オーディオ環境整備:MA6500のリモコン

2025年12月16日

Windows11搭載のミニPCを導入した段階で、McIntoshのプリメインアンプ MA6500の内部ホコリ掃除をしておきました。

ひょっとしたら、2001年に購入してから四半世紀、カバーを開けたのは初めてかもしれません。音に問題がなかったのが不思議なくらいすごいホコリでした。写真の上が掃除前、下が掃除後です。掃除後の写真は全体を取り忘れたので、左右半分ずつの写を合成しました。

McIntoshのアンプは前面がガラスで、照明がきれいなブルーなのですが、少し曇ってきているようです。ガラスを内側から清掃したいのですが、ネット検索すると、これはとても困難な作業だそうで、あきらめました。

ホコリ掃除を終えた段階で、MA6500のリモコンの問題に取りかかります。

10年ほど前、オーディオ用に使うリモコンが3つ(テレビ、BDレコーダー、アンプ)になったことから、すべてを1つのリモコンで操作しようと思い、SONYの学習リモコンを購入していました。

MA6500用に学習させたボタンは、ON/OFF、音量のUP/DOWN、MUTEだけでした。でも、これで十分だった気分です。

ところが数年前に、オリジナルのリモコンに電池を入れっぱなしにしておいて電池が腐食し、内部汚染が起こりました。その時は腐食した電池を外してブラシで掃除し、電池を入れ替えても動かないと確認しましたが、そのまま忘れていました。

今回、あらためてオリジナルのリモコンの裏蓋を開けてみました。内部の腐食は思った以上にひどいものでした。

コンデンサーを交換してみましたが、ダメでした。ICが壊れているかもしれません

まあ、このリモコンに執着しても仕方がないので、SONYの学習リモコンをMA6500専用にしておこうと、他のボタンを隠してみました。McIntoshのロゴ・シールも貼りました。

これはこれで、単機能のアンプ・リモコンとして有効でした。

しかし、今回、ミニPCのマウスやキーボードなどが増えたし、テレビ(東芝)やBDレコーダー(パナソニック)も操作するために、SONYの多機能学習リモコンを再活用しようと計画しました。

テレビとBDレコーダーのボタンはすべて登録していたので、McIntoshのリモコンのボタンもすべてを登録しておきたくなります。しかし、あらためてMcIntoshのリモコンを手に入れようとしても、何年も前に廃版になっており、中古販売で3万円くらいの値段が付いています。

McIntoshリモコンのコード体系は見つけたのですが、それをリモコン実体に組み込む方法がわからないので、代理リモコンを探すことにしました。中国通販サイトを検索すると、ありましたねえ。学習リモコンにMcIntoshのリモコンボタンを登録したものが送料込みで2千5百円くらいでした。

とってもちゃちっぽいですが、このリモコンはSONYの学習リモコンに学習させるだけなので気になりません。McIntosh専用リモコンなので、シールを貼っておきました。

このリモコンに登録されているボタンコードをSONYの学習リモコンに登録した結果、SONYの学習リモコンはカバーを外して、東芝のテレビ、パナソニックのBDレコーダー、McIntoshのアンプという3種類のリモコン機能を持ちました。

もう一つ、おまけ話です。
ミニPC導入後、McIntoshアンプの使用頻度が上がり、アンプを簡単に操作したくなったので、小さな簡易版学習リモコン(ボタンが6個だけ)をAmazonで購入(800円ほど)して、MA6500のON/OFF、信号入力経路、LOUDNESS、音量UP/DOWN、MUTEを登録し、自作シールを貼りました。

これはとても便利で、SONYの学習リモコンと2つですべてが簡単に操作できるようになりました。

以上で、2025年末のオーディオ環境再整備は終了しました。

オーディオ環境整備:Windows導入

2025年12月16日

音楽再生オーディオシステムは2012年以降、NAS(現在はQNAP-233)に貯蔵した音楽ファイル(CDからリッピング)をLAN経由で再生する方式で、大音量で聴くためのメインのシステム、BGM用のシステム、各PCにつないだアンプとスピーカーなどで利用しています。

今回、再整備したのはメインのシステムです。プリメインアンプはMcIntoshのMA6500、スピーカーはB&WのCDM9NTで、ネットワーク・メディアプレーヤー(OlasonicのNANO-NP1)とDAコンバーター(今は消えたMcAUDIのMD-1300 Mark-II)を介する経路と、アナログ・レコードやCD、カセットの再生装置などの経路をMA6500で切り替えています。

再整備するきっかけとなったのは、今年秋頃、久しぶり(何年かぶり)に古いCDプレーヤー(SONYのCD-MDデッキ MXD-D40)を使おうとしたら動かなくなっていた事件でした。数日かけて分解して、ゴムベルトの交換などをしてみましたが直すことはできませんでした。

CDプレーヤーをあきらめた時に、光デジタルでDAコンバーターにつないでいるテレビとBDレコーダー(2010年発売のパナソニックDMR-BR590)に目が行きました。BDレコーダーでCDを再生させることができることに気がついたのです。つまり、CDプレーヤーは不要なのです。これが音響システムの信号経路を再検討する始まりでした。

背景要素は他にもありました。ここ数年、ネットワーク・メディアプレーヤーでNASの音楽ファイルを選ぶ方法が面倒に思うようになっていました。それと同じころ、3万円程度のミニPC(本体サイズが15cm×15cm×5cm以下のWindows機で、ほとんどが中国製)が出回っているのを知って、性能などを調べていました。ミニPCは流行のゲームや動画処理などには非力かもしれませんが、WAN(インターネット)やLANからの映像・音響を再生する機能は十分にあります。ネットワーク・メディアプレーヤーよりもかなりコスパが良さそうです。

という経緯で、音楽再生用にミニPCを購入してみました。Shanghai Hub Union Industral Co. Ltd(中国のマザーボードのメーカー)製のwo-we P6という機種で、CPUがAMD Ryzen 5 3550H、DDR4メモリー16GB、SSDが512GBあり、Windows11搭載です。CPUはRyzenの第二世代、2019年発売のモバイル用らしいですが、これがAmazonで3万円を切っていました。

ともかく小さいですね。比較のために、上の写真ではiPhone SE3を左に置いてみました。本体サイズは実測で、幅127mm×奥行き113mm×高さ43mmです。電源アダプター、HDMIケーブル、内蔵SATA用コネクターなどが同梱されていました。

裏蓋を開けると、こんな感じです。中央に2.5インチSATAのSSDが入れられるようです。ボタン電池CR2023(中国の規格? CR2032あたりと互換らしい)の交換が少し手間のようです。

さて、ミニPCを導入することで、オーディオシステムの構成を次のように変えました。

すっきりした配置になりました。アンプが大きくて重いので、納戸の中に入れたままになっています。これでむしろ、ミニPCやBDレコーダーの出力をアンプまで届けずに、テレビだけで再生するオプションが拡がりました。

古いテレビ(2006年製のREGZA Z2000 42インチ)の上にBDレコーダー、その上にミニPCを置きました。ミニPCはHDMIケーブルでテレビにつながっています。Windows11が無事に立ち上がって、好みの仕様に調整しました。

納戸の扉を開けた状態です。上部のスイッチで納戸内部に設置したアンプなどの電源をオン・オフします。

テレビの上(ミニPCの横)に付けたスイッチでPCやテレビ周り(BDレコーダーやLANスイッチング・ハブなど)のすべての電源(待機電流)をオン・オフします。

ミニPCにはワイヤレスのマウスとキーボードをつないだので、テレビの画面を見ながら手元で操作できます。

さらに、余っていた古いUSB外付けハードディスクドライブ(2TB)をつないだら、音楽ファイルをNASからダウンロードする必要なく、迅速に音楽を再生できるようになりました。現在の保存音響ファイルはCDで2千枚以上になっています。FLAC形式で1.2TBくらいです。

これまでのネットワーク・メディアプレーヤーでは得られなかった機能が加わり、音楽鑑賞のみならず、BD(ブルーレイディスク)やDVD鑑賞、インターネット経由の映画・映像・音楽なども楽しめる設備になりました。

最近のテレビにはインターネット経由のAmazonやNetflixなどのボタンが付くようになって便利ですが、古いテレビでも、ネット検索も含めて、すべてのWindowsアプリが稼働する能力が付加されると、普通のテレビを超える性能になるようです。

肝心の音響の質ですが、同じソースで、これまでのネットワーク・メディアプレーヤーと比較しましたが、違いはわかりません。各機器の機能が十分に発揮されていると思います。
(手前右に写っている黒いリモコンについては次のストーリーで出てきます)

 

補機バッテリーの充電:日産リーフ

2025年10月21日

電気自動車・日産リーフ(ZE1:第2世代)に乗って4年が過ぎました。
昨年のアドベンチャーワールド往復以来、長距離ドライブをすることなく過ごしていますが、走行距離とあまり関係なく走行用バッテリーの性能は徐々に落ちてきて、5年目の現在は、リーフ・スパイ(走行用バッテリーのチェック・アプリ)のデータによると、元々の80%ちょっとくらいになっているようです。

内燃エンジン車であれば、5年目あたりは調子のいい頃でしょうが、電気自動車は走行用バッテリーが命なので、様相は大きく異なります。でもまあ、それは予想していたことでした。長距離ドライブは趣味ではなくなったので、むしろ、自宅で充電して、自分でいろいろ整備しているのが楽しいクルマ生活になりました。

そういう毎日ですが、表題の補機バッテリーの手入れについては、ずっとモヤモヤした気分が続いていました。補機バッテリーというのは、どの電気自動車にも搭載されている、普通の自動車用12Vバッテリーです。

電気自動車は巨大なバッテリー(リーフe+ Gは62kWh:電圧は350Vほど)を積んでいるのに、12Vの補機バッテリーを必要とするのは、すべての電気設備(電子機器、ライト、エアコン、ナビなど)の稼働に使われているからで、スターターボタンを押して、走行系を準備し、モーター走行を制御する回路もすべて補機バッテリーが受け持っているそうです。

素人考えでは、走行用の巨大(連結)バッテリーを12Vに降圧して使えば、補機バッテリーなどは不必要と思えるのですが、高電圧のバッテリーパックは破壊的なパワーを持っているので、安全面の観点から切り離していると聞きました。

その補機バッテリーですが、定期検査に出すと、このところ、充電率が低いと指摘されてきました。今年の車検(2回目)でも、補機バッテリー(3年半使用)が弱っているので、そろそろ交換を考える時期かもしれませんと言われました。
その時のバッテリーチェック結果です。

これを見ると、健全性(SOH:State of Health)は100%なのですが、充電量(SOC:State of Charge)が50%しかないので、「充電してください」というメッセージが印刷されています。内燃エンジン車の始動能力をあらわすCCA(Cold Cranking Ampere)測定値は475で、このバッテリーの規格は495なので、少しだけ下がっています。

この結果は、バッテリーは充分使えるのに充電されていないだけ、と読めるようです。単なる充電不足ということなら、まだまだバッテリーを取り替える必要はなく、充電をしっかりすればいいことになります。

12Vバッテリーをしっかり充電するには、内燃エンジン車(ハイブリッド車を含む)ならエンジン直結の発電機が充電を担当しているので、エンジンが回っている時間が長ければ問題はなく、短ければ、別途、充電器を使って充電することになります。

一方、電気自動車には発電機が存在せず、走行用の高圧・大電力バッテリーによって充電されることになります。問題は、この供給(充電)の仕組みがよくわからないことです。

リーフの充電方法を調べた結果を要約すると、スターターボタンを押すと、補機バッテリーの電圧をチェックして充電を始めるようです。それはシガーソケットでの電圧チェックをすると、スタート時に14.3V程度となり、しばらくして12V台まで下がって、その後の変化はなくなります。

この間、充電をしているように推測できますが、上記のバッテリーチェック結果のように、充電率が50%でも数分で12V台に下がってしまいます。この理由は、走行中に補機バッテリーの負担を無くす程度に充電していているだけで、それ以上にたっぷり充電することはないのだろうと推測しています。この点はディーラーの人に聞いてもよくわからないようでした。

ということで、リーフ自身に充電を任せられないと思い、充電器で100%充電が可能かどうかを試すことにしました。

先ずは、補機バッテリーの状態を手持ちのバッテリーチェッカー(TOPDONのBT100)で調べました。該当するバッテリーの型番データがBT100に入ってなかったので、型番規格の正確な数値はわかりませんが、基本測定結果に大きな違いはありません。

このチェッカーでも、健全性(SOH)は100%ですが、充電量(SOC)は45%しかありません。下のLEDが点灯しているのは「充電しましょう」です。電圧は12.27Vとなっています。

それでは充電器をつないで、充電を開始します。この充電器は維持充電(フロート充電)も含めて、フルオートマチック充電を謳っているものです。

補機バッテリーはごく普通の12V鉛バッテリーなので、各セルに蓋が付いています。充電時には蓋を外すか緩めておく必要があります。・・・本当は、バッテリーを車体から外して充電するべきなのでしょうけど、充電量が半分はあり、それほど化学反応が激しくはないと思ったので、そのままの状態で、セルの蓋は緩めておきました。補充液は不要でした。

4時間ほどで、充電が終了(充電器の電源がオフになる)しました。
直後のバッテリーチェッカーの表示です。

健全性(SOH)も充電量(SOC)も100%になりました。下のLEDが点灯しているのは「GOOD」です。電圧は12.78Vとなっています。

さて、24時間後、再度バッテリーチェッカーで測定してみました。

まだ「GOOD BATTERY」と出ていますが、充電量は77%に落ちています。ちょっと期待外れでした。

測定直後から走行用バッテリーを3kwで3時間ちょっと充電してみました。18%ほどの充電でしたが、直後にバッテリーチェッカーで測定してみました。

充電量は5%(77→72)ほど減っています。走行用バッテリーの充電で補機バッテリーへの充電は無いようです。

今後、どれくらいの割合で充電量が減少するかを調べてみますが、数日後には50%に落ちそうな気配です。このバッテリーが本当に交換時期になっているのかどうか、数ヵ月は観察を続けます。

久しぶりの文楽劇場

2025年9月19日

9月17日、5年ぶりに文楽劇場に行きました。2020年1月に国立文楽劇場開場三十五周年記念初春文楽公演を観に行って以来です。

今回は大阪・関西万博開催記念の爽秋文楽特別公演ということで、「心中天の網島」、「曾根崎心中」、「恋女房染分手綱・日高川入相花王」の三部立てです。

普通の選択なら「天の網島」なのですが、心中物はちょっとしんどい気分だったし、久しぶりに桐竹勘十郎さんの人形遣い(恋女房染分手綱)を観たいし、日高川で使われる清姫のガブ(首のカラクリで美女から妖怪に変わる)の演出を観てみたい、という二つの理由から、「恋女房染分手綱・日高川入相花王」を選びました。

万博開催記念ということで、文楽開演前に20分ほどの英語による文楽の解説映画がありましたが、劇場に英語ネイティブらしい外国人の姿は見かけませんでしたし、解説は英語(日本語字幕)のみでした。PR不足かな?

「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)」は初めて観る演目でした。近松門左衛門の原作だそうです。近畿の大名の姫(12歳)が江戸へ嫁がされる話で、嫌がる姫を道中双六で楽しませて東下りを喜ばせるのですが、その双六を持っていたのが子供(数えで11歳)の馬方です。実はその子供は、姫の乳母である重の井が産んだ与之助でした。

重の井は与之助をあきらめて、馬子に戻らせ、自分は姫の東下りに伴って別れる、という、まあ、現代では考えられない筋書きです。それに、人形浄瑠璃で大名や貴族を扱うのは無理な世界なので、こういう演目は、たとえ古典とは言え、魅力的とは思えないし、客席も5割程度の入りでした。
ただ、久しぶりに観た桐竹勘十郎さんは落ち着いた人形遣いで、申し分なしでした。

「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」は道成寺伝説の浄瑠璃版で、「道成寺現在蛇鱗(どうじょうじげんざいうろこ)」との相違点なども興味深いのですが、「渡し場の段」のみなので、清姫のガブがうまく使われていると感心しているのみでした。

この清姫のガブ(カラクリのガブ)の仕掛けは昔(1960年代)、「ひょっこりひょうたん島」で魔女ルナに使われたのを覚えています。テレビで初めて見た時はびっくり仰天でした。文楽人形にルーツがあったと知ったのはずっと後でした。

今回の演目は、やはり「心中天の網島」を観ておきたいなと思わせる内容でしたが、夏バテで、あらためて世話物を観に行く元気はなく、5年ぶりの文楽劇場をそれなりに楽しめたという感想でした。加えて、今後、現代にも通用する人形浄瑠璃作品の新作を望みたい気持ちが強くなりました。

CPU core i7 13700を14700に交換

2025年8月27日

2年半前に現在のメイン・コンピュータ(CPU:intel core i7 13700)を組み立てました。これまで、だいたい5年くらいで次のコンピュータに交換する計画にしていますので、あと2年くらいは何もしない予定でした。

でも今年の夏の蟄居では、読書や映画鑑賞などだけではちょっと退屈になり、鉄道模型の製作・手入れはしんどいので、気分転換の簡単室内作業として、現在のCPUを同じソケットLGA1700が使えるシリーズの最終版(翌年版)のintel core i7 14700に交換しておこうと思いつきました。14700は13700より10%くらい性能が上がっているという巷の評価です。

その気になったら、こういう作業は一日でも早いほうがいいし、ちょうど、CPUグリス(CPUとクーラーの接着剤)との抱き合わせ販売で安くなるセールを見つけたので、注文したら、今日到着しました。同梱のクーリング・ファンは使いません。

半年ぶりくらいにケースを開けました。ホコリまみれです。

クーリング・ファンを外すと、グリスがベッタリのCPU(intel core i7 13700)が見えてきます。

CPUを取り外してから、ホコリまみれになっていたファンや基板を掃除して、ついでにボタン電池CR2032を交換しておきました。次期コンピュータを組み立てる頃まで持つでしょう。

取り外したCPU(intel core i7 13700)です。グリスが拭き取れていません。

CPU(intel core i7 14700)をソケットに入れました。

抱き合わせ販売のグリスです。価格は700円ほどですが、抱き合わせでCPUが3,000円以上安くなりました。

せっかくだから、これを使いました。ちょっと量を奮発したかもしれません。

このグリスの上にクーリング・ファンを載せます。先ずは、2つの固定されたフィンをネジ止めします。

2つのファンをフィンの間に差し込んでピン止めします。

以上で交換作業終了です。掃除もできたので、すっきりしました。

ケーブルをつないで、電源ボタンを押しました。このCPU交換についてはネット検索していて、何のトラブルも無いという記事を読んでいましたが、しばらくシステムディスクの稼働を示すランプが点かず、それなりに心配しました。1分以上はそのままの状態が続いてから、再起動したような動きがありました。マザーボードが何らかのCPU更新作業をしていたようです。LANはつないでいましたので、交信があったのかもしれません。ともかく、無事にスタート画面が出てきて、ホッとしました。

さっそく、CPUの動作をチェックしました。

CPUを交換した効果については、いろいろな処理速度が向上した感じはありますが、その感じは交換した今日だけわかる違いでしょう。ともかくこれで、この先2年くらいは新製品を気にせず使えるでしょう。

作業時間は約3時間でした。退屈しのぎとして、ちょうどよかった気分です。取り外したCPU(intel core i7 13700)は、LGA1700ソケット用で余っているマザーボードを使って、予備コンピュータを組み上げようかと考えています。

(追記)その後(9月15日)、当日に忘れていたマザーボードのBIOSアップデートをしておきました。

ブルーインパルスの展示飛行本番

2025年7月13日

大阪・関西万博開幕日(4月13日)でのブルーインパルスの展示飛行は天候不良で中止となり、みんなの失望が大きかったのですが、7月12・13日にあらためて展示飛行するというニュースが入りました。

ブルーインパルスの展示飛行は観たかったのですが、暑さと混雑が苦手なので、万博会場(あるいは舞洲の隣の咲洲コスモスクエアあたり)に行く気は起きませんでした。そこで今回は、4月10日の予行飛行を見物した淀川の豊里大橋よりも近場、自宅の2階ベランダから近所通過を眺めることにしました。

12日(土)に2階ベランダから上空を通過するブルーインパルスの姿を確認したので、13日(日)はカメラの準備をして、YouTubeのライブ映像で位置を確認しながら待機していました。

7月13日14時55分頃、ジェット機の音が聞こえてきて、ブルーインパルス飛行隊がきれいなスモークを見せながら飛んできました。昨日の飛行を確認したときはスモークを出していなかったので、嬉しい姿です。以下では1秒置きくらいの写真を並べます。

裏にある2階建て保育園の向こう(枚方パーク:北東)からやって来ました。

見えていたのは10秒くらいでしょうか、曇り空から来て、青空の万博会場(南西)に飛んで行きました。

万博会場上空での展示飛行は涼しい部屋でYouTubeのライブ映像を観ていました。ヘリコプターによる上空からの映像もあって、臨場感はありませんが、展示飛行の全体を十分に楽しめました。

関西国際空港を離陸してから、展示飛行を終えて着陸するまでちょうど40分でした。その間、関空と伊丹空港(大阪国際空港)を離発着する予定の飛行機が地上か上空で待機している状況を伝えているライブ映像も同時に眺めていると、ブルーインパルスが大阪上空で展示飛行する事業の大変さがよくわかりました。次の機会はちょっと無さそうです。

その後、7月12日の展示飛行初日に5番機から撮影された映像がYouTubeにアップされました。とても迫力ある360度の映像で、しかも、上記写真の撮影場所が写っていたので、静止画にして使わせてもらいました。この写真に入れた黄色の○あたりが翌13日に撮影した場所になります。12日は、このあたりではスモークを出していませんでした。

読書用タブレット端末

2024年12月10日(タイトル変更 12/23)

最近、読書で小さな文字を読むのがつらくなってきました。工作では拡大ルーペ付きLEDアームライトが不可欠となっています。

日頃の読書は自炊したPDF本を読むというスタイルで、自宅では9.7インチのiPad(12年前の第4世代)を使っています。また、外出時はiPad mini(5年前の第5世代)をバッグに入れています。どちらにも同じ本(小説から辞典・事典まで数十冊)を入れて、入れ替えるのも同時期にしています。Adobe社が名付けた名称PDFはPortable Document Formatの略ですから、そのままぴったりです。

7.9インチのiPad miniは小さくて(全体サイズは長辺203mm、短辺135mm)軽い(本体308g、ケース入りで428g)ので、持ち歩いて、電車内や喫茶店などで読むには便利です。その分、PDF本の文字表示が実物と同じか小さいのです。文庫本であれば実物より少しだけ大きく表示される程度です。このiPad miniの表示サイズが読むのにつらくなってきたわけです。

一方、iPadはサイズ(全体サイズは長辺241mm、短辺186mm)が大きくていいのですが、実際の本よりもずっと重い(656g+ケース170g)ので、持ち歩く気にはならず、自宅で読む時もタブレットスタンドを使う必要があります。

いずれであっても、画面のLED照明を周囲に対して適切な明るさ(たいていは30%未満)にしておけば、紙の本と比べて眼が疲れるという感じはありません。

最新のiPad(第10世代)は10.9インチ(全体サイズは長辺249mm、短辺180mm)で477gとまあまあ魅力的なのですが、ちょっとお値段(メモリー64GBで58,800円)が・・・。電子ペーパー(EInk)端末を期待しているのですが、カラー版はまだまだ開発途中の感があり、しかもiPadなみ以上の価格です。

そんな悩みを持っていて見つけたのが、TCLという中国本社メーカーの「TAB 10 Gen2」という10.4インチ(全体サイズは長辺245mm、短辺155mm)、Android OS 13のタブレット(以下、単にTCLと記す)です。パネルはIPS、解像度は 2000✕1200、重さは10インチクラスのタブレットで最軽量の425g、販売価格が2万円です。

TCLというブランドはテレビ製品(液晶や有機EL)で定評があり、価格、サイズ、重さはWelcomeですが、自炊したPDFファイルが読みやすいかどうかが問題です。読みやすさには、ハード面(スクリーンのサイズや画像の質など)とソフト面(PDFのリーダーアプリ)の2つの側面があります。

ハード面では、本を読むときに、TCLがiPadよりも縦長(横長?)のデザインであることのメリット・デメリットがよくわかりませんでした。主として横置きにして使う用途を考えたサイズなのでしょう。

ソフト面では、これまでiPadでは、i文庫HDという有料(800円)アプリを使っていました。とても使いやすいアプリですが、何年もアップデートされなくなって、wifiでNASからファイルをアプリ内でダウンロードできなくなるなど、不便になっていました。

そんな頃、SideBooksという無料のiOS用PDFリーダーアプリを見つけたので、試しに使ってみると、i文庫HDとほぼ同じ機能(しおり、文字検索、右綴じ本対応、余白のサイズ調整、本棚整理など)を持っていて、これで十分だ、と思いました。そして、嬉しいことに、この無料アプリがAndroid OSでも配布されていました。

そこでTCLを買ってみました。なんと言っても、iPad 64GBの1/3の価格というのが決め手でした。(しかし、買ってから2週間後に価格が1割安くなって、少々悔しい思いがありました・・・その後はまた値上げ・値下げが続いています)

届きました。

ケースが付属していました。裏に両面テープで貼り付ける簡易なものですが、それでも重さが163gもあるので、当面は使わないで、別売の保護フィルムだけを貼りました。

Androidを触るのは久しぶりですが、電源を入れると、初期化の流れがボタン選択だけで自動的に進むので、わかりにくいところはありません。すぐにシステムのアップデートをおこない、SideBooksもインストールして、AIに描いてもらった黒ママのイメージ壁紙も設定しました。

本体を触ってみて、しっかり作られているのがわかります。ただ、ケースに入れていないと、滑って落としそうだし、持ちにくい、ということで、近所の百均でスマホ用の指リングを買ってきて、裏に貼っておきました。あまり丈夫ではありませんが、指がひっかかるので、それなりに安定します。これで13g増えて、437gになりました。

これまで使っていたiPad miniは常にケースに入れていて428gですから、それと比べると9gの増加でしかありません。これで外出時に持ち歩くことが苦にならないでしょう。

自炊本ファイルを読み込む方法ですが、Android OSはWindowsと相性が良く、ファイルをSideBooksのフォルダーにダウンロードするのは、付属のUSB type-A-type-CケーブルでPCとつなげば、エクスプローラーで簡単にできます。内蔵メモリーが128GBあるので、1冊が数十MB~数百MBサイズの自炊PDF本であれば、相当数を収納できます。さらに、マイクロSDカードのスロットがあるので、データのやり取りに不満が出ることはなさそうです。このあたり、AndroidはAppleのiOS製品よりも自由度が高いと感じます。まあ、最近のiOS製品はtype-C接続になってきているので互角なのかもしれません。

ハード面として、iPad画面の縦横比は雰囲気として本のサイズとマッチしているようですが、縦長のTCLは一般的な本の縦横比率よりも縦が長い新書版のような雰囲気です。

しかし、ポイントは、SideBooksによる余白のサイズ調整です。iPad、TCLいずれでも、それぞれの画面の縦横比率に合わせた余白サイズ調整が肝要で、この調整で文字面の表示が大きく異なります。読む前に設定しておけば、読みやすさがまったく違います。

PDF化した一般的な本(縦21cm・横15cm)の同じページをiPad miniとTCLの画面で比べてみます。左側が本の実物で、右の手前がiPad miniの画面、その後ろがTCLの画面です。

iPadとTCLで背景の白の色味は違いますが、どちらも余白のサイズ調整をした結果、文字サイズは、実物≒iPad mini<TCLの順に大きくなっています。

別の本(縦19.5cm・横13.5cm)ですが、左のTCLと右の9.7インチの(miniではない)iPadでは、縦長のTCLのほうが、iPadよりもページの文字面をうまく囲むことができて、その分、文字が拡大されて読みやすくなりました。

自炊本の何冊かで読み比べてみましたが、どれも同じような雰囲気で、TCLのほうが文字が大きくなったのは予想外でした。もちろん、ページの文字範囲が縦より横に広がった本の場合はTCLが不利になるでしょうが、そういう本は限られているような気がします。

最後に、TCL(左)と、これまで持ち歩いていたiPad mini(右)との画面を比べておきます。これだけ拡大されるととても読みやすくなりました。

TCLも普段使っているショルダーバッグに入るので、持ち歩きに問題はありません。ケースのマグネットで電源のオンオフができるのは便利なので、150gほどの重量増加(トータル580gくらい)が問題なさそうであれば、ケースを使うかもしれません。自宅ではタブレットスタンドを使うことが多いですね。

読書にタブレット端末を使うのはバリアフリー化だと思っています。実物の本の小さな活字や重さを苦にしなかった頃は、装幀を含む紙の本の魅力を感じていて、インクの香りを嗅ぎながらページをめくる楽しみをディジタル化する理由はなかったのです。まあ、当時は方法もなかったのでしょうけど、高齢者が大きな天眼鏡を使って新聞や本を読んでいる姿はよく見かけました。

市川沙央は「ハンチバック」の原稿をiPad miniで書いていたそうですが、読んでいて、障害の程度の差はあれ、本のバリアフリー化は避けがたい方向でしょうね。実物の本の魅力を感じてはいても、小さな活字が読めなくなったり、本を手に持つ筋力が衰えたりすることは別途進行していきます。本を自炊すること(スキャンしてPDFファイルに変換すること)はそれなりに手間ですが、大きくて重い本が何十冊と入っていてもタブレット端末の重量は変化せず、大きくなった活字で読書でき、それなりの文字検索もできることは喜びです。

紙の本と電子データ版が並列に販売されるようになりつつあります。将来的には著作権の問題をクリアして、すべての本が電子化されて、どこかの電子書店に保存され・販売されるようになればいいなと思っています。

自炊PDF本作成も電子化の一つと言えますが、文字単位で電子化された電子データ版と根本的に違うのは、PDF本はスキャンされた「ページ画像」を読むことでしかありません。電子データ版であれば、文字サイズだけでなく、縦書き・横書きなどの変更も自由で、画面に表示される1行の文字数と行数は画面サイズに合わせて自動的に変更されますので、iPad miniの小さな画面でも読みやすいページ表示が可能です。この読みやすさは、電子化された「青空文庫」を読んでみるとよくわかります。

OCR(Optical Character Recognition)でページ画像の文字をテキスト化する方法も併用していますが、日本語のOCRはまだまだ実用的ではありません。使っているソフト(Adobe Acrobat Pro DC)で正しいテキストを取り出せるのは、600DPIでスキャンした図書で80%程度という印象です。これは簡単な文字検索に利用できる程度で、まとまった句を探すには役に立ちません。

ともかく、自炊PDF本のリーダーの世界はまだまだ過渡期ですが、当面、自宅でも外出時でも、TCLを使うことが決まりました。

カホンの組み立てキット

2024年10月29日

以前から、ペルーの打楽器カホン(Cajon)は面白そうと思っていました。プロの演奏を眺めていると、とっても複雑な手・指(時として足も)の動きですが、低レベルであれば初心者でも気楽に遊ぶことができそうに思えます。そういう印象を持っていたのが今回の伏線でした。

一方で、そろそろヘッドフォンを買い替える時期と考えていたので、スタジオ音響関係の定番商品を扱っている通販サイトを眺めていたら、カホンの組み立てキットを見つけました。キットは1万円ほどの価格で、かつ、6千円ほどの特別ポイントが付く、というので、カホンを買って、そのクーポンをヘッドフォン購入の一部にあてようという算段になりました。

組み立てキットというのは、鉄道模型でも同じで、構造がよくわかるし、組み立てていく楽しさがあるので、少々の失敗を気にしなければ、完成品よりも好ましい選択肢です。

商品が到着しました。

開けます。ドイツのSelaという打楽器メーカーの製品(Snare Cajon Kit)です。

箱の中には、板類だけでなく、工具用パーツや接着剤なども入っています。製品案内文には、電動ドリル本体だけを用意するように、と書かれています。
出来上がりのカホンのサイズは、幅30cm、奥行き30cm、高さ47cm(+1cmのゴムクッション)です。

組み立て説明書は小さすぎて読めず、販売店がYouTubeに簡単な製作動画をアップしています。注意書きや機能などの説明はありません。それなりに調べて、翌日から組み立てることにしました。

翌日、先ずは外板を4枚合わせて箱を作るために、添付の2本の小さなチューブ入り接着剤を使います。ところが、一カ所の接着だけで、1本が無くなってしまう(使いすぎ?)し、あまり上等な接着剤ではなさそうだったので、手持ちのタイトボンドを使いました。次の写真で、タイトボンドの前にある白いチューブ2つが添付されていた接着剤です。
これも添付されている締めベルト(2本)を使いつつ、手持ちの工具も使って、90度を確認して養生しました。

ただ、カホンは上に座って叩くので、体重がたっぷりかかります。前後に薄い板を貼るからいいのだろうとは思いますが、45度で合わせた板を接着剤で固定するだけでは心許ない雰囲気を感じたので、手持ちの工作用三角棒を4隅に貼り付けることにしました。これは思いつきの補強です。

このカホンは、箱の内部にドラムのスネアみたいな線のユニットを入れて、振動を変化させるようになっています。このスネア・ユニットは後面の穴から出し入れできます。

こういう振動ユニット(ギターの弦など)がカホンの内部に使われたのは、パコ・デ・ルシアがスペインに持ち帰って、フラメンコに合うように加工したからだそうですね。よく聴いたパコのアルバムSiroco (1987)では、あたりまえのように使われていました。

そのユニットを保持する部品を内部に取り付けます。

止めねじを取り付けて、スネア・ユニットをこのように置くようです。スネア・ユニットの中央の丸い穴は、スポンジを入れて、スネアの響きを調整するそうです。

一晩、接着の養生をして、翌日に前後の板をねじ止めしました。
後板には空気通り穴が開けられています。親切にも、ねじ止めしていく位置にすべて凹みが作られていました。でも、ねじが入りにくかったので、すべてにドリルで穴を開けてからねじを止めていきました。

添付されているねじは、径2.8mm長さ15mmです。木ねじなのに、いたずら防止のために自動車用部品でよく見るトルクスヘッド(六角星形のヘッド)でした。写真左側の電動ドライバーのトルクス用六角ビットも添付されていました。

カホンの叩く面となる前板をネジ止めしました。

ここで、別の疑問が出てきました。前板の上部、左右の位置にねじがありません。これが指定通りなのですが、締め付けていて、上部の両側が少しだけですが、隙間ができます。少し離れた横のねじを強く締めると、板にねじが食い込んでしまいます。

そこで、これも思いつきですが、前板から空気が少しでも抜けるよりも、しっかりとねじ止めしたほうがいいのではないか、と考えて、2本ずつ左右の上部をねじ止めしました。ねじとねじの間隔が均一ではなくなったのですが、あまり目立たないでしょう。

後でカホンの画像をネット上で調べてみたら、前面上部の左右をねじ止めしている場合が多いようですが、このキットのように、この場所にねじ止めしていないカホンもそれなりに見かけました。カホン作りに慣れていれば、音を聴きながら、ねじ止めの位置と数を決めるのかもしれません。まあ、ビギナーはこれでいいことにします。

これで添付のねじは使い切ったので、底に付けるゴムクッション用のねじは手持ちのタッピングねじを使いました。また、上部の左右の角は軽く面取りをしておきました。

これで前板がぴったりと隙間無く貼り付きました。まあ、これはメーカーとしての「意図的なねじなし」なのかもしれませんが、ねじなしの状態と比べると、叩いたときの低音が太くなったような気がしたので、これでいいことにします。
2日目が終わりました。商品説明を読むと、これで完成となります。

しかし、前板だけが塗装された状態は感心しませんので、3日目から塗装に入りました。白木のままの4面ならびに底面も塗装します。塗料は、手持ちで残っていた、水性ウレタンニスのライトオークです。

塗装は1日で終わるかと思いましたが、ベニヤ板の木目よりも、ウレタンニスの厚塗り(ツルツルで樹脂っぽくなる)が好みなので、1日に2回の塗り重ねを続け、3日がかりになりました。裏と底の塗装は薄いめにしています。

塗装するに際して、前板を外しておけばよかった、と後で気がつきました。前板の周囲を塗って、少しだけ塗料が前に回りました。

完成です。

後の空気穴(サウンドホール)から覗いたショット。添付されていたシールをスネア・ユニットの上あたりに貼っておきました。

なかなか面白い、延べ5日の工作でした。
カホンとしての音の良し悪しはよくわかりませんが、気持ちのいい音です。
普段はコンピュータ机の脇で足置きにして、気が向いたらYouTubeのレッスン動画で練習しています。

Logitech Media Server 最新版

2024年6月26日

2012年から、普段のBGM用にLogitech 社製のネットワーク・プレイヤーSqueezebox touch(写真中央の小さなスクリーン・パネルのような製品)を使っています。

このプレイヤーをiPadやiPhoneのアプリiPengでコントロールしています。

この組み合わせでは、アンプへの光入力の音量調節までスマホで可能なので、とても便利で愛用してきました。

Squeezebox touchが機能するためのアプリLogitech Media Server(LMS)を搭載しているのは、自宅内LANにつながっているQNAP社製のTS-112というNAS(ハードディスク1台)です。

使い勝手も音質も十分に満足でしたが、この音楽鑑賞システムを導入した翌年にはSqueezebox touchが廃盤となり、ほぼ同時にQNAP社のNASの新しいOSにはLMSを搭載できなくなりました。このあたりの事情は2015年の記事で書いています。

Squeezebox touch本体についてはRaspberry Pi で模倣する方法があるので、それはSqueezebox touchが壊れたときに工作すればいい(今年になって、Pi 3B+を含めた必要部品を購入しています)として、TS-112(QNAPの古いOS:QTS4.1.4)が稼働することが命の綱となりました。

しかし、残念ながら、TS-112の不調(一部は、新しいNASの応答速度に慣れたからかも?)が目立つようになってきました。症状は、全般に反応が遅い、iPengが反応しないことが多い、TS-112のタイマー運用で起動・終了ができないことが多い、音楽ファイルをアップロードするのがとても遅くなった(初期の7Mbpsが1Mbps前後まで落ちた)などです。

何かいい方法はないかと、久しぶりに、LMSとSqueezebox touchについてネット検索をしていたら、経緯はよく分かりませんが、QNAP社製NASの最新OSで動くLMSの2024年版が、そして、Windows用にはLyrion Music Server(略称は同じLMS)という名称になった最新版があることを知りました。10年前には見つからなかったサイトばかりで、いずれもLMS愛好者のグループが無償で改訂・提供しているようです。

とてもラッキーな発見で、6月に入ってから、いくつかのサイトを感謝しながら参考にして、QNAP TS-233(OSはQTS5.1.7)にLMS(Logitech Media Server バージョン: 8.5.3)をダウンロードして、インストールすることができました。

結果は大満足で、iPhone・iPadでのiPengの反応はとても速く、CDのリッピング・ファイルのアップロードも短時間になり、ストレスのない音楽鑑賞環境になりました。

Raspberry Piによる模倣品製作はいつになるかわかりませんが、メインのオーディオシステムに使う計画に変更しました。ちょうど、McIntoshのアンプのリモコンが故障してしまって、音量調節が不便になったところでした。

これまで頑張ってくれたTS-112は分解して廃棄処分としました。

(完)

LANケーブル交換

2024年4月13日

無線LANルーターから3つの部屋までLANケーブルを天井裏経由で回したDIY工事から10年以上経ちました。その間、特に支障は無いながら、いつもインターネット回線の速度が遅い(100Mbps未満)ことに不満を持っていました。

先週、10年前にLANケーブルを回した部屋のうち、ネットワーク・オーディオのみを使っていた場所で初めてコンピュータをつなぐ機会がありました。ブラウザーを立ち上げて、何気なしに回線速度を調べてみたら、出た数字が430Mbpsだったので、とっても驚きました。

ちょっと信じられなかったので、何度が繰り返してみましたが、だいたい400Mbps以上という値でした。この測定サイトの回線速度は大きめに出るようですが、同じ測定サイトで普段使っているPCでは、いつものように、93Mbpsと出ます。4倍以上の違いです。このケーブルも同じルーターから取り回した配線です。

ここでやっと、回線速度が遅かったのがLANケーブルの問題だったと気が付きました。

DIY配線工事をしたときは、無線ルーターから10m以上が4カ所はあったので、CAT6のLANケーブル100m、RJ-45コネクタセット、自作工具一式を揃えて、配線した場所でRJ-45コネクタを取り付けていきました。

配線後の導通チェックはやりましたが、なぜかすべての回線速度の測定をしなかったのです。インターネットの開通ができればOKとしていました。

遅まきながら、メインのコンピュータにつないでいるLANケーブルを外して、CAT6Aの20mの市販ケーブルに置き換えてチェックしてみたら、こちらでも400Mbps以上の速度が出ています。

天井裏配線を交換して、やっとギガビットLANの雰囲気が感じられるようになりました。この交換で、当然ながら、NASとの転送速度も10MBSほどから100MBS以上まで、10倍ほど速くなりました。

長期の不満が単なる不注意に起因していたわけですが、とてもすっきりしたので、過去の不満は忘れてしまいました。