駅構内とヤード

2014年1月6日、少し走行を楽しむと、加えたい追加工事の項目が浮かび上がってきます。今回はNゲージの駅構内とヤードです。

駅構内の本線には、カトーの両渡り線(ダブル・クロスオーバー)を取り付けます。そのためには、複線の本線の間隔をカトーの製品に合わせる必要があります。ほんの数ミリですが、全体に敷設し直します。

基板はそのままで、駅構内の線路位置を変更します。
下のHOの駅部分が工作時の物置です。

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両渡り線を設置しました。

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1週間ほどで工事完了です。

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でも、ここで、HOは同じ幅の基板上で複線になっているから、Nゲージなら複々線を敷設できることに気がつきました。全体を複々線にする必要はありませんが、ヤード(留置線)は必要です。新幹線車両を16両レイアウトに置くのは一苦労です。いったん置いたら片付ける気になりません。
ということで、とりあえず現状で、留置線を一本、敷設してみました。曲線部の8割くらいで、16両が収まります。

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とても便利です。しかし、もう一本置くには、本線をもっと内側ぎりぎりまで寄せなければなりません。Nの曲線部分はすべてコルク道床でフレキシ線路を敷いていますので、改良したばかりの駅構内はそのままで、曲線部から調整をすればOKです。
思いついたら、いつもですが、勢いで工事を始めました。
まずは、本線複線を内側に寄せます。

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次に、曲線の留置線を2本敷設していきます。

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全体の工事は3週間ほどで、1月末には完成しました。

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0系とN700系の新幹線用ヤードができあがり、いつでもスイッチを入れるだけで走行を楽しむことができるようになりました。

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次の写真では、駅中央部に作ったレイアウト出入口で少し曲がっているのがわかります。これは下の木台を床に固定していないため、ちょっとしたことでずれるからです。1・GやHOも同じです。木台を床に固定し、線路基板も固定してしまうどうかはずっと懸案事項なのですが、走行に影響はないので、そのままになっています。

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次の写真はNの制御台です。左側が複線の内側用と駅の待避線と両渡り線のスイッチ、右側が複線の外側用と待避線と留置線のスイッチです。
中央にあるボックスには両渡り線を使うときに、いずれかのコントローラに切り替えるスイッチを置いています。2つある直流電圧計は複線の外と内の電圧を見るためです。こういう電圧計は最近見かけなくなりました。10年以上前ですが、東京の小さな工場が受注生産をしていたので、手製のコントローラを作るときに注文したものです。Nはとってもアナログです。

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0系がヤードを出て行く動画です。