波板の交換 後日談

3月に波板を交換しましたが、その後、太陽が雲から出たり入ったりするたびに、波板全体にギシギシという音が出ていて、とても気になりました。これはポリカ波板の伸縮が起こってワンタッチフックで押さえた部分が桟と擦れる音のようです。しばらくすると落ち着くかと思っていましたが、3週間経っても止まる気配がありませんでした。

作業を思い返して、2点が気になっていました。1つは波板に開けたフック用の穴径を5mmにしていたこと、もう1つは21mmの長さのワンタッチフックを取り付けたことです。

この2点が問題なかったかをチェックするために、手前からハシゴで簡単に届く場所だけ、穴を5.5mmに拡大して、一部は21mmのまま、一部に23mmのフックを取り付けてみました。

すると、穴径を5.5mmに拡げることでフックの出し入れがしやすくなること、フックは23mmのほうがスポンジのつぶれが少なく、しっかりしていることがわかりました。21mmにしたのは以前のサイズだったからですが、取り付けるとスポンジがぺっちゃんこになるくらいで、押さえつけ過ぎになっているようでした。穴径5.5mmで23mmのフックという組み合わせが良さそうだという結論です。

4月5日、23mmのワンタッチフックを購入して、すべて取り替えることにしました。今回はメーカー品です。左側はステンレス・フックボルトの交換用スポンジです。

作業は、上に乗ってフックを交換していく方法が普通なんでしょうが、素人は避けたほうがいいと思い、下からすべての波板を外して、穴拡大とフック取り付けをしながら張り直していくことにしました。二度目の作業だし、サイズ調整などもなかったので、半日で終了しました。

翌4月6日の朝、パスカルと日向ぼっこをしていて、雲から出入りする太陽光による伸縮のギシギシ音がかなり小さくなっていることを確認しました。

気持ちのいい日向ぼっこは暑くなるまでです。