子猫の保護 7 ボブが里子に

12月に入って、ボランティアの方から、ボブをご指名の里親候補さんがいるという連絡をいただきました。9月にショーが里子に出てから3ヶ月ぶりで、その後の様子と合わせて記します。

ショーがいなくなって2匹になっていましたが、2匹で気楽に毎日を楽しんでいました。

2匹とも成長がいいので、10月に入って不妊・去勢手術を受けました。
アイは10月18日でした。エリザベス・カラーと胴巻きを着けてもらいました。でも、翌日には胴巻きを外してしまっていました。さらに、2週間後に抜糸に行ったら、もう自分で抜糸していますよ、と獣医さんに言われました。手術跡はきれいでした。

ボブは10月21日でした。男の子は胴巻き無しです。

ボブ(左側)とアイ(右側)はいつも一緒です。

これは寝起きですね。

ボブは保護したとき(6月5日)に一番体重が軽く、ひ弱な感じでしたが、その後はどんどん体重が増えました。12月に入って3kgを超え、それまで使っていた台所用のハカリ(3kgまで)が使えなくなり、抱いて体重計で計るようになりました。12月中旬で、ボブが3.4kg、アイが2.9kgでした。

ボブはビビリで、いつもアイの後ろにくっついていますが、運動能力は高く、オモチャを追いかけるときの速度やジャンプ力はすごいものがあります。2匹ともが夢中になるオモチャを使うと、アイが飛ばされてしまいます。

12月に入って、朝のパスカルの散歩中、トコがまだ別室で寝ているので、30分ほど部屋開放を始めました。アイはすぐに出てきて、知らない部屋の探索を始めますが、ボブはなかなか出ることができませんでした。慣れてくると問題はないのですが。

12月9日に里親候補さんが来宅し、面会していただきました。
そして、15日にボブを乗せてのドライブになりました。車中ではビービーと泣き続けです。

行き先は兵庫県です。数ヶ月だけ早生まれの可愛い先住子猫(メス)がいます。ちょうど、手術を受けた後で、カラーを付けていました。この写真の後ろにボブが隠れているのが写っています。

2週間のトライアルとして、一緒に生活させてもらいました。数日は先住猫ちゃんに威嚇を受けて、ビビリのボブは気疲れしたようですが、1週間ほどで仲良くなって、一緒に寝るまでになったそうです。よかった、よかった。

これでとうとうアイが一匹だけになりました。アイはさみしがっている様子はなく、これまで以上に遊びに熱中しています。アイの得意技、ひもひっぱりです。

年を越えて、里親さんを待つことになりました。

(続く)