オーディオ関連の木工

4月にテレビの買い換えを決めたので、テレビの音響設備を強化することにしました。普段はテレビのスピーカーだけで十分ですが、DVDやBDの映画を観るときは音響に不満を感じます。そこで、せっかくの新しいテレビなので、アンプとスピーカーをつなぐことにしました。スピーカーは余っているのがあるので、小さなアンプ(TEACのAI-301DA)を購入しました。でも、このアンプのほうが、BOSEの301AVMを鳴らしているアンプ(TEACのA-H01)よりもいいので、これをBOSE用にしました。そういう順番の都合で、4つの作業が連続しました。

第一段
4月29日、BOSE用のアンプを交換するついでに小さなボックスを作ることにしました。
BOSEはBGM用で、ネットワーク・プレイヤーSqueezebox touchと小型アンプを食器棚の上に置いています。

この状態ではホコリが溜まります。そこで、アンプとSqueezebox touchを重ねる箱を作りました。手持ちの板を切って、ミニビスで留めただけです。下塗りを終えました。真ん中の棚が中途半端に見えますが、下に置くアンプの通風口をふさがないためです。

仕上げはツヤ消しの黒塗装で、ちょっと雰囲気が良くなりました。2つのリモコンも置くことができました。

少しホコリよけになり、Squeezebox touchの下に板を挟んだら、角度が垂直になり、画面が見やすくなりました。まあ、操作はiPadなので、この画面を見ることはあまりありませんが。

これは簡単な工作ですから、半日の作業で終わりました。
ただ、途中で別の誘惑に駆られました。301AVMの配線改造です。その気になって、スピーカーを外してみました。パスカルがボール遊びの途中でチェックに来たところです。

BOSEの内部配線は針金だし、過大入力防止のために電球が入っています。購入して間もなく、開けて調べたことがあって、えらく安直な作り方だなと思っていました。
スピーカー・ボックスの内部配線です。

改造は、電球を外して、配線を銅の撚り線に替えるという計画でした。少しクリアな音に変わるのでは、という期待でした。でも、気を取り直して、やめました。20年前に、クリアな音質のSX-V1Xよりも301AVMのほうが好みだったことを思い起こして、BOSEはオリジナルのままがいいのだろうと、吸音材やスピーカーを元に戻しました。BOSEの音は針金と電球で出るのでしょう。

第二段
5月1日、本題のテレビ音響設備の強化です。映画鑑賞用のスピーカーは、使うアテがなくて置いてあった日本VictorのSX-V1Xです。BOSEの301AVMと比べると、ずっと小さく、繊細な音が出るように思います。

古いオーディオラックをテレビ台にしています。

最初はアンプだけを中に入れて、スピーカーを両脇に置いてみました。しかし、小さいとは言え、両脇のスピーカーは邪魔になります。そこで、ラックの中に入れることにしました。横に倒せば入ります。オーディオ好きにはどうかな?という発想ですけど。

スピーカーを入れる前にサランネットを外して掃除をしようとしたら、何と、カビが生えていました。

柔らかいブラシで軽く拭き取ってみましたが、これ以上の無理はできません。10年以上片隅に置いたままだった報いです。音には変わりはなさそうです。このスピーカーは無垢マホガニーのニス塗りが自慢で、今でもきれいですが、テレビ台の中に入れるので、それは見えなくなりました。でも、使うようになったので許してもらいます。

右側はガラス戸を開けると中に入れることができるのですが、左側は引き出しになっています。引き出しをあきらめて、引き出しを載せていた板を切り取り、スピーカーが入るように、別の板を組み入れました。

台の強度を保つために、Lアングルで固定しました。これで終了です。塗装も含めて、これも半日仕事でした。

ガラス戸を閉めている状態です。この段階で、BDプレイヤーを別室のものと入れ替えました。こちらはテレビと同じ東芝製なので、レグザリンク(HDMIリンク)でコントロールできて便利です。

中のBDプレイヤーやアンプを使うときは、ガラス戸の左側を開いて操作します。

プログラムが始まって、音を聴くときは右側を開きます。

ちょっと手間なので、ガラス戸を外そうかと思ったのですが、それほど頻繁に使うわけではないし、ホコリ防止になっているほうがいい、という現在の判断です。映画を1本観ましたが、とても迫力のある音響となりました。

引き出しのその後(7月10日追記)
テレビ台から外した引き出し2つがもったいないので、余っていた集成材で枠を作って、物入れを作りました。

第三段
連休明けの5月9日、メインの音響セットを入れている納戸のドアを折戸にすることにしました。テレビを買い換えましたが、古いテレビがモニターとして使えそうなので、納戸横の窓下に置く計画を立てたためです。音楽ビデオ観賞用です。

納戸のドアです。下の左右にケーブルを通す切り欠きを作っています。
左の窓下にテレビを置く予定です。

開けたところです。テレビを置くためには、ドアの半分くらいが邪魔になります。

取り外して、丸ノコで真っ二つにしました。こういう、簡単で荒っぽい作業は大好きです。

フラッシュドアなので、空洞がいっぱいあります。ドアを折ると見えますので、角材で埋めていき、折戸用丁番を取り付ける場所は少し奥まで角材を入れました。すべて木工ボンドによる接着です。

すべて埋めて、パテで仕上げました。後で塗装します。

折戸用の丁番を取り付けて、元の位置に戻しました。
取り付けた結果をパスカルがチェックしていました。

折った状態です。

ドアを閉じると、折戸とはわからない感じです。ついでに、取っ手をIKEAで買ったものと取り替えました。

二日がかりで、まあまあ、うまく出来たと思いましたが、その後、テレビを置く位置を変更したので、折戸にする必要はなかった、というオチになりました。外観に変わりはないので、作業が面白かったことで十分です。

第四段
置く位置を変えた古いテレビは音楽ビデオのモニターに使います。そこで、BD・DVDレコーダーをテレビに載せる台を作りました。

脚に4つの穴を開けています。これはテレビ背面にある壁掛け器具取付のM6ネジ穴に合わせています。台の横だけ黒く塗って取り付けました。

液晶テレビでも、10年以上前の製品はけっこう厚いため、後ろの奥行きに違和感なく収まりました。音声出力は光ケーブルでメインのDAコンバータにつないでいます。

正面の姿です。折らなくてもよい折戸が右に見えています。

扱いやすく、便利になり、5月初旬まで続いた関連工作は終了しました。