夏も終わりに

2022年8月17日

淀川堤防の上は7月半ば以降、午後8時過ぎでも30℃を下回らないことが多く、風のない夜もけっこうあります。早足で歩くと汗が流れる暑さですが、夏の夜の淀川は光と音の変化に富んでいます。

8月1日、西空に沈んでいく三日月、高水敷で花火遊びをしているのが見えます。伊丹空港を離陸した羽田行き最終便が頭上に回ってきます。

8月6日、堤防に上がる前から吹奏楽が風に乗って聞こえていました。有名な淀川工科高校吹奏楽部が高校近くの淀川高水敷で夜間練習をしていました。指揮者の後方から照明が一つ当てられているだけで、真っ暗です。みんな暗譜しているのですね。後ろは内環状線の豊里大橋です。羽田行き最終便と伊丹着陸便が飛んでいます。この動画は音が出ます。

あとで調べると、大阪府吹奏楽コンクールが8月13日だったそうです。見事に淀工は金賞で関西大会出場となりました。

終戦の日、8月15日の夜には虫の音がとてもたくさん広がっていました。この動画も音が出ます。

暑さは続いていますが、立秋から1週間が過ぎると、自然世界は秋に入っているようです。でも、遠くに見えるEXPOCITYの観覧車(OSAKA WHEEL)は新型コロナ新規感染者高止まりで赤にライトアップされ続けています。