子猫の保護 4 里親募集開始

7月18日、5匹を獣医に連れて行って、診察と1回目のワクチン接種(三種混合)を受けました。

みんな元気で、高い本棚の上でくつろぐようになりました。左からラク、ダイ、ボブ、アイ、ショーです。この頃には、黒の縞模様はかなり消えて、全身が黒光りするようになり、目は金色です。

こういう姿を見ると、シンクロの動きをさせてみたくなります。左からボブ、ラク、ショー、アイ、ダイです。でも、撮影はむずかしいですね。

8月に入ってから、ピアノの高さより上にある窓のカーテンを開けてみると、みんな興味津々です。

窓にボブが飛びつきましたが、すぐに落ちました。

その後、ダイが飛びついて、前足だけで頑張っています。

これもパンドラの箱を開けたことになったので、窓下に窓外観覧台を取り付けました。

ダイとアイが外を眺めています。

 

この頃、地元のボランティアの方に、ネットでの里親募集の案内を出していただきました。その際、きちんとした里親募集ではいくつかの条件があることを知りました。里親に応募するには、原則として高齢者でないこと、家族全員の同意があること、ワクチン接種などの保健費用は里親が支払うこと、譲渡は里親候補の自宅を確認してから行うこと、譲渡の誓約書を交わすこと、などが求められます。

このような条件は譲渡する立場としては安心できますが、里親を募集している猫は多く、里親に応募してもらえるかはなかなか不安な待機期間です。

(続く)

子猫の保護 3 成長2

7月に入り、子猫たちを見分けるために、色違いの首輪を作りました。

朝ご飯前に付けて、夜に外します。

これですぐに誰かがわかるようになりました。

遊びに迫力が出てきました。音は消してあります。

もう、波板で囲うのは無理なので、部屋を開放しました。

2階の部屋を開放したものの、人間は1階で生活していますので、子猫たちの食事や遊びに2階に行くのが面倒になり、1階の部屋に移動させることにしました。でも、1階はいろいろと家具があるし、パスカルもトコもいますので、部屋から飛び出されては困ります。そこで、部屋の中をフェンスで仕切って、「猫カフェ」を作ることにしました。得意?の木工作業は1週間くらいかかりました。

1階の部屋の出入り口は天井までのドア付きフェンスで仕切って、2重ドアになりました。こちら側が猫カフェ部分です。

ソファに寝転ぶと「子猫まみれ」になります。

スピーカーはネットフェンスで覆いました。

ピアノは梱包しました。

移動させて数日後には、出入り口フェンスをよじ登って本棚の上から降りられなくなってピーピー鳴くことが頻発しました。

仕方がないので、キャットウォークや昇降のための板を取り付けました。

全体の雰囲気です。

パスカルが覗けるようになりました。子猫たちはパスカルを怖がりませんが、パスカルが興奮してしまうので、ちょっと見せるだけです。

(続く)

 

子猫の保護 2 成長1

6月9日、保護して5日目です。離乳食を細かくしてミルクに混ぜてみると、みんな食べ始めました。乳歯は少し出てきています。体重増加もだいたい順調です。

この頃からトイレを使えるようにもなりました。たいしたものです。

成長記録のために幼名(識別名)を付けました。すべて黒だし、まだ目の色はすべて青(キトン・ブルー)なので、しっぽの形を基本にしました。

ダイ♂(大)とショー♂(小・翔)はストレートなしっぽで、体つきの大小で区別しました。ボブ♂はしっぽがほとんどないので、ボブテイルのボブです。ラク♀(楽・落)はしっぽが直角に曲がった「鍵しっぽ」です。ラクが塀の隙間に落ち込んだ子です。アイ♀(i・AI・愛)はしっぽが途中で直角に2回曲がった「鍵々しっぽ」で、iの文字みたいです。

6月18日の動画です。どんどん動きが激しくなるので、広く遊び場を作って、波板で囲いました。音は出ません。

次の写真は6月24日です。左から、ショー、ボブ、ダイ、ラク、アイと並んでいます。お皿が同じなので頭のサイズで2週間の成長がよくわかります。

保護した6月5日から6月24日までの体重変化グラフです。体重はほぼ倍増しました。ダイの体重は抜きん出ています。

一方で、黒ママは数日ほど子猫を探し回っていましたが、落ち着いてきたようです。でも、オス猫に追いかけられるようになったので、黒ママのTNRが課題となりました。

6月22日、黒ママを捕獲することができました。捕獲器は踏み板方式で、奥の方にエサを置いて、猫が踏み板を踏むと後ろ扉が閉まるようになっています。これは前日の予行演習の写真です。黒ママが捕獲器の中でエサを食べてくれました。

捕獲当日の朝、獣医にTNRを予約していましたが、捕獲器を置く前に黒ママが現れてしまったので、奥にエサを置くことができず、真ん中くらいに置いて、少しお尻が出ている状態で、手で扉を閉めました。上の予行演習の写真より少しだけ奥に入った状態です。慣れないとむずかしいものですね。

黒ママは怒っていましたが、風呂敷をかけたらおとなしくなり、クルマで獣医まで運びました。その日の午後に手術、翌日の夕方には戻しました。少し疲れた様子でしたが、夜にはエサを食べに来ました。

サクラネコになった黒ママです。TNRしたメスは左耳、オスは右耳の先を少し切り取ることになっています。黒ママは血液検査も受けて、猫エイズも白血病も陰性でした。

その後、黒ママは予定通り拙宅の外猫となり、落ち着いた生活をしています。

(続く)

子猫の保護 1

2018年9月10日

今年(2018年)の夏は異常な暑さが続きました。初夏からパスカルの食欲不振が続く中で、大きな出来事があり、模型あそびからも遠ざかっていました。少し落ち着いてきたので、その出来事を書いておくことにします。

わが家の飼い猫となったトコのレスキューは4年前でした。「歴史は繰り返す」が現実となりました。

5月25日の朝、淀川散歩の後でパスカルと2階のバルコニーにいたら、下から子猫が鳴いているような、かすかな音が聞こえてきました。それがすべての始まりです。

庭に降りて探してみると、余った建材などを置いている軒下の奥に数匹の子猫がいました。奥に黒っぽく見えています。

近所を回っている野良の黒猫(以下では黒ママと呼びます)が子猫を運んできたようです。

黒ママはトコと同い年くらいでしょうか。よくオス猫に追いかけられていて、これまでもお腹の大きい姿を何度も見かけていました。トコが塀の隙間に落ちずに生き延びていたら、同じような生活になっていたと想像できます。

黒ママが運んできた子猫は生後10日くらいです。子猫を敷地内で見つけてしまうと、おっぽり出すわけにはいきません。仕方がないので、適当な時期に子猫たちを保護して、いずれ里親探しをするしかないと覚悟しました。

もちろん、それまでによそに引っ越していけば、それはそれで縁がなかったことになります。子猫を保護したら、黒ママにはTNR(Trap-Neuter-Release:野良猫を捕まえて、不妊・去勢手術をして、放す)をして、今後は拙宅の外猫(地域猫)として余生を過ごしてもらうのがいいかなという気持ちになりました。里親探しもTNRも実際には経験がないので、ちょっと浅はかだったかもしれませんが、他の方法は思いつきませんでした。

TNRのことは聞いていましたが、具体的知識がまったくないので、ネット検索で調べる一方、地域猫活動をボランティアでなさっている方に連絡して、いろいろと教えていただきました。この方がいらっしゃらなかったら、どうなったかわかりません。

子猫を保護するのは離乳期を迎える4週齢あたりが適当、その後に母猫をTNRするのがベストということなので、子猫の保護は6月中旬あたりを目標としました。可能であれば、母猫と一緒に保護するのが一番とのことでしたが、黒ママは完全な野良猫なので、それは無理でした。

5月27日、子猫たちがいたのがコンクリートの上だったので、段ボールにタオルを敷いて入れておこうと引っ張り出したら、なんと、黒猫ばかり5匹もいます。みんな元気そうです。

段ボールに入れておいたら、黒ママはその日のうちに子猫たちを庭の隅に運んでいきました。快適になるだろうと人間が勝手に解釈してもダメで、母猫が選んだ場所のままがいいのですね。

この段階で2匹が運び忘れられていましたので、黒ママがいる状況で2匹を加えました。黒ママは謝意を示す態度ではなく、近寄ったことをとても怒っていました。こういう置き忘れも子猫の淘汰手段なのかもしれませんが、黒ママはそのまま2匹を受け容れました。

明日から雨の予報なので、今度は黒ママがいない隙に波板を塀に立て掛け、上をテープで留めておきました。この波板で雨を防ぐことができて、5月31日まで過ごしていました。

6月1日になって、またもや引っ越しです。次の引っ越し先は2階のベランダの隅でした。ここは去年あたりに遮光シェードが千切れて落ちていて、片付けるのを忘れていました。うまく場所を探すものだと感心します。

今回も庭に1匹が残っていましたので、黒ママのいない間に混ぜておきました。こういう介入がどういう結果になるのかわかりませんが、庭の隅に子猫を残したままで放っておくわけにはいきませんでした。

6月3日の午後、ベランダから子猫がすべていなくなりました。敷地内を探しましたが、どこにもいません。これで保護計画は消えたと、残念な気持ちと少し安心した気持ちが交錯していました。

でも、ひょっとしてと感じて、2階の窓から覗いたら、隣家の隅にいました。手を伸ばして写真を撮ったら、黒ママもこちらを見上げていました。

「ひょっとして」が当たりました。ここは少しの雨なら大丈夫のようですが、その奥には4年前にトコが落ち込んだ隙間があります。この場所はトコの母親も選んだように、母猫としては隠れ家としてうってつけの場所と思うのでしょうね。

6月5日夕方、その夜から翌日にかけて大雨の天気予報があり、子猫が隙間に落ちてしまうと大変、ということで、予定を1週間ほど繰り上げて、子猫を保護することに決めました。事前に隣家に連絡しておいて、黒ママがいない間に隣家に入れてもらいました。

雨がポツポツと降り出した中で4匹を取り上げて、あれ、もう1匹は?、と探したら、トコと同じ場所に落ち込んでいるのを見つけました。急いで自宅ガレージに戻りました。

4年前にトコ救出のために壊してもらっていたブロックにはステンレスの蓋をしていただけで、セメントでの穴埋め補修はしていませんでした。この日があることを予想していたかどうかは定かではありません。

簡単に蓋を外すことができます。

ここから手を入れたら、すぐ横にいました。触ると暖かく元気よく動いています。トコを引っ張り出したときより小さい骨格の雰囲気なので、簡単に取り出すことができました。その直後から大雨になりました。落ち込んだ隙間には屋根がないので、間一髪だったようです。トコはここに1週間近く閉じ込められていましたが、その期間は幸いにも雨は降りませんでした。

これで全員揃いました。しかし、5匹は多いですねえ。オス3匹、メス2匹で、みんな黒ですが、グレーがかった毛が混じっているのもいます。全体に黒の縞模様になっているようです。3週齢くらいで、黒ママが5匹もよくぞここまで育てたものと、あらためて感心です。

体重は280gから340gまで幅がありますが、みんな元気です。パスカルとトコから隔離するため、トコを保護したときと同じ2階の部屋の片隅に入れました。子猫用ミルクを哺乳器でやるのは初めてで、なかなかむずかしいものでしたが、なんとか授乳できました。

保護した6月5日の動画です。音は出ません。

翌6日には獣医に連れて行って診てもらいました。少し痩せ気味の個体もいましたが、5匹とも健康で、パルボウィルス検査も陰性でした。

(続く)

最近のパスカルJr 2016 夏

パスカルJrは6月で7歳になりました。

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去年から夏の朝の散歩後にバテるようになりました。症状は、いつも喜んで食べるドライフードを食べなくなることだけですけど。去年は7月に入ってから始まりましたが、今年は6月からに早まりました。散歩の後に30分くらい置いて、牛乳を少しかけてやると、普段の8割くらいを食べます。

夏バテというほどではありません。体温がすぐには下がらないのでしょうが、以前は散歩後に水をよく飲んでいましたが、食事の後まで飲まなくなっています。ひょっとしたら、去年、この時期にミルクをかけた食事になったことを覚えているからかもしれません。夕方の食事は夜の散歩前ですが、それもドライフードだけでは食べないので、その可能性はあります。

原因はともかく、暑さ対策として、先ず毛を短く刈ってみることにしました。脚を除いて、全体にバリカンを入れました。

Before
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After
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顔にバリカンをあてるのは初めてなので、うまくいかず、短いところと長いところがまだらになってしまいました。なかなかむずかしいものですね。

パスカルは牛乳が好きで、それで胃腸の調子が悪くなることはなかったのですが、ドライフードに牛乳をかけたりして、量が多くなるのが気になっていました。そこで、ドライフードにウェットフードを混ぜることにしました。しかも、シニア用の低カロリーです。

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これを2日分くらいに分けて、ドライフードをコーティングするように手で混ぜています。
朝の散歩後、もちろん30分以上経ってからですが、完食しますので、秋までは続けてみることにしました。ひょっとしたら、今後ずっとということになるかもしれません。

また、毎朝、淀川まで行く経路を変えて、路面が涼しく日蔭の多い緑道を通るようにしています。

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この緑道は快適ですが、散歩の犬と出会う確率が高いのが難点です。向こうに犬がいるのを見つけたら、回れ右して戻り、大きく迂回します。外出時にパスカルが他の犬や猫を見かけて大興奮する のは7歳になっても変わりなく続いています。猫はたいてい逃げて行ってくれますが、散歩の犬はそうはいきません。

パスカルを訓練することがむずかしいとわかってから、まあ、こちらも更なる訓練をほぼあきらめています。人間では、情動制御に認知的行動療法が効果的なようですが、犬ではなかなかうまくいかないものです。

淀川の河川敷に降りると、元気に走り回ります。早朝でも強い大阪の日差しは気にしません。

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走り出すときはリードをくわえます。子どもの頃と変わりません。

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鉄道写真の撮影方法を試みてみました。単なる流し撮りです。

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パスカルは永遠のパピーと言えるのかもしれません。私のスリッパ、靴下、自分のベッドをくわえていく、ヘソ天で寝る、シャンプーは大股開きで抵抗する、などなど、7年間、ほとんど変わりはありません。

でも、外耳道の毛抜きをかなり我慢できるようになってきました。これが一番の進歩です。プードルは全身の毛がどんどん伸びます。外耳道も毛抜きをしないと毛が伸びて汚れて、鼓膜の手前まで詰まってしまいます。これまで外耳道に毛抜きを入れようとすると激しく頭を振って、やらせてくれませんでした。何度も炎症をおこし、一度は外耳道の毛抜きのために獣医で全身麻酔を受けたことがありました。

「お留守番」と言えば、おとなしく待ちの体勢に入ってくれるので、外出が楽です。そして、最大の得意技は、いつも笑わせてくれることです。

最近のトコ 2016 夏

6月にトコも2歳になりました。
自慢のカイザー髭です。

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完全に家猫となったトコは動く映像に関心があるようです。
コンピュータ・ディスプレイのマウスの矢印を追いかけます。
この写真は自分でマウスを動かしているように見えますが、そこまではできません。

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テレビを一人で観ていることもあります。

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「岩合光昭の世界ネコ歩き」は間近で視聴です。

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ネコが写っている動画サイトは大好きです。

普段、家の中で動くものが少ないのでしょうね。ハエトリグモなどを見つけると熱心に追いかけます。その結果なんでしょうけど、鼻の穴に虫とかゴミが詰まっているときがあります。
近接撮影しました。右の鼻の穴に黒っぽいものが見えています。なぜかいつも右です。濡れたティッシュで取ります。

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外(庭)を見るのも大好きです。野鳥や野良猫がやってくると必死に見ています。

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庭が見えるように、ベッドは窓際です。後ろにカーテンを回しているのは、パスカルから見えないようにするためです。

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トコのベッドの横にはトコの椅子もあります。椅子で寝るほうが少ないようです。

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暑くなってくると、それなりに涼しい場所を選んでいます。

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一番好きな場所は、網戸だけになった窓です。

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おとなしそうな写真ばかりですが、人間も犬も寝てからは、暗闇の中を走り回っています。最近はパスカルが寝ているすぐ横を走り抜けても、パスカルは寝たままで気にしなくなりました。

小さい頃からの遊びはまだやっています。

最近は、ほうれん草、水菜、白菜などの菜っ葉が大好きになっています。だから、観葉植物を部屋に置くことができません。

最後はダジャレ「トコの間」です。

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トコは遊びを誘ってきたり、冬には布団に入ってきたりしますが、おとなしく人に抱かれて喉をグルグル鳴らすようなタイプではありません。パスカルJrが年下に見える、なかなかの気まま自由ネコです。相変わらず掃除機は嫌いです。

パスカルJrの成長 2

2010年の春、雪解けの時期から、本格的な訓練が必要になりました。しかし、パスカルの訓練はむずかしいものでした。

飼い主の立場から言えば、パスカルの「問題行動」は、外で犬や猫を見つけると、異常なほどの興奮状態になることです。北海道弁では、「おだつ」と言いますが、ワンギャンと叫びながら、リードを全力で引っ張り、収拾がつきません。

パスカルは喧嘩に行こうとするのではなく、遊びたいのです。相手が驚かずに挨拶を受けてくれると、パスカルもそれなりに落ち着きます。でも、がむしゃらに向かってくるパスカルを見ると、ほぼ例外なく、相手の飼い主がびっくりしてしまいます。相手の犬の大小を問いません。獣医に連れて行くときも、待合室で順番を待つことはできず、外で呼ばれるのを待ちます。

パスカルの体重は20キロを超えましたので、この行動には困って、初めてプロの訓練士に依頼しました。普通の歩行訓練あたりは問題ありません。ご褒美もよく効きます。しかし、他の犬を見かけた途端、ご褒美のおやつなど見向きもしなくなります。これは訓練期間を通じて変化なしで、結局、ベテランの訓練士もお手上げでした。

パスカルの興奮が受け容れられたことがあります。札幌郊外に大型犬が多く来ている広大なドッグ・ランがあり、そこでの出来事です。パスカルが向かっていっても、その犬が自由に逃げたり、かわしたりできる環境であれば、一緒に追いかけっこをしながら、両方の犬が楽しめたのです。

そのときの写真(2010年11月6日)です。シベリアン・ハスキーと一緒に遊び回っています。

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パスカルは2時間以上、走り続けていました。

しかし、このドッグ・ランに行こうが行くまいが、普段の散歩での興奮は変わらないので、訓練にはなりません。パスカルには理想の環境での息抜きでしたが、そういうドッグ・ランの中で生活することはできません。

この興奮は、個体差か、幼少時の発育不良・非接触の結果か、訓練の仕方か、それはよくわかりません。訓練士も獣医も「1歳くらいで落ち着くでしょう」と話していましたが、1歳を超えても変化なく、「3歳くらいで落ち着くでしょう」というセリフに変わりました。でも、6歳を超えた今も変わりはありません。

原因はいずれにせよ、パスカルは「自然に」そうなってしまうわけですから、そういう犬を街中で飼っているという飼い主責任を自覚するしかありません。いつも散歩では、他の犬が来るのを見かけると、進む方向を変えて避けますが、パスカルが先に見つけるとたいへんです。そのため、散歩のときは首輪と「ジェントル・リーダー」という口元のコントロールが必需品となっています。

2010年11月12日、去勢手術を受けました。
エリザベス・カラーを付けて、おとなしくしているように見えますが、これではカラーが小さくて、鼻先と長い舌が手術跡に届きました。

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そこで、パスカルSrが使っていたカラーが残っていましたので、外側に付けました。

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かなり大きくて、いろんなところにぶつかっていましたが、いつもの「ヘソ天」スタイルで寝ています。

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パスカルJrの成長 1

パスカル(2009年6月20日生まれのスタンダード・プードル、オス)は、札幌時代、2009年10月にやって来ました。
事情があって、親犬と離された後、犬にとって一番大事な時期、4月齢まで縄でつながれ、散歩も一切させてもらっていませんでした。トコとは違った形ですが、レスキューしました。

色合いが最初の愛犬パスカル(ゴールデン・リトリーバー)と同じ雰囲気なので、パスカルJr(ジュニア)と名付けました。その結果、2002年に亡くなったパスカルはパスカルSr(シニア)と呼ぶことになりました。

でも、パスカルジュニアという名前は呼ぶには長すぎるし、ジュニアと呼ぶのも、じゃりン子チエを思い出してしまうので、結局はパスカル、あるいは愛称として、パースケと呼ぶことになりました。

やって来て間もなくのパスカルです。軽くカットしました。体重は9.6キロで、スタンダード・プードルの4月齢の体重は15キロくらいですから、発育不良と言える軽さです。

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ブラッシングをしていて見つけたのが、ヒゼンダニによるひどい疥癬(かいせん)です。全身にまわっていて、両耳はともに先端の皮膚が1センチ近くに肥厚していて、ボロボロです。過角化型疥癬のようです。知人の獣医に相談すると、人にもうつるので、殺処分を考えたほうがいいとまで言われましたが、とりあえずは、北大動物病院で治療を受けることになりました。イベルメクチン投与による治療です。(ちょうど、この記事を書いているときに、2015年ノーベル医学・生理学賞受賞者として、イベルメクチンの元を発見した大村智氏の名前が発表されました。パスカルも感謝しないと!)

その頃は、先住犬のショパンがいましたので、疥癬がうつらないように、パスカルを隔離しながら、治療と訓練を始めました。

急遽、日曜大工で、開閉できる柵を作りました。当分は、模型鉄道の周回はできません。さらに、本棚に入れてあった本がかじられてしまいました。

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ジャンプしたので、耳がダンボです。

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よく寝ます。でも、今は目を開けています。

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その後、2010年2月に、先住犬のショパンが急死しました。同じスタンダード・プードルでも、いろいろと大きな違いがあります。比べないように心がけていますが・・・。

2010年4月ころには、イベルメクチンの効果で、疥癬もほぼ治癒して、体重は19キロを超え、家の中ではそれなりにおとなしくできるようになりました。
カットはショパンで練習したので、自分でやりますが、パピーカットしかできません。

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テコには本気で叱られています。

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シャンプーです。パスカルは水が大嫌いで、「シャンプーだよ」と言った途端に伏せてしまいます。浴室の近くまでおびきよせて、そこからは後ろから上半身を抱えていきますが、下半身は大股開きで抵抗します。浴室に入ると覚悟して、おとなしくなります。

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2010年4月17日。階段を下りたいけど下りられないパスカルです。

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トコの成長 2

2015年1月5日、避妊手術を受けに行きます。
いつもの通院姿です。

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おとなしくしています。

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無事に手術が終わって、帰ってきました。麻酔の影響か、ちょっとしんどそうです。

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1月8日です。元気です。
このころから、上に向くヒゲが目立つようになりました。

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2月9日です。パスカルへのちょっかいは再開しています。

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こういう高いところへは軽くジャンプして上がりますが、下へのジャンプ着地はドスンと大きな音を立てます。わざとかどうかは、わかりません。

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床でよくとるポーズです。

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3月21日、玄関と居間のドアの内側に、トコが勝手に出て行かないように、網ドアを自作して、取り付けました。
パスカルが向こうに写っていますが、わかるでしょうか。

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トコは押し下げるタイプのドアノブを簡単に開けてしまいます。また、障子や襖も開けます。パスカルは玄関に出てもかまわないのですが、トコが出るとややこしくなります。それに、夏の風通しが必要なので、どうしようかと、2ヶ月くらい悩んで、こういうスタイルにしました。
天井までの高さにしたので、最初はトコも上の方までよじ登っていましたが、その後はあきらめています。冬場には小さくたためるように、折りたたみにしましたが、トコの行動を考えると、年中使うことになるので、手間をかけた折りたたみ式は不要でした。

帰宅すると、こういう姿で迎えてくれることがあります。

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トコはとっても「やんちゃ」ですが、実は、大の恐がりです。訪問客など、見知らぬ人が部屋に入ってくると、寝室の奥の本棚の下に隠れて、お客さんがいる間、何時間でもじっとしています。掃除機も怖がって、同じような行動です。
札幌時代のテコは人好きで、お客さんの膝に乗りにきていたのと対照的です。まあ、テコが高齢になってからの大阪では、動かないで見ているだけでしたけど。