、10人くらいがブルーインパルスを待っていました。豊里大橋は淀川河口近くの万博会場の夢洲(ゆめしま)から直線距離で18kmほど離れていますが、その間に高層ビルはありません。

本番の予定は、11時40分に関空を離陸し、万博公園(70年開催の万博跡地:吹田市千里)から枚方パークを回って、大阪城を経て、12時に夢洲上空でアクロバット飛行し、関空に戻るというルートだそうです。今日は少し簡略化した飛行になるのかもしれません。

豊里大橋でカメラ(200mmの望遠)を持ちながら、近くにいた方と「なかなか見えないですねえ」と言葉を交わしながら待っていると、11時51分に6機の水平飛行が下流側に見えてきました。6機とも白のスモークを出していますが、曇り空には見えにくい雰囲気です。なお、肉眼で見えたサイズの雰囲気を出すために、以下の写真(一枚を除いて)はすべてトリミングをしていません。

水平飛行のまま、淀川を横切って、六甲の方向へ向かいました。このあたりから遠距離だし、煙った空と重なって、ほとんど見えなくなりました。

11時54分ころ、万博公園から北摂の山並みが東に切れるあたりで、やっと白っぽい煙が横に移動しているのが見えてきました。

11時55分ころ、白っぽい煙が6本の白い線に分かれて、その先に小さな機影が見えてきました。枚方上空あたりです。手前のツイン・タワーが建っているのは守口市です。

それから南下してきました。

11時56分、最接近でした。赤い鉄骨の建物は豊里大橋のたもと近くにあるNTTのタワーです。

次の一枚だけはトリミングしました。

離れていきます。

11時57分には、編隊は左へ旋回して、見えなくなりました。

最初に夢洲上空から見えだして、15分ほどでした。交通量の多い内環状線の橋だったので、自動車の騒音のほうが大きくて、ジェットエンジンの音はほとんど聞き取ることができませんでした。ちょっと残念でした。

4月13日の本番では、スモークも多色で、派手なアクロバット飛行になるのでしょうね。夢洲で見たい気もありますが、雨の予報なので、テレビ映像で我慢することになるでしょう。

追記(4月13日)
本番は視界が悪く、3機が確認飛行して引き返し、展示飛行は中止になりました。とても残念でした。

大阪・関西万博テストラン

2025年4月5日

4月13日から開催される大阪・関西万博のテストラン募集に応募したら当選し、今日、12時の枠で行ってきました。

3日にわたるテストランでは、大人数を(入場無料で)実際に会場に入れて、いろいろなチェックをするそうで、昨日は数千人、今日の11時までの入場が約8千人、12時が1万人、明日は11時までが1万人、12時が1万人で、全当選者は4万人ほどです。倍率は8.5倍くらいだったそうです。

今日は2万人弱の入場者ということですが、1人の当選で4人まで入場できるので、実際は今日も明日もそれぞれ3万人以上が入場することになるようです。

会場にレストランなどはたくさんあるそうですが、とても高いし混むと聞いて、自宅近くのコンビニで飲み物と昼ご飯を買って、地下鉄を乗り継いで、11時半に夢洲(ゆめしま)駅に到着しました。初めて降りる駅です。長大(3m✕55m)な夢洲LEDビジョンがすごいですが、まだ利用広告主が限られているようですね。

地上に出ると、広大な待機場所があって、それほど多くの人数がいるようには見えません。

しかし、行列に並んでいると、後からどんどんと人がやって来ました。行列が動き始めたのは並んでから30分後の12時でした。このころは2万人くらいは並んでいたような気がします。

東ゲートは1/3の入口を閉じていて、持ち物検査(これがボトルネック)を受けて、ゲートを通り抜けたのは、12時40分でした。2/3だけが開いているゲートで並んでいたのは1時間10分ほどだったので、まあまあだったと思います。でも、会期中は数倍の人数が並ぶような気がします。ニュースでは開幕日には予約だけで14万人いるそうです。

問題は、この広大な待機場所に日陰がまったくないことです。今日は18℃で曇りという春らしい気候で、待つのは苦にならなかったのですが、大阪の夏に、ここで1時間以上待つのはつらいでしょうね。日傘や濡れタオル、ミニ扇風機などは必携でしょう。

入場すると、最初にミャクミャクと記念撮影する舞台に行列があり、その向こうに大屋根リングがそびえています。ちょっと「進撃の巨人」を連想しました。

テストランでのパビリオン事前予約日程を失念していたので、唯一予約できたオランダ館(パビリオン)に向かいます。オランダ館は入場した東ゲートからリングの反対側あたりなので、リングを歩いて行く予定だったのですが、ちょっと予約時間1時に間に合わないようなので、リングの下をくぐって、会場の真ん中を通っていきました。

途中に多くのパビリオンがありますが、オープンしているところはほとんどありません。4月13日の開幕までの1週間が貴重な時間なのでしょうね。写真に見えるフランス、アメリカなどの主要国パビリオンはすべて閉まっています。

オランダ館に到着しましたが、予約している人たちが100人以上並んでいました。隣には予約無しの行列もありました。入場に際しては、予約したほうが速いようでしたが、係員の誘導で、予約無しの人たちもそれなりに入ることができていました。この誘導は予定通りという雰囲気はなかったので、実際の開催時の多数の待ち行列の処理がどうなるのかわかりません。

オランダ館では球体(orb)を渡されて、入場者同士で協同作業をしていきました。

さて、オランダ館を出て、次のパビリオン予約(パビリオンを出ると次を1つ予約できる)を試みましたが、パビリオンはごくわずかしか開館していないので、2つめの予約は無理でした。仕方がないので、一番の目標であるリングに登って一周することにしました。

リングの内径は615メートル、幅30m、一周は2kmで、高さ12~20mの空中散歩はとても楽しいものでした。今日は、遠方は少し煙っていましたが、360度の眺望は予想以上でした。期待したけど見えなかったのは関西空港くらいでした。

以下はリングからの写真です。

リング一周後、ガンダムを下から眺めに行ったら、手前に吉本の野外劇場があり、スッチーらが観客と一緒に「なんでやねんコント」をやっていました。

ガンダムです。いいポーズです。ガンダム館は終了していました。

開いていた少数のパビリオンも午後3時過ぎにはすべて当日予約は終了していたので、3つほど共同館(多くの国が小さく展示している)を覗いてから、これも行列無しの大阪ヘルスケアパビリオンで「人間洗濯機」を眺めました。70年万博を覚えているので、これは陳腐な印象でした。

以上で、テストラン参加は終了にしました。最後に東ゲート近くにある満員のオフィシャル・ストアでお土産をチェックしましたが、残念ながら、気に入ったものは見つかりませんでした。

東ゲートを出たのは午後4時半でした。多くの人と一緒に地下鉄夢洲駅に向かいました。

駅構内はそれほど混雑しておらず、列車も次々と来るので、帰りは楽でした。5時間の滞在で1万7千歩、少し疲れたけどまあまあ満足(無料だし!)、という心境で帰宅しました。

テストラン参加者としての不満は、主要パビリオンがほとんどオープンしていなかった、会場での当日予約もスマホを大慌てで操作しないと予約できない、予約していても100人以上の行列があって予約時間より30分以上は待つ、案内表示が少ない、などでしょうか。

今回の万博はスマホ駆使前提の世界ですね。ともかく、チケットを買うにも万博IDの登録にPCかスマホが必要だし、スマホ無しの場合は印刷したQRコードを持ち歩き、スマホ無しの当日予約は無理なので、予約無しの行列に並ぶしかないようです。

会場内では現金が使えないし、スマホの有無で受けるサービスに大きな違いを生じます。これが高齢者には厳しい状況と考えるかどうかは、万博テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」をどう解釈するかによるのでしょう。

係員の人たち(接客・警備)はまだ不慣れだけど丁寧で、がんばっていたと思います。ただ、開催中には20万人前後の入場が見込まれているそうですから、いろいろ、どうしようもない状況が発生するような気がします。

さて、開催してから、あらためて行くか?、と自問すれば、入りたいパビリオンはいくつかあるので、気候が良ければ、そして、来場者が少ないという報道に接したら、可能性は残っています。