その後の黒ママ

2024年12月6日

2018年5月に5匹の子猫を連れて来た黒猫「黒ママ」は、6年後の今も元気に過ごしています。

2018年6月のTNR(Trap-Neuter-Return)直前(左)と直後(右)の写真です。お願いした獣医さんによる耳カットは大きめで、可愛い黒ママにはちょっとかわいそうでした。

2018年から2021年あたりまで、外猫たちが集まって、黒ママと一緒に仲良く食事をしていました。左から、シマッペ、黒ママ、シロッペ、そしてクロベエと、わかりやすく勝手に名付けた猫たちです。黒ママ以外は雄猫ばかりでした。

チャトランと名付けた雄猫も仲間になっていました。黒ママはいつも玄関ドアに向かって行儀良く食事を待っています。

その後、雄猫たちは次々といなくなっていきましたが、黒ママだけが「うちの外猫」としてずっと居着いてくれています。

夏の過ごし方の一つです。

生まれ年はわかりませんが、トコと同じくらいでしょうから、もう10歳にはなっているでしょう。

近影です。なかなかドッシリとしてきました。これはこちらが帰宅するのを待っている姿です。玄関ドアの前はタイル敷きなので、冬場は冷たさ対策のマットを置いています。

その他の写真を何枚か並べます。

冬場のベッドルームは、以前に波板を交換した2階のバルコニーに置いた段ボールの小屋です。下にヒーターを入れて、フリース古着を切ってベッドを作っています。
毎年秋には作り替えていて、これは去年のバージョン。

これは今年のバージョン。黒ママが小屋の外見を気にしないのは助かります。

昼寝中です。パスカルとよく休憩していたバルコニーは、パスカルがいなくなった今はほぼ黒ママ専用になっています。猫用トイレも置いているのですが、残念ながら使ってくれません。このあたりが外猫になってもらうしかない理由の一つです。

これまでだいたい平穏でしたが、今年(2024年)の秋に大変な事件がありました。
9月26日朝、黒ママが玄関にいないので、2階のバルコニーまで食事を与えに行ったら、少ししか食べません。よく見ると、右頬が大きく腫れていて、舌を少し出したままです。そして、空気が漏れるような音を出しています。

右頬の写真を撮ってチェックすると、右頬の皮が裂けて、真ん中に1cmくらいの穴が開いていて、口内の歯が見えていました。

当時の傷の写真は生々しいので載せませんが、こんな大怪我は猫同士の喧嘩ではあり得ないと思いつつ、保護猫活動をなさっている方に写真を送って相談すると、これほどの傷はアライグマにやられたのでしょうということでした。

穴を縫合してもらうため、獣医に予約を入れて、連れて行く準備をしましたが、普段は両手で持ち上げたりさせてくれる黒ママがとても神経質になって逃げ回り、ケージに入れることができませんでした。

仕方がないので、獣医に連れて行くのはあきらめて、パスカル用にもらっていた抗生物質が残っていたので、体重に合わせた量を飲ませながら、様子見です。食欲はあったので、大好きなチュールに混ぜてやっていました。

その後の黒ママの回復力は大したものでした。傷の治りはとても良好で、外科的処置なしで、10日ほどで頬の皮がおさまって、穴はふさがり、かさぶたができました。これくらいになれば写真を出せます。10月8日です。

そんな頃、びっくりする光景を見ることになりました。
家の横にある通路の上に波板屋根があって、黒ママは塀からその波板に飛び移って、裏の2階バルコニーへの出入りに使っています。いつも黒ママが波板に飛び乗る音が家の中でぎりぎり小さく聞こえます。

10月7日の朝7時過ぎ、波板の足音がやけに重く大きくドタドタと聞こえたので、猫ではないなと思い、急いで2階のバルコニーに上がりました。バルコニーに黒ママはいませんでした。

バルコニーの端から、黒ママの通路となっている波板屋根を眺めたら、なんと、アライグマがウロウロしていました。動画を撮影しました。なかなか巨大で、体重は20kgくらいありそうです。

自宅でアライグマを見るとは思いませんでした。驚きながらも、声と音で何とか敷地から追い出しました。この個体が黒ママを傷つけたのかどうかはわかりません。まさか、黒ママはテリトリーに入ってきたアライグマを猫パンチで追いやろうとしたのではないでしょうね。

調べてみると、市のホームページに「アライグマ情報」というのがありました。かなりの場所(国道や駅近くの住宅地)でアライグマが目撃されているのを知りました。

その後はアライグマを見かけることはなく、黒ママの傷は良くなり、10月13日には周りの毛も生えてきています。

10月26日です。横から見ると傷はわかりません。よく見ると、右頬の毛が短いのがわかるくらいです。完治と言えるでしょう。

さて、冬場の玄関ドア前のマットですが、黒ママがいない時には「置き配」置き場になりました。

そして、黒ママがマットにいる時は、「置き配」の配達員さんは黒ママに遠慮した場所に置いてくれます。配達員さんが撮影する配達済み写真には黒ママも写っているかもしれません。

黒ママは相変わらず行儀良く食事を待っていますが、大怪我で甘やかしたせいか、食事を待つ頻度が増大しました。太りすぎにならないように気をつけています。