銅のアヒル 12 完成

今日(9月18日)、完成しました!

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くちばしをハンドグラインダーなどで磨いて錫の付着を取り除き、硫黄で薄く色づけしました。
その後、全体を軽く磨いて、槌目がよく見えるようにしています。
目を入れるとまったく違った作品になるので、入れないままにしました。
イメージしていた雰囲気がまあまあ出ています。これで完成としました。

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作品作りというのは、いつ作業を終えるか、という判断がむずかしいですね。
経験・技術があれば、その判断は容易なのかもしれません。
初心者でもアラはいっぱい見つけられます。でも、そのアラを修正できるかどうかは別の問題です。首筋に穴を空けたり、錫を引き直したり、作業のむずかしさがよくわかりました。
まあともかく、「完成!」と宣言するときが、完成のときですね。

今回の課題は、4月10日に始めて、9月18日に完成ですから、半年近くで、延べ60時間くらいかかりました。いろいろな作業工程を経験できましたし、鍛金というものがおおまかに理解できました。すべて指導員のKさんのおかげです。

パスカルと記念写真を撮りました。

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さて、次の課題を考えなくっちゃ!

10月25日開催の大阪市立クラフトパーク「クラフトパーク・フェスタ」に出品しました。

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ショーケースに入れてもらうと恥ずかしいものですね。

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(完)

 

銅のアヒル 11

今日(9月11日)の成果です。
今日で完成か、と思いつつ、錫がのっていない個所が多く、個別に修復を試みました。しかし、技術の無さで、かえって濃淡がひどくなり、結局、あらためて全体に錫を引き直しました。これらの作業で3時間が過ぎました。
定規を置いて撮影しましたが、色がいろいろ反射してしまいました。

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くちばしあたりは、錫が多くついてしまいました。

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来週、くちばしを磨いて、軽く硫黄で色づけをしたら、完成!になるかな?

(続く)

銅のアヒル 10

今日(9月4日)の成果です。
仕上げに入りました。
仕上げは、くちばし以外を錫(すず)でコーティングすることにしました。
先ずは、全体を重曹で磨きました。

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次に、錫がかからないように、くちばしに砥の粉(とのこ)を塗ってカバーします。

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さて、本番の錫コーティングです。錫引きと呼ぶそうです。銅製のコップなどでよく使われる技法です。
本体をバーナーであぶりながら、錫をちょっとずつ溶かして、布を巻いた棒や、布きれで延ばしていきますが、これがなかなかむずかしい作業です。半分くらいは指導員の方に手伝っていただきました。この写真は、指導員の方に手直しをしてもらっているところです。

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結果は次の通りです。

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砥の粉でカバーしても、くちばしに錫がついてしまっているとか、錫がついていないところがあるとか、いろいろと修正が必要です。
次回で完成かなあ・・・・・。

(続く)

銅のアヒル 09

今日(8月28日)の成果です。
全体に松ヤニをいれたものを、細かく修正していきました。
そして、松ヤニを溶かし落とします。アヒルの丸焼きです。
向こう側からバーナーの火をあてているので、溶けて燃えだした松ヤニが下に落ちていきます。この松ヤニは何度も使えます。

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動画です。


こびりついた松ヤニをバーナーで焼き切ってから酸洗いして磨き、これで生地は完成としました。
すこしスジのようなものが見えますが、酸洗いが足らなかったためで、来週からの仕上げがありますので、問題はありません。

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裏はこのようになっています。

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トコとパスカルも一応は鑑賞してくれました。

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(続く)

銅のアヒル 08

今日(8月23日)の成果です。
クラフトパークは夏休みで、久しぶりでした。
完成イメージに近づいてきました。
色が濃く見えるのは、叩いた後に松ヤニを入れて、酸洗いをしていないからです。

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来週用に、松ヤニを全体に入れておきました。かなり重いです。
来週で生地を完成させたいと考えていますが・・・・・。

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(続く)

銅のアヒル 07

今日(7月10日)の成果です。
まだ、くちばしあたりがイメージと違うので、もうしばらくかかりそうです。

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首筋に白っぽい個所が見えます。これは首を小さなタガネで修正しているときに、小さな穴が空いてしまったところです。首筋はかなり薄くなっていました。首のくびれを全体にきれいに仕上げたかったのですが、これであきらめました。
穴は銀蝋(ぎんろう)で埋めました。このことから、最終仕上げの方向が決まったようなものです。どういう仕上げかはいずれお伝えします。

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今日(7月17日)の成果です。
細かな調整を続けています。
題材のラバーダックからは大きく違ったイメージができあがってきました。
作っているうちに、どんどん一人歩きをはじめるものですね。

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(続く)

銅のアヒル 06

今日(6月20日)の成果です。
だいぶん、イメージしている形になってきました。

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首から下のしぼりは中断して、頭部とくちばしを細かく仕上げていくために、頭部に松ヤニを入れました。これは教室横にある屋根のない部屋で、大鍋に松ヤニを煮て、ジャム状になったものを入れます。冷えるとカチカチになります。

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(続く)

銅のアヒル 04

今日(5月22日)の成果です。
頭とくちばしをしぼり込んでいくと、ちょっと気味が悪くなってきました。
目を書き込んでいますが、位置を把握するためだけです。
目をどう処理するかは最後に決めようと考えています。

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今日(5月29日)の成果です。
首のしぼりを進めています。
久しぶりに題材と並べてみました。

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(続く)

 

銅のアヒル 03

今日(5月8日)の成果です。教室で撮影しました。
前面のくちばし部分を残して、全体をしぼっていきます。
毎回、叩く前にバーナーであぶって焼鈍し(やきなまし)をします。
叩いていくガイドラインをマジックで書き込みます。

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家でパスカルにかぶせてみたら、ぴったりのヘルメットになりました。

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(続く)