トンネル製作プランを決めましたが、工作の材料と手順を考えているだけで時間が経ち、2015年11月になって、やっと1・Gのトンネル内部を作り始めました。
すでに使っているGゲージのトンネル・ポータル(トンネル入口の成形パーツ)のサイズに合わせてベニヤ板を切り抜いて枠を作り,線路の曲線に合わせてつなぎました。接着はすべて木工ボンドです。
細い板とボール紙のガイドを貼り付け、画用紙を細く切って貼っていきました。
貼り終えました。
少し歪んでデコボコしていますが、まあ、こんなもんでしょう。
ちょっと仮置きしてみました。これで1/3ができました。トンネル全体の長さから言えば本当は1/4なのですが、ちょっと遊びを考えています。
同様に、あと2つ作りました。トンネル・ポータルに接着した部分と、その後ろ部分です、
パスカルと記念写真を撮りました。
やっぱり、トコも遊びに来ました。
内側にパテを塗っていきます。その後、グレーの塗料で仕上げます。
手前側の市販ポータル部分の完成です。ここは2つ連結していますが、すべて簡単に取り外すことができるようにしてあります。入口の下部分が浮いていますが、これは外装で隠す予定です。
少しデコボコしていますが、セメント吹きつけの古いトンネルの感じが出ているつもりです。
試運転の動画です。この動画はwi-fiカメラではなく、小さなデジカメを貨車に載せて撮影しています。自動焦点しかないので、カメラが焦点合わせを悩んでいます。この動画でわかりますが、途中に何もない空間があります。ここは今後のお楽しみです。
さて、市販のGゲージのトンネル・ポータルは1つしか買っていなかったので、奥のほうのポータルを自作することにしました。カラーボックスの棚が余っていたので利用しました。薄いベニヤ2枚をスペーサーで合わせた安物ですが、そのまま使えました。
ポータルの線画を鉛筆で下書きをして、彫刻刀で彫っていきます。
正面が彫り上がったので、糸のこで穴を切り取り、ベニヤの間を木ぎれやパテで埋めてから、スジを少し彫りました。
塗装しました。上の溝は2階部分のHOゲージの線路基板を支えている桟を入れて固定するためです。
奥のトンネル入口部分の完成です。ここはポータルをはめ込むだけで、トンネル内部とは接着していません。
手持ちのNとHOのポータルも貼り付けて、トンネル両側のポータルができました。これで、枠材が見える開口部はなくなりました。なお、この写真の中央に写っているのは鏡です。運転する場所からはHOのヤードが死角になるので、置いています。NとHOのトンネル内部は近いうちに取りかかる予定です。