1・Gのトンネルを作りましたが、あらためてレイアウト全体を眺めてみると、路線があまりに簡易すぎて、かなりさみしい世界になっています。そこで、簡単に外装(化粧)をしていくことにしました。たいしたことはしませんが、けっこう手間はかかるものだとわかりました。そのついでに、線路敷設や導通の不具合、配線などをいろいろと調整しました。
Before: 周回線路の外側が何もなく、落ちそうな感がありました。また、コルク道床の上に載せただけのLGB線路の枕木が浮いた感じです。
After その1:板材を少し広げて、低い枠を設けました。
そして、植物の鉢に使う軽石を砕石(バラスト)として道床の上に敷いてみました。
これはいかにもジオラマらしくて悪くはないのですが、あまりに現実・具象の世界の雰囲気になります。
当模型鉄道で運転する車両スケールは、1/20.3から1/32まで幅広いので、砕石という現実的な物体が敷き詰められると、車両の細密度やスケール感が強調されることがわかりました。
Bachmann(バックマン)のシェイ(1/20.3)とメルクリンの1ゲージ客車(1/32)の比較です。シェイにはぴったりのようです。なお、このシェイは煙突が外れやすく、こういう試験走行では外したままにしています。車両整備は遅れています。
もし、細密度の高い1ゲージだけを走らせるのであれば、砕石を小さくするとバランスが取れそうですが、一方で、LGBのGゲージ(1/22.5)の大きくデフォルメされた車両には細密度が不釣り合いな感じを受けます。そもそも、LGBの線路を使っているので、枕木のプラスチック感はウェザリングでもしなければ消せません。
軽石砕石を全体に敷き詰めるかどうか決めかねていた頃、ニトリに寄ったら、起毛のジョイント・マットを見つけて、なんかイメージに合いました。札幌時代からニトリによく行っていて、大阪に戻った途端に近所にニトリが開店したのもラッキーでした。結局、敷いた軽石をすべて掃除機で吸引し、庭木用に使うことになりました。
After その2:道床上の線路枕木の間を、コルク・マットを切って埋めていき、線路道床周辺に起毛マットを敷きました。軽石を撒くのは簡単でしたが、マットを切り取っていくのは手間がかかります。
枕木の間も埋まり、スケール感が強調されなくなりました。
軽石砕石で汚れる心配がないので、こういう添え物も気軽に置いてみることができます。
駅の右側、駅舎周辺です。
駅の左側、市電の留置線方向です。
今回の選択は悩むところでしたが、当模型鉄道のイメージとしては好ましい結果になったと感じています。鉄道模型のジオラマをどのように製作するかは、好み・考え方、さらには技術で決まりますね。
この方式ならではのメリットもあります。すべての工事・工作でしょっちゅう誤算・手抜きをやりますが、それを修正する必要が出たとき、今回は線路の敷設調整ですが、簡単に線路を取り外すことができます。それに、掃除には掃除機を使えます。
ついでの工事ですが、トンネルから駅につながる場所はこれまで板を渡していただけでした。いずれ短いトラス橋を作りたいのですが、当面の利用のため、簡易な桁橋(ガーダー橋)でつなぎました。
これは板を2枚使って、線路の間から下が見えるようにしたかっただけです。
春先から梅雨にかけて、だらだらと続いた工事でした。1・Gのレイアウト追加工事は終了に近づいている気分です。








