庭の収穫

2016年6月7日

花が終わって、実のなる季節になりました。

サクランボはいつもいっぱい実を付けます。

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でも、赤くなって人間が食べようとする時期には、ほぼすべてヒヨドリに食べられてしまいます。網でもかぶせないと、人間用に確保できないでしょう。
毎年、残った数個だけを味わっていますが、今年は収穫ゼロでした。

去年植えた南高梅は今年も実を付けました。
梅は酸っぱいからか、ヒヨドリも食べないようで、すべて収穫できました。

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今年は48個でした。
去年は梅酒にしましたが、今年はジャムにします。
段ボールで追熟させ、冷凍しました。

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梅ジャムの出来上がりです。

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右端は、種だけを集めています。
梅の香りがいっぱいですが、なかなか酸っぱいものですねえ。

 

マルメロのジャム

冷蔵庫の中に入れたまま忘れていた、手作りのマルメロ・ジャムが2個出てきました。

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手作りのラベルには2011年11月3日の日付を入れています。大阪に移る前年、札幌での最後の収穫でした。
ちょっと古いかな、と思いつつ食べてみたら、なつかしい、爽やかな味でした。

20年近く前でしょうか、親しい同僚から毎年秋にマルメロの果実を数個いただいていました。それで初めてマルメロという果物を知りました。そのままでは食べられませんが、花梨(カリン)系の香りがいいので、部屋に置いたり、玄関に置いたりして、楽しんでいました。別の同僚は、いつもいただいたらジャムにしている、と教えてくれましたが、へえそうか、と思っていただけでした。

その後、パスカルSrが亡くなった2002年5月に庭にマルメロの苗木を植えました。パスカルSrの思い出の木にしたかったためです。このあたりは豊平川の扇状地なので、穴を掘ると丸い石がごろごろ出てきます。

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翌年には、1個か2個、実を付けました。
5年くらいですっかり大きくなって、5月には花がいっぱい咲きます。

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10月には実がいっぱい、というシンボル・ツリーになりました。
次の写真は2011年の果実で、今回のジャムにしたものです。

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この年は最後の収穫ということもあって、ほぼすべての果実でジャムを大量に作りました。瓶をたくさん買ってきて詰めましたが、2個だけが残っていたのです。

見つけてから10日ほどで、ジャムの瓶は1つ空になりました。2月中にはなくなるでしょう。
もう二度と作ることはできませんので、毎朝、パンに付けて、いろんな思い出も味わっています。