パスカルSrの思い出 2

1998年11月に、これまで過ごした厚別区から中央区に移りました。
パスカルの新しいハウスです。
11月20日、まずパスカルを移して、残っている荷物を運んでいる時期です。

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11月22日、厚別区の家で掃除をしていると、もうパスカルはいないのですが、カイがやってきました。ほとんどの家具は移っています。

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そして、11月29日、厚別区最後の夜です。明日は明け渡しです。
カイが来てくれました。

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しばらく家の中をうろついて、ご飯を食べているのを見ていて、もう、中央区へ連れて行って、家猫にするしかない、と決めたのですが、開けたままの窓ドアから出て行きました。
外で呼んでも戻ってきませんでした。これがカイと会った最後です。4年以上の付き合いでした。

この別れもあって、その暮れに、迷いネコがいるから預かってもらえませんかという話が来たとき、喜んで引き受けました。それがテコです。

1999年1月、パスカルは落ち着いて、ゆったりと過ごしています。このころ、体重が38キロにもなり、少しダイエットをしています。

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お正月なので、ちょっとビールを・・・大好きです。

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2000年5月、ハウス前のベランダでサッカー遊びをしています。エゾ山桜が満開です。

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7月には、こんなプールで遊んでみましたが、すぐに破れました。

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2001年、好きなショット3点です。

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2002 年1月5日、パスカルがハウス内でしんどそうだったので、寒さがこたえるようになったのかな、と思って、その後は室内で過ごさせるようにしました。しばらく は、活発ではないけれど、普段通りに生活していましたが、3月9日に動けなくなりました。
知人の獣医に精密検査をお願いしたら、末期の癌だとわかりました。ゴールデン・リトリーバーにはよくあるそうです。患部の摘出手術を受け、2回輸血をしてもらい、折々に元気になった様子を見せてくれていましたが、5月7日に亡 くなりました。

最後の4カ月はパスカルと濃密な時間を過ごしました。ドライブが好きだったので、動けなくなっても、「ドライブ」と言ったら喜んで立ち上がりました。歩くのも乗り降りも、持ち上げてやらないと無理でしたが、クルマに乗ったら立ち上がって、窓から顔を出して踏ん張っています。亡くなる前日にもドライブに行くことができ、ドライブ中はいつものスタイルで風を受けていました。

犬の実際を知らなかった未熟な飼い主でしたが、パスカルは犬のいる生活という楽しさをたっぷり教えてくれました。
(完)