ヤードの屋根を透明に

3年前にHOのヤードの屋根としてベニヤ板を塗装して置きましたが、屋根の長さが7両に少し足らず、機関車などの8両目の先頭車両が丸々はみ出していました。

その後、1・Gのヤードの屋根に使った3mm厚の透明アクリル板がちょうどいい具合の三角形で残っていたので、透明の延長屋根を取り付けることにしました。
枠をニス塗りして、先頭車両のカバーができました。コンクリート製の建屋と木製のアプローチというイメージです。

夜の雰囲気も悪くなさそうです。

こういう状態で2年が経ちましたが、屋根全体を透明にしたほうが留置車両を眺めて楽しむことができると思いつき、ベニヤ板を透明アクリル板に置き換えることにしました。

3mm厚の透明アクリル板の通販価格を調べると、ベニヤ板と同じ寸法(900×600)の2枚よりも、その半分(450×600)の4枚のほうが4割くらい安上がりになることがわかり、4枚を注文しました。

ところが、届いたアクリル板を置いてみると、現状の6本の独立した横梁だけだと、板がしなって、継ぎ目部分がずれることが判明しました。ベニヤ板と同じ寸法だったら、しなることがなかったのかどうかはわかりませんが、ともかく、梁を増やすしかありません。

横梁3本を斜めの梁でつないでみました。

しかし、これでもアクリル板は水平にはならず、縦梁も必要でした。

これでやっとOKだったので、塗装しました。元の梁を薄いグレーで塗装してあったので、同じ色にしましたが、この水性塗料は上にアクリル板を置くとくっつきそうな気がします。後で対策を考えることにします。

今後の整備のため、LED照明用の配線を梁にわたして、下から回しているDC電源ラインにコネクターを入れました。これでヤード建屋の取り外しが簡単になります。

完成です。

夜の眺めです。

アクリル板に塗料が移らないように、塗装後2週間ほど置いて、上面をペーパーで磨きましたが、まだちょっと怪しい雰囲気なので、しばらくは様子見です。