2020年1月27日
設置工事が終わってから、経産省による認定と電力会社によるメーター取り付けまでに、小さな工作をしておきました。運転状態をモニターするディスプレイはキッチン横に内外温度計と並べて置きますので、その取り付けベースを板材の切れ端でチャチャチャと作りました。
取り付けた姿です。モニターはタッチパネルなので、指で押してもベースが動かないように固定しました。
これで気温と発電をいつでもチェックできます。
1月20日には経産省による発電所(再生可能エネルギー発電事業計画)の認定がなされました。双方向の電力メーターが取り付けられるまで、しばらく自立運転を試します。自立運転とは、電力会社からの系統電力を遮断して、太陽光発電による電力のみを利用するモードで、停電時の利用と言えます。
残念ながら、自立運転では1500Wまでしか使えません。この設定には少々疑問がありますが、最近の自動車の100Vコンセント仕様も1500Wで、いつの頃かにどこかで定格を決めてしまったのでしょうね。
自立運転専用の100Vコンセントに延長コードをつないで使います。発電量が多くても、このコンセントでの消費が1500Wを超えると供給が停止されます。冬至は過ぎた1月ですが、快晴であれば、朝は9時頃から、夕方は4時頃まで、650Wのファンヒーターを2台動かすことができました。
その時の消費電力表示です。
掃除機も「強」(0.9kw)にして掃除ができました。曇ってくるとファンヒーター2台は無理で、1台がぎりぎりくらいです。
自立運転モードでは発電量を超えた消費の場合も停止します。一応、自動復帰機能はありますが、何度も停止が連続するとエラーコードが出て完全停止になります。
最初の数日は楽しかったのですが、現実の停電ではないためか、曇って、消費オーバーで切れてしまうと残念な気持ちが強くなってしまいます。発電・自家消費・買電・売電が自動的に案配される電力系統連系運転が待ち遠しくなりました。系統連系になると、このコンセントからの100Vは途絶えます。
1月27日、待望の双方向メーターへの取り替え工事がありました。事前に聞いていたのは、作業は30分くらいで、その間は停電する、というので自宅待機していたのですが、停電はしません、すぐ終わります、と言われて拍子抜けでした。
ネット上では太陽光発電システム用に買電と売電の2台のメーターが並んでいる写真を多く見かけましたが、すでにスマートメーターに変わっていたので、メーターの下側のブロックを双方向用のブロックに取り替えるだけで、配線はそのままです。作業中に停電しないようにバイパス回路をはめ込み、10分ほどで工事完了となりました。
取り替えた後にカバーをしたので、何も変わったようには見えません。左が以前のメーター、右が取り替えられたメーターです。
これで系統連系運転を始めることができます。思ったよりも早く実現できました。
さっそく、モニター用ディスプレイに記録用SDカードを挿入して電源をつなぎ、室内の連系ブレーカーを入れました。ディスプレイに初期表示されるまで数分かかりましたが、発電・買電・消費電力の表示が出ました。系統連系運転最初の映像です。
午後3時で雨なので、発電量は100wくらいのようです。
このモニターは応答が遅いのですが、発電検出ユニットはApacheサーバーで動いているようで、PCのブラウザーでもモニターと同じ画面が出て、ほとんどの設定が可能です。PCでは応答も速いし、専用ディスプレイが無くてもかまわない気がしますが、まあでも、キッチン横でチラッと眺めるのは便利です。それに、メイン画面の背景を好みの写真に取り替えることもできます。
電力系統連系運転は気楽ですね。停電のときは自立運転開始の手間が必要ですが、普段の生活では太陽光発電が自動的に自家消費に回され、不足分は買電となります。発電量が消費を上回れば売電(24円/kw)となります。
発電状況については今後の実測データで調べます。太陽光発電による余剰売電と買電の電気料金がどれくらいになるか、設置費用が回収できるか、などはこれからの運用でわかるでしょう。
















