IKEAの引き出しユニット

今年は模型の塗装を始める計画を立てていて、工作室の塗装ブースを置いた下に塗料などを入れる引き出しがほしい、と思いつつ、引き出しを自作する自信はないので、ネットでIKEAの商品を眺めていたら、良さそうなサイズを見つけました。

7月になった土曜日の夕方4時過ぎですが、IKEA鶴浜まで行きました。5年前の家のリフォーム直後にはIKEAに連続して何度も行きましたが、その後は時々です。日差しが強い時間帯で、高速は使わずに1時間のドライブです。

けっこう店内は混雑していました。かなり歩いて、目的の引き出しユニットを見つけました。普通は品番をメモするのですが、面倒なのでスマホで撮影しました。

買うのを決めた後は、百均ショップと同じで、目的のものだけで帰ることはできません。通路を歩きながら小物を黄色いバッグに入れていました。
最後の買い物です。

帰りのIKEAの駐車場から見えた夕日です。大阪の暑い夏の始まりですが、海風は涼しく感じました。

帰りは阪神高速に乗って、それでも40分かかりました。
玄関で箱を開けました。いつもながら、うまくパッキングされています。

翌7月2日、相当に重いので、何回かに分けて、2階の工作室に運んで組み立てました。

引き出しユニットを置く予定の場所です。周りはすべて手製の作業台や棚で取り囲まれています。

説明書の通り、後ろと両脇の板から組み立て始めます。紙箱に取り付けパーツを入れています。説明書にはマイナスのドライバーも必要工具になっていましたが、不要でした。

こういうパーツをねじ込んでネジを固定する工夫はいつも感心します。サイズが2つあります。小さいのは引き出し用です。

木のダボも入れて、天板を取り付けます。

底板を取り付けます。底のネジだけは付属の専用工具でねじ込みます。

外枠ができあがったので、設置予定の場所に入れてみると、あまりにぴったりで驚きました。

安心して、引き出しを組み立て始めます。引き出し用の部材一式です。

引き出しの後ろを固定するのはプラスチックの留め具で、金槌を使うように説明されていましたが、周りを傷つけないように、ゴムのハンマーを使いました。

引き出しを入れてから、内側でスライダー金具にネジ止めします。

一番上の引き出しができました。

同じ作業を続けて、完成です。

さすがに、自作とは違う仕上がりです。スライダーにベアリングが入っていないので、引き出しが少し重いめですが、問題はないでしょう。

残ったパーツです。写真上の樹脂パーツは天板を載せて机にするときのクッション材で、今回は使いませんでした。下の左は底板を取り付けるネジを回す工具です。中央は木のダボ、右は引き出しを固定するプラスチックで、いずれも予備品だと思うのですが、取り付け忘れの可能性を完全否定するわけではありません。

組み立て作業に要した時間は、ゆっくりペースで1時間15分でした。

組み立てる作業が必要だと、なんか自作したような気分になるのは、模型のキットと同じですね。スクラッチ・ビルディング(素材の加工から自作するDIY)は究極の工作でしょうが、それなりの知識と技術が必要です。でも、組み立てキットでも、楽しさの基本は同じだろうと思います。それに、完成品に不満があった時に文句を言う相手が、スクラッチ・ビルディングだったら自分自身でしょうが、キットだったらキット・メーカーなので、気楽なものです。

引き出しユニットは工作台の一部になりましたが、工作コーナーを整理している最中で、どういう風に片付けようかと悩んでいるところです。引き出しユニットが入ったので、これで整理整頓が捗る、かな?