真鍮の狐面 08

11月11日
顔の彫り込みが終わったので、詰めていた松ヤニを焼き落とします。
アヒルの時と同じ作業です。

鍋に落ちた松ヤニの塊です。よく見ると、鼻先の彫り込みがそのまま残って、なかなか無慚です。

酸洗いできれいにして、耳のふちを少し叩いて折り曲げる準備です。

こんな当て金を使って、木槌で叩きます。

叩いている途中です。

これでくらいで、今後は熱を加える作業はありません。

11月18日
周囲の切り口の凹凸を金斬りバサミで整えて、ヤスリ掛けをしました。
周囲を軽く叩いておくと丈夫になるようです。

歪んでいる部分を少し手直し、整形はこれで完了としました。

(続く)