2017年5月24日
20年以上前に古いキット半完成品を安く入手し、10年くらい前に組み上げて、その後にDCC化した天賞堂のC62があります。一応、札幌で見ていた3号機のつもりですが、空気作用管を取り付ける気もなく、また、3号機は後部の重油タンクが少しずれていることに気がつかず、でも、よく走るので、客車をつないで楽しむのには最適です。
日本の車両ですから、HO(1/87)ではなく、16番(1/80)という分類です。
今回、整備したついでに、塗装してみました。
JR北海道苗穂工場に保存されているC623です。毎年、苗穂工場の公開で見ることができました。1988年に復活走行していましたが、その後は静態保存になってしまいました。再復活には3億円以上かかると聞きましたが、JR北海道も大変なようなので無理でしょう。京都に移ったC622とC623による急行ニセコ重連という姿を再現してほしいと思うファンは多いでしょうね。
DCCサウンドはESUのLoksound3.5で、当時の常套手段であったレール・カーからの転用です。このC62のテンダー内部は広いので、転用元の2スピーカー・システムをそのまま使いました。しかも、汽笛は京都蒸気機関車館で録音したC622の音を使っています。Gゲージ並みの、とても大きな音が出ますので、小さいながらも、当鉄道の花形車両の一つと言えそうです。
DCC化工作当時の写真です。テンダーにはスピーカーを2つ置くだけのスペースがあります。樹脂粘土を貼って、真鍮板を細く切って、スピーカーの枠を作りました。
とてもデタラメな穴開けです。当時はドリル盤を持っていなかったので、すべて電動ドリルを手で持って作業していました。見えないところを手抜きするのは今も変わりません。
スピーカーをはめ込みました。
Loksoundを上に載せています。
モーターは取り替えました。
当初に付いていたヘッドライトにはLEDを入れました。この穴開け作業が手間だった記憶はあります。
尾灯にもLEDを入れました。
機関車本体とテンダーの配線はいつものコネクターです。
これまでも快調でしたが、Big Boyなどと同様に、ターンテーブルへの線路のギャップ(ブースターが切り替わる箇所)で停止するので、テンダーの台車に集電部材を取り付ける予定でいたのですが、真鍮の生地のままで、かなり汚れていたことから、今年(2017年)4月に、塗装してみよることにしました。
今まで、ちょっとしたタッチペイントを使うくらいで、車両全体の塗装をやったことがありません。いずれ塗装をしなければならない組み立て予定の車両はたくさんあるので、塗装方法を実践しておかなければなりません。塗料などはいろいろと買いだめしていました。
久しぶりに分解しました。従台車が黒塗りに変わっていますが、記憶にありません。整備途中のC622と交換したのでしょう。
先ずは、マッハのブラスクリーンで車体全体を掃除します。これは定評があるようですが、金工で使ってみて、酸洗いとほとんど違いはなく、あまり劇的な変化はないようです。
それほどきれいにはなりませんが、これ以上に磨くことなく、全体をミッチャクロン・マルチでコーティングしました。
そして、上の写真の右に写っているスプレー缶(ブラッセン)で塗装してみたのですが、マダラになるばかりで、きれいに塗料が乗りません。ミッチャクロンとの相性が悪いのでしょうか。初心者にはわかりません。テンダーを塗りながら、あきらめかけて、ふと思い出しました。
10年くらい前に、いずれゆっくり塗装を楽しむときのためにと、エアブラシとコンプレッサーを購入していました。そのときが突然やって来ました。初めて箱を開けました。
塗料については、今回は初めてなので、模型用水性塗料(つや消し黒)を使いました。ふだん、タッチアップに使っている塗料です。希釈するのは薄め液を使いますが、作業後の筆を水洗いができるので重宝しています。
大きなダンボール箱を切って、ペインティング・ブースを作りました。排気していませんが、水性塗料なので、頭を箱に入れなければ我慢できました。
初めてのエアブラシ塗装はむずかしいとは感じませんでしたが、出来上がりが良いのか悪いのかの判断が明確ではありません。
スプレー缶よりも少量で細かく噴射されているので、溜まるような感じにはなってはいません。慣れている方には塗料の選び方とか塗り方に問題山積と指摘されそうですが、自分で分かる問題は、全体がツヤ消し黒というのは単調で、どうかな、という印象です。ツヤありのほうがよかったようです。一部、磨き出しをする箇所があるので、それをやれば雰囲気が変わるかもしれません。まあ、その気になったら、保護用のクリア塗装にトライしてみます。
















